ブラック企業ギリギリの会社に勤めていたころの思い出 | 桂昇のブログ

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戦争の無い、平和な世界になって欲しい

その会社は、中小企業ですが、社長がワンマンでいつも怒ってばかりいて非常にやりづらかった記憶があります。


何しろ、よその会社が、納入率90%以上はあるというのに、その会社は70%台が良い所でした。私はその会社で、品証部門を行っていました。


製造部門は殺伐としており、早く作る事のみに全神経が集中しており、いつも怒鳴り声が鳴り響いていた状態でした。


いつも殺気立っており、工員達は緊張の連続でした。ゆとりの「ゆ」の字も無い状態でした。


そんな状態なので良い製品が出来るわけがありません。

 


私は、品証部門のメンバーの一員として、検査前に1息入れてから見るというスタンスを取る事にしました。


すると、不思議な事にとんでもない不良を次から次へと発見すると言う状態になりました。酷いときは1日に重大連続不良を4件も発見すると言う状態になりました。


勿論、緊張ばかり強いる経営者の意向を無視してマイペースで仕事を進めていました。


製造部門の人達は、私が現場に行く度にイヤーな顔をした事は言うまでもありません。ケンカもしょっちゅうでした。

 


時には、出荷担当の人が非常にあせり、未完成品を完成品だとして勘違いして「急いでみて頂戴!!」と詰め寄ることもありました。すぐ納入しなければならない製品だったからです。


私は、トーゼン全品不良としてはねました。出荷担当の人は顔を真っ赤にして怒りますが、不良は不良、流すわけには行かず、大喧嘩になった事もありました。

 


その会社は、社員を大切にしてない事は完全に明らかでした。だからどんどん人が辞めて行きます。技術部門もご他聞にもれず、技術は継承されず、いつも最低の水準でした。


過労死を生み出す現在のブラック企業はそれを上回る酷いものでしょう。


何が働き方法案だ。社員を大事にしない企業はやがて淘汰され、日本全体の製造業その他の業種も、どんどん悪化し、日本全体の全ての業種が衰退する一方でしょう。


それを推進する安部国難内閣は、日本の企業・人をダメにする殺人国家なのです。

 


防ぐためにも、以下の事を念じてください。


①最高の希望の到来
②最高の平和の到来
③最高の平安の到来

④小沢一郎政権の具現化