■2024年4月29日(2)
01:00PM
食べ過ぎた。
飯会場を出発して30分。
次の立ち寄りスポットは川の合流地点。
こう、黒い川と白い川が...的なことらしい。
自分はこういう微妙にしょぼいスポット好きだぞ。
自然系は特に好き。
黒いほうが黒アラグヴィ川で
白いほうが白アラグヴィ川という名前らしい。
せやな...。
02:00PM
また30分ほどで停車し...。
色んなハチミツが舐められる特典!!!!
いらねー!!!
いや、ハチミツが貴重な国から来てる人もいるかも...。
購入は遠慮しといた。
色んな種類のはちみつあったが、この辺そんな色んな種類の花畑がある気配は無いし、多分この近所で作られたものではないので...。
(そういうフェイクに敏感)
あと液体類、預け荷物を使わない民的には飛行機で持って帰るのめんどいんだよ。
はちみつ屋(!?)周辺に広がるグダウリの高地
冬は旧ソ連圏有数のスキーリゾートなのだとか。
ここもそれほど長居はせずに再出発。
"勇于跨越 追求卓越”
近くでは大規模な道路改良が行われていて、
その施工をしている中国中鉄の基地?工場?の模様。
03:00PM
ようやく教会の麓の街、ステパンツミンダに到着。
教会までは数時間かけて山登りをするか、20ラリ(約1000円)を払って小さい車に乗り換える。
ツアーバスは数時間も待ってくれません。
つまり強制集金です。
ま、予約時にちゃんと説明あったからいいけどね。
なぜかタクシーは全てちょっと懐かしい旧型のデリカ。
日本から連れてこられた子ですね...。
数分で山頂に到着。
野良犬、割とでぶってるけど何食べてんだろ?
国境までは10km程度しかなく、あの山の向こうは北オセチア共和国(ロシア)。
なんか午前中見たとこと代わり映えせんな...
動力機械も無い600年前に標高2000m超の高地にこんな教会を立てるとは、信仰は偉大ですなあ。
喉が渇いたのに自販機も無いので謎の生水を飲みまくった。
インド人が時間までにバスに戻ってこずにガイドにちょっとキレられていた(本日2回目)。
帰りは再び同じ車に乗り、トイレ休憩を兼ねてソ連時代に作られたグルジアロシア友好記念碑に寄るほかはほぼまっすぐ首府トビリシへ戻る。
記念碑
むろん現在のグルジアは南オセチア紛争等の経緯もあり、ロシア大嫌い部の一員である。
昨日のデモ隊からもこの国は共産圏でもアジアでもなく、ヨーロッパの一員なのだという意思表示を感じた。
私なんて、今回の旅行より前にグルジアについて知っていることって昔ニュースでよく聞いた南オセチア紛争と「サアカシュヴィリ大統領」の名前だけだったよ。
ここの記念碑でロシア語を話す家族に写真を撮って欲しいと頼まれて応じたが、どこから来たのか何度訪ねても「まぁ、それはいいじゃないか」と誤魔化されて答えなかった。
ウ戦争の件もあって鼻つまみ者扱いになっている自覚はあるらしい。
別に自分としては個人対個人でどうこうは無いのだが...。
そしてここでもインド人が時間までにバスに戻ってこずにガイドにキレられていた(3回目)。
リアルに彼氏のほうが置いて行かれかけ、彼氏が戻ってきていないことに気づいた誰かがガイドに伝えてバスを止めていた。
意外とみんな優しいな。インドのそれは国民性なのかは知らんが、インドと沖縄以外では許されないぞ。
日もすっかり暮れ、トビリシ市街に近づくにつれ道が猛烈に渋滞してきた。
今日も大規模デモとのことで、地方から参戦する民と道路封鎖により道路状況はえらいことに。
帰路はバスのエアコンが故障して途中から蒸し風呂状態になっており、渋滞による乗客らのイライラと相まって不穏な様相に。
例のインド人も暑い暑いと辛そうにしている。
インド人が暑くて辛い環境は、人類の限界なのでは...。
客「なぜデモをしているの?(半ギレ)」
ガイド「...うーん。自分と同じ考えの人が多いことを示すため。」
色んな意味でそういう文脈ではないと思う。
暑すぎる。ズラビシュヴィリ大統領、助けちくり〜。
しまいには予定の解散場所までたどり着けず。
「ここで降りてくれ(適当)」
現地ツアーは適当に始まり適当に終わる。
地図を確認すると幸いホテルからは徒歩圏だったものの、デモの人混みの中に放出されることに...。
だいたいの場所ですぐに情報が手に入るスマホ。
まさしく神の機械だなぁ。
やべーデモがおっぱじまる前にホテルに退散。
どうも革新派と保守派で交互にデモをしているとのことで、
昨日のEU旗を見るに今日は保守派の番。
外国人にはあんまり優しくなかろう。
カタカナ風フォントのラーメン屋
ルスタヴェリ通りはえらいことに...
09:00PM
主にバスの暑さで激しく消耗したものの、無事ホテル着。
まあ、個人旅行にふさわしいトラブル具合ではないですかね。
トラブル対処もアクティビティ。
疲れたので明日は市内でぐーたらしつつ温泉の日。
その9