時々わけのわかんない言葉が流れてくるのがツイッタランドですが、あれ、Xに変わってからなんていう呼称になるんだろうか。
オリジナリティを出そうとしているのか?いや、でも結構大真面目っぽい?
よく分からない、「カイト付きグランドトライン」というワード。
多分Xで見かけたんですけど。
カイトはカイトだしグランドトラインはグランドトラインです。
グランドトラインはただの正三角形で、カイトはそこにどこからでもいいのでオポジションになっている、即ち4点の感受点を含める複合アスペクトを言います。カイト付きグランドトラインって初めて聞きましたけども、私はまだまだ勉強が足りませんねぇ。
さて、カイトとグランドトラインの最も違うところは、グランドトラインの場合は本人の中での満足度が高いのでそれを外に出す
主張するなどのことをする必要がないというところ。
カイトはオポジションがあるだけに主張したいし周りからの影響も受ける。受けたものをまたグランドトラインでぐるぐる回して錬成して、また外に出す。出したら外からのリアクションがあるのでそれを受けてまたぐるぐる。というところが大きな違いですね。
オポジションをハードと考えている場合にはグランドトラインで済んでいればいいものを…と思うのかもしれませんが、やはり社会で生きていく上では他者との関係性は重要なので、そして自分をさらに高めていくことを考えれば、むしろあった方が良いアスペクトではないかと思います。ので、カイトだとやった成果が見えやすい、評価されやすいという利点があります。
ただ、どちらもグランドトラインを含むので、安定性や本人の温厚さは出ます。温厚とだけ言ってしまうとちょっと語弊があるかもしれませんが、なんというか、グランドトラインに含まれる天体のことに関しては恵まれていたり、本人が満足している状態ですね。
生産性が高いのはグランドトラインよりも圧倒的にカイトです。生産性というのはどこかで「これはもう少しブラッシュアップする必要がある」という概念がなければ生じないので、あるいは何かに必要性を感じなければいけないので、満足しきっているグランドトラインではあまり生産性は上がらず、その必要もないんですよね。
ただ、例えば本人のトラインに対してトランジットの天体を含めてグランドトラインになる場合にはまた違って、1点を補われることで「完成」するので、そこで物事が決着するということが割とよくあります。
これは良い話ではないですが、犯罪が成立するのも、本人のトラインに対してとか、トランジットのトラインに対して1点補ってグランドトラインになった時だったりすることがままあります。被害者がいる犯罪は割とその傾向にあるなぁと感じます。もちろん犯罪者の場合は出生時間が分かりませんので月は外しています。グランドトラインになっていないケースでも、出生時間が判明すれば、実は犯行当時グランドトラインが形成されていたということもあるかもしれません。
さて、そういうわけでカイトとグランドトラインの違いがなんとなく分かったでしょうか?
私はどういうわけかグランドトラインの人よりもカイトの人を見ることが多いのですが、もしかするとグランドトラインの人は現状に満足しているために占いに来る必要がないのかもしれません。