久しぶりに行った天王寺公園が
変貌を遂げていて驚き!
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天王寺美術館で開催されている「デトロイト美術館展」に行ってきました。
米国・デトロイト美術館が所有する名画が、
日本未公開ものも含めて一堂に会する美術展。
デトロイト市が財政破たんした時はこれらの所有も
危うい時期があったそうなのですが、
何とか売却せず、周囲の資金援助で持ちこたえたんだそう。
ルノワール、モネ、ピカソ、ゴッホ、マティス・・・と
錚々たる画家の名画が続きます。
ルノワールの描く肌の透明感、
花々の柔らかい色彩も好きだけど
中でも私が印象に残ったのは、
今回日本初公開のゴッホ
「オワーズ側の岸辺、オーヴェールにて」
ゴーギャンへの愛憎から起こした例の耳切り事件後、
精神療養のために訪れたのがこの土地。
ゴッホが拳銃自殺を図る数週間前に描き上げたという
そのタッチは、当時の心理状態が窺えるほど
荒々しく激しいもの。
美術展に行くと、ちょっと別にお金がかかるけど
音声ガイダンスあれば借りるのを
お勧めします。
その時の心理状態や環境、
その作品が生まれた背景が理解できて、
より深く鑑賞できます。
今、藤田嗣治、ダリ、若冲と
見たいものがくつか関西にやってきていて
迷うところなんですよね~。
冒頭でも書きましたが・・・
久しぶりに天王寺公園に来てみて
「てんしば」ってスペースにおしゃれなカフェとか
出来ていて、あまりの変貌ぶりにおどろき!
若者や家族連れでにぎわっていましたよ。