昨日、安倍首相が辞任を表明しました。新聞、テレビ、インターネットでいろいろと言われていますので、改めて感想を述べるまでもないと思いますが、最後まで「空気が読めないおぼっちゃん」だったということに尽きるのだと思います。

株式市場の反応は、辞任当日、ニュースの直後に日経平均は100円程上がって、その後300円下げ、若干戻して引けたというもので、前日比では80円程度のマイナスでした。本日も23円高、値動きも100円ちょっとと小さいものでした。

首相の突然の辞任というニュースにしては、反応は小さかったと思います。政局不安自体はかなり織り込まれていたと言うことでしょう。今後の株式市場への影響については、政局関係でプラスのサプライズはあまりないと思いますが、マイナスのインパクトもそれほどないというところではないでしょうか。

日本の株式市場のバリュエーションは、PERや配当利回りなどを見ても、割高と言える水準ではなく、売り込まれるリスクは小さいと思っています。一方で、サブプライム問題による信用収縮や米国景気の鈍化、円高による企業収益の伸びの悪化などのリスクもあり、買いづらい環境でもあります。

いまの株式市場では、政治は材料とするほど期待もされておらず、結局、サブプライム問題等の海外要因のほうが大きな影響があるということではないかと思っています。