じつは2013年の4月から先生について勉強してきました。
AJCクリエイターズコンテストで入賞した作品の製作過程です。
ジュエリーデザインは、プロとして長いことやってきましたが
製作を職人さんにお願いする関係上、デザインの意図を伝えるのに
時間がかかることもあります。
最初から最後までひとりでできるものを作ってみたい。
そう思って、このオートクチュール刺繍の分野に興味をもちました。
ひと針ひと針、心を込めて刺していく刺繍の世界は
ジュエリーデザインを描くときに、絵に立体感をつけて描きこむ作業と
近しいものがあるんです。
もちろん、職人さんに製作をお願いすることのメリットもあります。
デザインだけに集中することによって、職人さんと1つの商品を
作り上げる時に違う目線でそのジュエリーをみることができて
より素晴らしいご提案をお客様に差し上げることができるんです。
私はデザインのプロ。そして職人さんは製作のプロ。
職人さんにも得意分野があるので、お作りするデザインによって
これはこの職人さんにお願いしたらより素敵に仕上げてくれそう、
と思える人にご依頼できて、より完成度を上げることもできるんですね。