まつ再び・・・ -12ページ目

まつ再び・・・

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生まれる前からつい最近まで属していたあの組織。

ほんとにいろんな経験をさせられた。かなりレアでディープなことも。支部と個人的にやり取りしたこともあった。
理不尽なこともたくさんあったけど、全国区や世界ですぐに仲良くなれることはホント貴重だ。
かなり慎重に友人を選ぶ必要はあるのだが・・・。
あのコミュニティーに属することにはメリットもあるものではあるが、いかんせん、そのメリットに対する犠牲は、なんとも割に合わないと強く思う。
そのほかにもたくさんたくさんたーくさん!書きたいことはあるのもの、まつの想うところによって、こういう場で公表するのは適当ではないと思ってきた。



それはこういう理由。

たとえば、まつはバイクに乗るのだが、バイクにもいろんなジャンルがある。
スクーター、オフロード、アメリカン、ネイキッド、ツアラー、スーパースポーツ。それにメーカーの違いに年代の違い。旧車を純正のまま大事に乗ったり、カスタムしてみたり、やっぱりバイクの中のバイクはこれだ!と言うものがみんなそれぞれで、みんなが自分のが最高だと思う人が多い。

だから、自分の基準と違っても人のバイクを悪く言うことはできない。
その人にとっては最高なのだから。

JWについても、まつはあまり悪く言いたくなかった。
言いたいことはさっき書いたように山ほどあるけれど。
信じていて、それに癒やされたり、生きる力をもらえている人がいるなら、まつ発信のネガティブ情報は極力発信したくないと思った。

でも自分の好みや思うところやその理由を述べるのに、ネガティブな情報をすべて排除して語るのには無理がある。

情報をどうするのかは自己責任で、もし不快ならもう訪問しなければよいのだとも思う。
自分が読みたいと思って読んだのに、予想と違うからといって文句を言うのは筋が違うというもの。「あのラーメン屋うまいから行ってみな」と言われて、行ってみたけど自分はマズイと思ったからといって文句を言う人はあまりいないと考えるのだ。



こんなことを書いてると反感を買いそうだが、断じて誰かに求めているわけではない。
まつがそういう考えで皆さんのブログを拝見させていただいているに過ぎないし、記事を書くにあたっても自分のこと以外は極力書かないようにしてきた。



前置きが長くなってしまったのだが、このことだけはどうしても納得がいかない。
そんなこと・・・とお思いになる諸兄が多いと思うのだが、その制限には大いなる目的があると思うのだ。
この時期になると毎年残念に思う、大会のベビーカー持込の禁止について・・・。

何年かの間そのことが取り上げられることはなかったが、まつたちがこどもをもった頃、また扱われるようになった。
法律にも会場にもそんな求めはない。
ベビーカーより車椅子の方が危険だと思う。一人で自走するのだから。

こどもがいない時から全くもってガテンがいかなかった。
当事者になってみると、全くもって酷い取り決めだと実感した。

夏の暑い時期、3歳のこどもと乳児を連れて、昼の食事と子供たちを世話するためのあれやこれや。
夫婦であっても、父はまるで帰還兵の様相。
ゆうべきれいにプレスされたシャツは会場入りする前にすでにくしゃくしゃ。パンツはよれよれである。
こどもが歩ける歳になっていればまだいいが、そうでなければそこにさらに、気ままに“もぞもぞ”と動きまくるこどもをおぶるか、抱くかしなければならない。
びしっと決めたヘアも台無しである。
駐車場から会場に入るまでにすでにヨレヨレクタクタ。
きれいに印字したバッジはすでに折れてあさってのほうを向いている。
朝、入口で案内のBrたちにさわやかに挨拶される頃には、すでに悲壮感漂う様相である。

少し大げさだったかもしれないが、要するに同い年の開拓夫婦モンから言わせて見れば「大変だね。こどもがいると」ということになる。
実際そう言われた・・・。

まつはこれこそベビーカーの持込を禁じる組織の目的だと思う。
つまり子持ちの悲惨さを見せ付けて、自分の立場の特権意識を高め、その位置にとどまり、“自由な立場”を生かして王国の業の促進にまい進してもらう・・・。自らの意思で。
そう、夏の大会のときほど彼らの日ごろの苦労が報われるときはないのだから・・・その脳裏に深く刻み込まれるはずである。
「ベビーカーなど便利なものを使ってもらって、優雅に子育てを楽しんでいるサマを見せ付けられては困る」といったところではないか・・・。


ある年まつ夫婦は折りたたみ式のカートを持ち込んだ。これにはさすがに文句はつけられなかった。
次の年、それでも大変だったので、巡回さんに「何でなのよ!!」と詰め寄ってみたら、「会場に入るまでは使っていいんじゃないですか」という2世らしいお言葉をいただいたので、荷物を満載して乗り込んだ。
案内のBrの挨拶がうわずり、顔は引きつっていたが、ロビーの荷物預かり部門まで突入した。
ベビーカーはそこで預け、まつは帰還兵に変身。

さて、その日の帰り、たたまれていたベビーカーを受け取り、その場で広げて荷物を載せ、まつは帰還兵から穏やかな父にもどる。
さわやかに感謝の言葉を述べてベビーカーに手を掛けると・・・。
「あわわわわ・・・」と言わんばかりに荷物預かりの僕と思しきBrたちが小走りに近寄ってくる気配を感じた。こどもが転びそうになったのかと思ったが、二人とも抱っこしてる。
彼らが手を伸ばしたのはベビーカーのほうだった。
何事かといぶかしげに見つめるまつに彼らはこう言った。

「会場内はベビーカーは禁止なので、私たちがお持ちしますっ!」

なぬっ!? ドリフのコントのエンディングなみにずっこけそうになった。
怒るどころか、呆れるどころか、もう笑ってしまった。
周りのいろんな部門の奉仕者が神妙な面持ちで事を見守る中、遠くにニヤつく輩も居る。
まるでハリウッド映画のエンディングのようにサァーッと花道ができて見守られたかのような錯覚の中、まるで亡命を求める避難民さながらのまつたち家族は丁重に見送られ、速やかに会場のドアが開けられて、まだ火照っているアスファルトにベビーカーは無事着地した。
その間約30メートル。

まったく・・・忠実で愛ある選ばれし民である。