銀粘土のすすめ マリッジ原型 その1 | ジュエリークラフトシバ 店長日記

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同業の職人さんに銀粘土をおすすめするんですが、なかなか触ってもくれないwww


確かに、わざわざ銀粘土で作る必要もないので、いらないっちゃぁいらないんだけどさあせる


でもね、時と場合とデザインによっては便利な事もあるのです。


今回は同業の方向けに銀粘土をこんな風に使ってみたら便利じゃない?ってことでご紹介します 





マリッジリングの原型製作


まず、必要なもの (ほとんど新しく工具を購入する必要ありません)


左から銀粘土材料(6g)・下敷き・伸ばすための板・サイズ棒

上に写ってるのは 水入れと銀粘土ペースト


飾り職人ヒデの奮闘日記


最初に銀粘土で作る場合のポイントだけ書いておきます。


乾燥するのが早いので袋から出したら、とにかく手早く(3分以内)に大まかな形を作る








・・・・・・作り方・・・・・ 


アルミサイズ棒に紙テープ(ポストイット)を希望のサイズプラス5番のところに巻きつけておきます。


銀粘土は焼くと10パーセントほど縮むために、4~5番くらい大きめに作っていきます。



まず、袋から出したらひも状に伸ばします。


6cmくらいの長さに伸ばしたら


指先に水をつけて、表面全体にさっと塗って10秒ほど待ちます。


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水が少しなじんだら、紙テープの上に巻きつけていきます。


この時にしっかり紙テープに粘土がくっつくように少し押さえてつぶしながら巻きつけるのがポイント。


ひもの両端、端と端は少し重ね合わせるようにくっつけます。


指先に水をつけてこするように、しっかりつなぎ合わせてください。


ここまでの作業を出来るだけ早く出来ると綺麗に出来るし、後の作業も楽です)

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巻きつけたら、指先で押さえながら形を整えていきます。


乾燥して表面にヒビが入るようなら水をつけて、水がなじむまで30秒ほど待ちます。


初めて作る時は、難しいのがこの乾燥との戦い 汗


慣れちゃえばどうってことないんですけどね~


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大まかな形が整ったら、サイズ棒の細い方を下にして机に軽く打ち付ければ簡単にはずれます。


そして、乾燥


自然乾燥なら一昼夜


ドライヤーかコーヒーメーカーの保温器の上なら10分くらいで乾きます。


しっかり内部まで乾燥させてくださいね


つづく・・・・