Twitterにはいろんな見解を持つ人がいるので
興味深く見ているのですが。
マンデンにおいて7ハウスは戦争なのに
人物の鑑定で「幸せな結婚」になるのはおかしいじゃないか
という意見がありました。
あぁ、やっぱりこういう勘違いが
どうしても生じるよね…
と思いつつ、これについての解説。
まずハウス自体に「幸せな」というような形容詞がつくことはありません。
そして、いくらマンデンであったとしても
「戦争」というワードだけが7ハウスを表すのではなく
そもそも契約や条約など、
他国を必要とする事柄を管轄します。
これを個人に置き換えれば
「ライバル」「契約」「パートナーシップ」
のようになるため、その中で「結婚」
が注目されやすいというだけの話です。
なんですが、やはりどうしても結婚ってパワーワードなので
そこに引っ張られる人は多いだろうと思います。
結婚の意味はもちろん幸せなことも含まれますが
それ以前に書類に署名捺印するんだから「契約」です。
離婚は契約の解消ですね。
何て事務的な!と思われるかもしれませんが
実際そういうシステムで今は運用されているので
7ハウスの管轄になるわけです。
しかし忘れてはいけないのは、
そもそも7ハウスが表すのは「パートナーシップ」
という部分が大きくて
それ=結婚
ではない、ということ。
「協力」あるいは「連携」を示すのがパートナーシップですから
事業だけの付き合いの人でも
友達関係でも知り合いでも何でも、
とりあえず暫定的に対人関係は7ハウスということになります。
ただもちろんその後の付き合い方が変わってくるので、
友人関係なら11ハウス、夫婦関係なら8ハウスの中で
更に関係性を深めていくということになりますね。
何を共有するかでどのハウスに関係するかが変わってきます。
友人なら好きな事、夫婦関係ならお金や生活です。
ということで、ハウスの解釈は意外と難しいかもしれませんが
根本を理解すれば応用は出来ますから
いろんな本を読んだりネットを見たりして
見識を深めていくと良いと思います