(箱館戦争に参加した日本人とフランス人(赤字はこの本の登場人物))

主な部隊 最前線で戦った戦士達

遊撃隊

17 五稜郭に散った隻腕剣士 伊庭八郎

18 満身創痍で放った 6連発ピストル 人見勝太郎

衡鋒隊

19 ヨーロッパ式歩兵隊隊長、箱館に死す 古屋佐久左衛門

20 「龍馬を斬った男」の戊辰戦争と信仰 今井信郎

21 旧幕府軍を救った勇気ある「阻止」 大塚霍之丞

切腹を決断した榎本武揚。徳川慶喜から拝領した短刀を自らの腹に突き立てようとした。大塚はその白刃を素手で握り、これを阻止。

 

彰義隊

22 近代日本経済の先駆者と共に 渋沢成一郎

渋沢栄一の従兄弟

 

23 緒戦に散った若き戦士 三好胖

 

額兵隊

24 最期の戦いを求めたスナイドル銃の近代 部隊 星恂太郎

 

会津藩 悲劇を背負った会津武士

25 蝦夷に流れた会津の悲劇の家老 西郷頼母

26 刀折れ、弾くとも会津人が退かず 安部井政治

27 箱館で散った白虎隊の兄 石田五助

28 侍の時代に幕を引いた会津武士 諏訪常吉

29 博愛精神を支えた病院事務長 小野権之丞

 

フランス軍 誇り高きサムライ達

30 箱館で戦った本物の「ラストサムライ」 ジュール・ブリュネ

フランスではブリュネらの行動が賞賛されていたという。皇帝に送った手紙が新聞などで報道されていたのだ。ブリュネは軍を離脱していたことや国民の支持を得たことで、軽い罪で済んだ。後に軍に復帰し、陸軍参謀総長に上り詰めている。1895年、日本政府は勲二等旭日重光章を授与した。明治政府の高官となっていた盟友榎本武揚の働きかけだったという。

 

31 惨敗に終わった時代遅れの「シージャック」 アンリ・ニコール

後に一兵卒として普仏戦争に参加し、若き命を散らせた。24歳であった。

 

接舷攻撃は古代からあったが、機動力が優れた機走軍艦や大砲装備の時代になってからは廃れた。

 

32 回想録を残したフランスの侍 ウージェーヌ・コラッシュ

帰国後、フランス海軍を退官させられたが、ニコールと共に普仏戦争に参戦した。1874年、「日本での冒険」という手記を出した。

 

33 日本で生きた「ラストサムライ」 ジュール・クラトー

34 土方歳三と銃撃戦に参加したフランス軍人 アルトゥール・フォルタン

フォルタン商会が経営難になった後、フランス領事館裁判で、フォルタンは破産を宣言された。その後の行方は分からないという。

 

味方と敵 ラストサムライは他にも

35 五稜郭復興に尽くす 片上楽天

36 日英同盟締結の立役者 林董

37 「函館の味」の礎を築く 五島英吉

38 旧幕府軍を翻弄したスパイ 斎藤順三郎

39 箱館戦争を見つめた女性たち 箱館の遊女達

江差の五月は江戸にもない

旧暦 5月になるとニシン漁が終わり、ニシン加工品を求めて各地から交易船や商人が江差にやってきた。

 

40 義に殉じた志士のために 柳川熊吉