Story of nose
Hana・tissue・rossennberg(ハナ・ティッシュ・ローゼンバーグ)
大尉はすこしだけふせた目を上げ
冷めたコーヒーをすする。
「・・昨夜はひどかったな」
彼の受け持つ航宙艦(全長172m・排水量7万2千トン)
が敵の圧倒的な戦力の前に撤退を余儀なくされたのだ。
・・しかしあれほどまでにやつらの侵攻が
早いとは。
この戦闘に失敗は許されない。
常温対消滅機関。
水素と反水素を反応させその約94パーセントの
力を推進力に変えることができる。
本艦のメイン機関だ。
この現代の科学を超えた技術を
奴らは死に物狂いで狙っているのだ。
平和のためにこの力が利用できれば
現在のこの退廃してしまった時代を救う
大きな力となりえよう。
しかし、ひとたび悪の手に渡れば
この世界を掌握してしまうことは造作もないことだ。
「・・奴らに渡すわけにはいかんのだよ」
何度この任務を投げ出そうと思ったことか・・・
その時、突然の艦内放送にとっさに顔を上げ
モニターを凝視する。
「ふふふ。ハナ・ティッシュ艦長。
いや昔の名のほうがいいかな。
ハナ・カゼ・マスクシローヨ中尉・・・」
「お、お前はネオ・アーゴイル!!」
「大人しくその艦を明け渡すんだ
そうすれば乗組員には手を出さない。
保障しよう。」
「ことわるっ。お前達などに本艦の科学は
使いこなせない。科学は人のためにある。
しかし、一部の人間ではなく全ての人間が
幸せになるためだ。」
「ふふふ。ハナ・カゼ君。まだそんな青いことを・・・
やはり人というものは
変われないものだな。
これでは20年前のあの日と同じだよ。
君は「全ての人間の幸福」
といったがそのためには
優秀な管理者が必要だよ。
私がこの科学を使い人類の管理者になろうというのだ。
どうだろう。この20年のことは水に流して
一緒に来ないか?新しい世界をつくろうではないか。」
「・・・アーゴイル。お前と話すことはもうなにもない。
・・・全艦戦闘配備。各種レーザー砲!照準「主力戦艦」
フライホイール回せ!」
・・・時間は朝の3時。
鼻がつまってどうしようもないのよ。
しかも両方。
息が苦しくて眠れないから鼻にティッシュをつめて
こんなこと考えながらニヤニヤするのよ。
早朝の係長でした。
ねむいね。今日も仕事ね。

大尉はすこしだけふせた目を上げ
冷めたコーヒーをすする。
「・・昨夜はひどかったな」
彼の受け持つ航宙艦(全長172m・排水量7万2千トン)
が敵の圧倒的な戦力の前に撤退を余儀なくされたのだ。
・・しかしあれほどまでにやつらの侵攻が
早いとは。
この戦闘に失敗は許されない。
常温対消滅機関。
水素と反水素を反応させその約94パーセントの
力を推進力に変えることができる。
本艦のメイン機関だ。
この現代の科学を超えた技術を
奴らは死に物狂いで狙っているのだ。
平和のためにこの力が利用できれば
現在のこの退廃してしまった時代を救う
大きな力となりえよう。
しかし、ひとたび悪の手に渡れば
この世界を掌握してしまうことは造作もないことだ。
「・・奴らに渡すわけにはいかんのだよ」
何度この任務を投げ出そうと思ったことか・・・
その時、突然の艦内放送にとっさに顔を上げ
モニターを凝視する。
「ふふふ。ハナ・ティッシュ艦長。
いや昔の名のほうがいいかな。
ハナ・カゼ・マスクシローヨ中尉・・・」
「お、お前はネオ・アーゴイル!!」
「大人しくその艦を明け渡すんだ
そうすれば乗組員には手を出さない。
保障しよう。」
「ことわるっ。お前達などに本艦の科学は
使いこなせない。科学は人のためにある。
しかし、一部の人間ではなく全ての人間が
幸せになるためだ。」
「ふふふ。ハナ・カゼ君。まだそんな青いことを・・・
やはり人というものは
変われないものだな。
これでは20年前のあの日と同じだよ。
君は「全ての人間の幸福」
といったがそのためには
優秀な管理者が必要だよ。
私がこの科学を使い人類の管理者になろうというのだ。
どうだろう。この20年のことは水に流して
一緒に来ないか?新しい世界をつくろうではないか。」
「・・・アーゴイル。お前と話すことはもうなにもない。
・・・全艦戦闘配備。各種レーザー砲!照準「主力戦艦」
フライホイール回せ!」
・・・時間は朝の3時。
鼻がつまってどうしようもないのよ。
しかも両方。
息が苦しくて眠れないから鼻にティッシュをつめて
こんなこと考えながらニヤニヤするのよ。
早朝の係長でした。
ねむいね。今日も仕事ね。
柿の種な休日の話
デーンデーンデーン
デンデデーンデンデデーン♪
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=522059
※音量に注意してくださいね。
「あっ・・はいっ!わたしです。
はいっ!はいっ!やりますっ!竹山にですね。
はいっ!今日中に。・・・わかりました。」
社長からの着信音は
ダースベーダーのテーマ。
・・・部長。
シャレにならないですよ。そういうの。
こんばんは。係長です。
ということで
今年も社長のお誘いで
竹のお山で社内行事
「竹の子狩り」
去年は「竹の子の刺身」
を食べまくった挙句に『嘔吐』で
一晩中のたうちまわった経験から
「竹の子コワイ」
などと一ケ月ぐらいは言ってたものの
去年の話となれば忘れる忘れる。係長だもん。
「わからないよっ!・・なんでっ
なんでまた竹の子を食べるのさっ?」
「忘れたんだよ・・・係長は。
でも忘れることができるから人は生きていけるのさ。シンジくん。」
とかなんとか訳の分からんないことをぶちぶち言いながら
会場に向かう車の中
先に行っていた事務員さんから電話。
「・・あの・・ピーナッツ買ってきてくだサイ。
つまみに食べるものデス。」
ほうほう。つまみにか。
竹の子にはビール。
そしてビールには柿ピー。
君がこの会社に入って早2年くらいになるのか。
日本に来た大学生の頃を入れればもう7年くらいか・・・
日本文化にもなかなか詳しくなったなぁ。
今まで大変だったろうな。
言葉の壁、文化の違い。
そんなこと考えながら会場到着。
そんなこんなで宴会開始。

・・・メニューは
①名古屋コーチンの産みたて卵がけご飯。
②取りたて竹の子のゆでたものわさび和え
③取りたて竹の子のおみそ汁。
④名古屋コーチン産みたて卵の卵焼き。
⑤横の畑で取れたオニオンスライス鰹節和え
うん。うん。おいし~。
なんだかヘルシーだし
いくらお外だからっていつも焼肉じゃね。
竹の子みそ汁やコーチンの卵かけご飯もいいけど
この卵焼きは絶品。しかも半熟。
『おいしいね。おいしいね』
しかしそんな和気あいあいとした雰囲気は
一瞬にして凍りついた。
その時、
事務員さんは自分の『ご飯』に何かをパラパラパラ。
パラパラパラって・・・おいっ

ちょ・・ちょっと。
なにやってんの?
それってさっき係長が買ってきた『柿ピー』?
事務員さんはすました顔で
「ホントにおいしいデスよ。食べてみマス?」
いや食べない。(笑)
つーか。わかんない。意味が。(笑)
・・・ねえ寅さん。
係長はまだ未熟ね。
理解できないんだ。
おう。係長さんよ。
それを言っちゃぁおしまいよ。
人の数だけ人生がある。
国の数だけ文化があるっていうじゃねぇか。
いそぐなよ。サラリーマン。
あせるなよ。職長さんよ。
あんたはまだ若い。
だから知らないことが世の中にはたくさんあるって事よ。
そうだね寅さん。
係長。がんばるよ。
ナショナリティ。
異文化。
白米の上に柿の種。
思いがけず他国の文化にふれた春の日でした。
ははは。
デンデデーンデンデデーン♪
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=522059
※音量に注意してくださいね。
「あっ・・はいっ!わたしです。
はいっ!はいっ!やりますっ!竹山にですね。
はいっ!今日中に。・・・わかりました。」
社長からの着信音は
ダースベーダーのテーマ。
・・・部長。
シャレにならないですよ。そういうの。
こんばんは。係長です。
ということで
今年も社長のお誘いで
竹のお山で社内行事
「竹の子狩り」
去年は「竹の子の刺身」
を食べまくった挙句に『嘔吐』で
一晩中のたうちまわった経験から
「竹の子コワイ」
などと一ケ月ぐらいは言ってたものの
去年の話となれば忘れる忘れる。係長だもん。
「わからないよっ!・・なんでっ
なんでまた竹の子を食べるのさっ?」
「忘れたんだよ・・・係長は。
でも忘れることができるから人は生きていけるのさ。シンジくん。」
とかなんとか訳の分からんないことをぶちぶち言いながら
会場に向かう車の中
先に行っていた事務員さんから電話。
「・・あの・・ピーナッツ買ってきてくだサイ。
つまみに食べるものデス。」
ほうほう。つまみにか。
竹の子にはビール。
そしてビールには柿ピー。
君がこの会社に入って早2年くらいになるのか。
日本に来た大学生の頃を入れればもう7年くらいか・・・
日本文化にもなかなか詳しくなったなぁ。
今まで大変だったろうな。
言葉の壁、文化の違い。
そんなこと考えながら会場到着。
そんなこんなで宴会開始。

・・・メニューは
①名古屋コーチンの産みたて卵がけご飯。
②取りたて竹の子のゆでたものわさび和え
③取りたて竹の子のおみそ汁。
④名古屋コーチン産みたて卵の卵焼き。
⑤横の畑で取れたオニオンスライス鰹節和え
うん。うん。おいし~。
なんだかヘルシーだし
いくらお外だからっていつも焼肉じゃね。
竹の子みそ汁やコーチンの卵かけご飯もいいけど
この卵焼きは絶品。しかも半熟。
『おいしいね。おいしいね』
しかしそんな和気あいあいとした雰囲気は
一瞬にして凍りついた。
その時、
事務員さんは自分の『ご飯』に何かをパラパラパラ。
パラパラパラって・・・おいっ

ちょ・・ちょっと。
なにやってんの?
それってさっき係長が買ってきた『柿ピー』?
事務員さんはすました顔で
「ホントにおいしいデスよ。食べてみマス?」
いや食べない。(笑)
つーか。わかんない。意味が。(笑)
・・・ねえ寅さん。
係長はまだ未熟ね。
理解できないんだ。
おう。係長さんよ。
それを言っちゃぁおしまいよ。
人の数だけ人生がある。
国の数だけ文化があるっていうじゃねぇか。
いそぐなよ。サラリーマン。
あせるなよ。職長さんよ。
あんたはまだ若い。
だから知らないことが世の中にはたくさんあるって事よ。
そうだね寅さん。
係長。がんばるよ。
ナショナリティ。
異文化。
白米の上に柿の種。
思いがけず他国の文化にふれた春の日でした。
ははは。
どうしちゃったの?の話
・・・今月はこれで2回目だ。
はき捨てるようにつぶやいて
苦い顔をする。
注意していたはずじゃないか・・・
自分が嫌になる。
しっかりしろ。
どうしちゃったんだよ。おれは・・・
深いため息をついて
歯磨き粉の『チューブ』を
まじまじと見つめる。
『 D O V E 』
ダヴ。
そうダヴ。洗顔フォーム。
・・・どうりで「口の中」がよく泡立つね。
こんばんは係長です。
それだけだけど。
・・・味で気付かなかった。
あんまり。
はき捨てるようにつぶやいて
苦い顔をする。
注意していたはずじゃないか・・・
自分が嫌になる。
しっかりしろ。
どうしちゃったんだよ。おれは・・・
深いため息をついて
歯磨き粉の『チューブ』を
まじまじと見つめる。
『 D O V E 』
ダヴ。
そうダヴ。洗顔フォーム。
・・・どうりで「口の中」がよく泡立つね。
こんばんは係長です。
それだけだけど。
・・・味で気付かなかった。
あんまり。