講座では大体、8ハウスあたりからみんなの口数が減っていきます。笑

いっそ12ハウスだったら、もはや現世ではないところに近いから「はぁはぁなるほど」ってなりやすいんですが、8から11あたりがやっぱり難しいようです。


ということで、今日は9ハウスの話。
(8ハウスちゃうんかーい)


9と11って一番こう…具体例がないんですよね。
なんていうか、9ハウスの場ってどこ?みたいな。
海外旅行とか言われてもそれ、お金かかるやん、とか。
倫理観って言われても、よっぽどサイコじゃなければ大体みんな一緒じゃん、とか。
哲学って、はぁ?みたいな。
高等教育って言われても、高卒です、みたいな(ワイ)。

いちいちが小難しいことなのは、占星術あるあるではあります。
しかし実際にこれから占いをしようという人は、或いは理解しようという人はここを生活に密着させないといけないんですね。

ということで、9ハウスは、映画のタイトル丸パクりでこれです。


未知との遭遇






( ゚д゚)ポカーン



ってなること請け合いですが、
要するにね、知らないことを知るっていうのが大事なんです。
例えば本を読むとかね。
映画を見るとか。
でも、映画を見るって言ってもエンタメ要素を求めるなら5ハウスなわけですよ。そうではなくて9ハウスが強い人が映画を見る意味というのは知らないことを知る、知らない人の頭の中を知る、要は世界観を広げるということにあると思います。

ライツ(太陽&月)が9ハウスにある人はやっぱり知らないことを知ることが大事になってくるだろうし、私は月が9ハウスにありますがいわゆる「活字中毒」でした。
今はそこまで(中毒と言うほど)ないのは、月が9ハウスなだけなのと、大人になるにつれ「未知」が少なくなってきたと錯覚出来ているから。これは結構大事なことだと思います。
知らないことがたくさんあると思っていたら、もったいなくておちおち寝てもいられない。

あとは、9ハウスが強い人なんかはなるべく「教える側」に回るといいですね、と言ったりもします。
教える側になるということはつまり、教える以上の、少なくとも10倍以上のことを知っておかなければならないわけです。
あっ、私はへっぽこな占い師ですから、講座をやる前に慌てて勉強する程度なんですけど、でも例えば中学校の理科を教えるのに、昔はフナとかカエルの解剖までやっていたわけですよ。実際に中学でそんなの必要なくても、化学式を解けるようにならないといけないし、ということは数学の勉強も必要です。
必要か必要じゃないかは9ハウス的にはどうでもよくて、知ってるか知らないかだけが重要です。
それで、9ハウスを仕事にすることを考えると、やっぱり教える側に回るといいんですよね。せっかくそれだけ知識を貯めたのだから、人に分けることもやらないと自分が次に行けなかったりします。

教える側って言っても教師である必要はありません。
ジムのトレーナーでもいいし、BAさんとかもそうだし、保険の営業なんかも「この保険だとこういう内容ですよ」って、あの虫眼鏡必須な契約書の内容を分かりやすく教えてくれたりしますね。


じゃあなぜそういう未知との遭遇がいいかっていうのは、8ハウスの次のハウスだからです。としか説明が出来ないんですけど、そういう風に理解すると分かりやすいかなぁと思います。