その5

 

■2024年4月28日(その2)

 

丸24時間のツケを払うべく昼まで寝るぞと思って寝たものの、時差ボケもあってそう上手くはいかず...。

9時ごろにはお目目パッチリ。8時間ほどは眠った計算か。

 

10:00AM

 

朝食といきます。

 

飲み物はコーラ。

 

ほんと、コーラは遍在している。

人類あるところにコーラあり。

酒の無い国ですらコーラはあるもんな。

 

 

謎のパン、ロシアブランドのヨーグルト。

 

謎のパンはほんのり甘く、記事に粘りが無くてボロボロした食感だった。スイートブールの甘味を減らして柔らかく軽くした感じ。

別に不味くはないがとりたてて美味くもない。

1.2ラリ(約60円)と思えば十分か。

 

чудоヨーグルトは人生で食べたヨーグルトの中で一番美味かった。

味というよりヨーグルトそのものの部分が美味すぎる。

もったりタイプとババロアみたいなタイプが売られていたが、どっちもとても美味かった。

滞在中毎日商店で探して1,2個食べ続けることに...。

 

 

 

腹を満たした後は少しゴロゴロ。

夜現地着のときの楽しみ、初めて目にする窓の外。

 

 

ソビエト時代の古い建物、ブドウやビワの木、大きい犬。誰かの話し声。

何となく生活感のあるこの中庭の風景はとても気に入った。

 

 

 

01:00PM

 

少しは体も楽になり、買い物を兼ねて周辺を散策することにした。

 

トビリシには数日滞在するので、交通の便を考えて旧市街や地下鉄駅が近く、中心地でもあるリバティスクエアの付近に宿を取った。

 

 

リバティスクエアをかすめてあてもなくコテ・アフハジ通りへ。

 

売り物?展示?

フルーツと、特産品のチュルチヘラ

 

見た目から味の想像がつかないチュルチヘラ。

後日食べたところ、ナッツ(クルミ)の入ったハードグミといった食感。

少し小麦粉のにおいが気になる。自分的には、あれば食べる、程度の味。美味くも不味くも無い。

 

 

観光客が多いエリアなのでSIMの調達や両替も可能だ。

 

犬くん。飲みすぎかな?

 

石畳が美しい。

 

いくつかトビリシには前衛的な建築が点在しており、

そのうちの一つ。平和の橋

 

橋のたもとには観光客を捕まえようと遊覧船の客引き。

橋の真ん中にはオウムと写真撮らせて金を取ろうとするヤツ。

長居するとロクな目に遭わなさそうだ。

 

少々クラ川を眺めて退散。雪解けなのか汚い。

 

 

橋の向こうの公園からロープウェーにのって展望台に行こうとしたのだが「メトロマニ」なるSuica的なのが無いと搭乗料が払えない(現金不可)ということで断念。

 

メトロマニはどこで売ってるんですかね...ということで調べたら地下鉄の有人窓口に行かないといけないとのこと。

めんどくせ~~~~~。

暑い中歩いてきて損した。

※後日、ロープウェー乗り場の脇の有人窓口でも買えたことが判明

 

 

02:00PM

 

腹も減ってきたので、橋を戻って遅めの昼食。

観光客さんいらっしゃいな感じのテラス通り。

 

Stelzenhausなる店に適当に入店。

 

ドイツっぽい店名をしてるが観光客向けなだけあって各種グルジア料理もお取り揃えあり、いくつか注文。

業態的にはスポーツバー+レストランって感じかな。

 

カヘティ風サラダ

味は、ギリシャサラダからフェタを抜いたものに

挽いたクルミをかけた感じ。

ゴマみたいな使われ方をしてるクルミの香りがおもしろい一品。

また食べたくなる味。

 

オジャクリ

ちょっと硬めの豚肉がウマイ。

少しニンニクの効いたジャーマンポテトの変形版みたいな感じっすね。

コリアンダー苦手な人はダメかも。

 

チャシャシュリ

牛肉のトマト煮込みですね。

トマト系の煮込みが嫌いでなければ不味いわけのない味。

これも少しニンニクを感じる。

 

付け合わせのパン(トニスプリ)も美味い。

ピザ生地やナンみたいに少し塩味があってパリっとしてコシのある食感。

 

 

観光客向けということもあって物価の安いこの国にしては値段は安くなく、会計は3000円くらいいった気がする。

 

 

ホテルに戻る途中に見つけた青果の露店。

 

こういうとこで買い物するの好きなんだよ。

キッチン付きの宿だとなおさらね。

 

青りんごと赤りんごを購入。

 

季節がら地産のものではない気がするが、赤いほうは日本では見かけない頬のこけたタイプのリンゴだった。

 

青いほうはグラニースミス?

スッペー!!て感じの刺激的な酸っぱさと甘さが同居しているさっぱりした味わい。

 

赤いほうはもう少し甘かったが、今時の日本のリンゴに比べると野趣を感じる味と食感がした。

 

ホテルに戻ってゴロゴロ。

この微妙にきれいじゃなさそうなソファー、寝そべると居心地がよくて以降定位置になってしまった。

 

 

8:00PM

 

翌日の朝飯を買おうと再出撃。

イースターが近く、おもちゃを売ってる露店なんかが出ていた。

 

 

が、イースターにしては人の集まり方が半端じゃないのと、政治色がなんだか強いことに違和感を感じてパンを買って即退散。

 

実は外資企業の活動を制限する法案を巡って世論が真っ二つに割れており、ここ数日首都では大規模なデモや衝突が続いていた...(と次の日知った)。

退散は正解。

嗅覚がええ感じや。

 

09:30PM

 

シャワーを浴びてたら、真下にあるフロントに水が垂れてきたとかで管理人のお姉さん2人組登場。

 

 

さんざん見まわした後に

「おかしい、どこにも漏れてる形跡がない...」

 

といってたが、多分犯人俺。

DIYで組んだような内装で建付け悪くて、ところどころ隙間あるんよ。

 

 

*なんとなく位置関係

 

 

初日の休養日?回復日?にしてはそこそこ充実していた。わたしは今日も生きている。

 

 

その7