『今わかった。
この世のほとんどは、どうでもいいことと、どうにもならないことでできている。
それは俺達が「どうせ」とか言ってるうちにどんどん膨らんでいって、
ありとあらゆるものをバラバラにしてしまう。
だから、大切なものは、心から大切だと思うものは、散り散りにならないようしっかりと抱きしめて、二度となくさないよう努力して、いつかは無くなるとわかってるけど努力して』
これは校長先生の過去の話にも響きますね。
校長は、アンパンのために好きな子と口を聞かなくなりました。
そんなとき、その子は事故でなくなってしまった。
ずっと仲良くしてれば、事故にあわなかったというわけではないだろうが、
それでもなくなるとわかっていても、心から大切と思えるなら、しっかり抱きしめてなくならないように努力しないといけない。
どうにもならないことというのは、「どうせ」と言ってるうちにそうなってしまうのだ。
平太が進路が永遠に決まらないというと、
月子がこう話し出す。
「永遠なんてないよ。いつかは全部終わるの。」
宇宙の暗黒エネルギーの話を出してね。
平太も最初はこう考えて、いつか終わるし、
自分じゃなきゃいけない仕事なんてないんじゃないか。
確かに思うことがある。
自分じゃなきゃいけない仕事なんてあるのか、自分にとって天職はあるのだろうか。
Q10と過ごすうちに平太は変わっていきましたね。
どうでもいいと思ってた人生、世界だったのが、
Q10と共に生きる時間がかけがえのないものだと思い始めた。
父親は元からそうだったのでしょうね。
「(武広は)大事なものを守るためには、びっくりするぐらい諦めないの。
バラバラになりそうな時も、いつも小さなかけら拾い集めて、元に戻すのに必死でさ・・・
私、信じる。『愛獣』ってのは、とっても気になるけどさ・・・
私、武ちゃんのこと信じる!」
いつかはなくなるものだけど、なくならないよう努力してきたんだなぁ。
俺はどちらかというと元々の平太のような、冷静で一歩引いて世の中を客観視してるような、
そういう人間になりたいと考えていた。
Q10が爆発に巻き込まれたと勘違いした時、
周りもびっくりするぐらい熱くなって号泣した。
月子も言っていたように、
「きもい、だけどなんか感動した。」
こう熱くなれるって素晴らしいことだと思う。
かけがえのない時間を手に入れた平太だが、
次回、
中尾にQ10をくれと頼まれてしまう。
中尾はクズだなぁと思うこともある、この人の人間性はいまいち分からない。
気になるところです。