彼女から手紙があった。
スキー旅行中でもリフトや宿で夜中に手紙チェックしていたが、なんの音沙汰もなく寂しかった。
久々の彼女からの手紙は嬉しかった。
でも、それは「カチンときてメールしたくないっていったけど、言い過ぎました」でも、「気持ちが落ち着いたから話そう」という訳でもありません。
数日間手紙しなかったことで、「あなたの中で私の存在は大したことでないと良く解った」となじられ、「寂しくさせれば他に求めます」と宣言されました。
「自分が悪くても何もしない」
色々意見をすると彼女を更に機嫌悪くさせるので、黙って「はい解りました」と言えば「イエスマンだ」と言われてしまいます。
私にはどうしたら良いか解りません。
前例を教訓に違う事をしても、罵られるだけで、火に油を注ぎ、収拾がつかなくなります。
私は、ただ彼女を苦しめるだけの存在である自分が嫌です。
志賀へ来ている。
毎年恒例の会社のスキー。
曇り空に小雪でまあまあのコンディション。
ゲレンデも一部を覗いて好いている。
一部とは、蓮池、高天原、一ノ瀬辺りが毎度の事で、学校のスキー旅行の団体がゲレンデに数多く、滑り難い。
おまけに、サンバレーでは品川区のスキー大会をやっている。
緩いコースセットだが、ポールが滑れて羨ましい。
現役を離れて随分経ったが、まだ競技への未練がある。
夕方はガスが出て視界が悪い。
まるで今の私のようだ。
彼女からの手紙は未だに来ない。
もう、3日になる。
審判の時を待つ囚人のようだ。

jetta1621さんのブログ-120121_171847.jpg
昨年大晦日。
紅白が始まる少し前。
犬の散歩から帰って来た家内が「表で何かピーピーいってる」と言う。
何事かと玄関を出ると、餅を焼く臭いに煙がモクモク。
我が家の薪ストーブじゃないし、気の早い奴が餅を焼いているのか?と思いながら家内に連れられ隣の家に。
確かにピーピーどこかで何かが鳴っている。
家の灯りは消えていて留守らしい。
煙っているのはどうもこの辺り。
声を掛けて玄関の戸に手を掛けたら開いた。
モウモウとした煙の中で、玄関脇の階段を登った煙感知器が鳴っている。
この家はお婆ちゃんの独り暮らし。
そのまま、「上がるよっ」と言って階段を掛け上がる。
明かりのスイッチを入れても煙で見えない。
「お婆ちゃん居る?」と叫んで部屋を回る。
あった!
台所のコンロで鍋が火に掛かっている。
慌てて火を消し、窓を開ける。
灯りを片っ端から点けて声を掛けるが返事がない。
すると、階下から家内とお婆ちゃんの声が…
どうやら、御節を作ろうと小豆を煮たまま買い物に出掛けたらしい。
普段は小憎らしいババアと思っていたが、やはり無事でホッとした。
思わずお婆ちゃんと無事を喜び抱き合っていた。
大事にならず良かったのだが…
ブルーな日、昨年最後に抱き合ったのが隣のお婆ちゃんだったのを思い出した。