インターセプトというのは
サインがハウスの中にはまり込んでしまって
そのサインのカスプを持つハウスがないことを言います。
要するにそのサインを飛ばして
ハウスカスプが並んでいるような感じですね。
私もこれがあって、
乙女座と魚座がインターセプトになっています。
なのでハウスカスプ表を見ると
蟹座
獅子座
天秤座
蠍座
と、乙女座のハウスカスプがありません。
しかし私の場合は月が乙女座なので
このインターセプトのハウスにある星なんですね。
で、こういう場合にはその天体の特徴が出にくい、
というように読むのですが
それを曲解してというか悪くとってしまう人がたまにいます。
プラシーダスなどのハウス方式で出す場合、
どうしてもハウスの広さに偏りが出ます。
イコールハウスなどであれば出ませんが、
基本的にほとんどのハウスで偏りがあるので
インターセプトになるのは何も珍しい事ではありません。
大体3人に1人とか、もう少し多いかなぁ、ぐらいの割合です。
インターセプトになっている天体は他の天体に比べて
周りの顔を伺うようなところはあるなぁと思います。
これは大人になるにつれだんだん馴染んでくるのですが
(図太くなるとも言う)
ある意味で純粋すぎる天体になりやすいかもしれません。
それは、守られているからでもあるし
「世間知らず」のような感じにもなるからです。
(あくまでも天体自体の話です)
お嬢様育ち、いわゆる温室育ちの人が世間知らずなあまり純粋であるのと同じで
天体もそのような面があるなぁと思うのです。
揉まれることをしていないのですね。
「温室育ち」として見られる分、周りがその人本人を見る機会がないのと同じです。
でも、本人の意思はあるわけです。
だからあくまでも「表出しづらい」のであって
その天体が育っていないというのとは少し違います。
出し方を学んでいくという意味で成長はしますが、
元から成長していないというのとは少し違うんですよね。
インターセプトのハウスに入る天体を持つ人は
小さい時と今と、比べてみると
その違いが分かるかもしれません。