■よしのり■
 

以前に比べて、動画配信サービスって利用者が多くなっているのはわかる気がします。会社でもチューナーレステレビを購入し動画配信サービスで楽しんでいる同僚が多いことにもビックリしました。

なんか、肌感覚で多いとわかりますが、数字でわかるデータがあるのかエンタメ博士に聞いてみます。

 

 

 VODサービス全体の国内市場規模は5740億円

 

 

エンタメ博士
 

動画配信サービスは、
・SVOD : 定額制動画配信
・TVOD : レンタル型動画配信
・EST : 動画配信販売
と区分されてますが、それをまとめたVOD合計の国内市場規模は、前年比で8.2%増の5740億円と推計されました。

 

えっ、たった8.2%と思ったあなた!5年前の2019年と比較すると96.2%とほぼ倍の規模に成長しているんです。
 

これからも急激ではないですが、緩やかな成長が続いていくと予測されてます。
 

これは、GEM Partnersが公開した「動画配信(VOD)市場5年間予測(2024-2028年)レポート」内の数値です。

 

 

■よしのり■
 

そうなんですね、5740億円と言われたすごいなとは思いますが、縁のない金額なので実感できないですね。

もうちょっと、イメージできるように具体的に教えてくれませんか?

 

 

 動画配信サービスの成長は?

 

 

 

 

 

エンタメ博士
 

はい、これは昨年2023年での数値を紹介しましょう。
 

2023年のSVODサービスの国内市場規模は、前年比12.1%増の推計5054億円に達してました。ここには消費者がSVODサービス事業者に支払った金額の総額で、広告収入などは含まれていません。成長率は前年比12.1%増でした。

 

SVOD市場はコロナ禍におけるホームエンタテイメント需要の高まりを受けて拡大を続けています。

 

ただし、成長率の推移を見ると、2020年に前年比34.7%増の3222億円だったのが、2021年は同19.9%増の3862億円、2022年は同16.7%増の4508億円、そして2023年と、勢いは緩やかになっています。

 

 

■よしのり■
 

コロナ禍での利用者が増えたというのはよくわかりますよ。私はそれ以前から利用してましたが、在宅勤務で動画視聴三昧ですたから。

 

じゃ、その成長している動画配信サービスの中でどこがシェアを拡大しているのか教えてください。

 

 

 

 国内市場における動画配信サービスのシェアの伸びは?

 

 

 

 

エンタメ博士
 

2023年はNetflixが21.7%で最大シェアを占め、2019年以降5年連続でトップを維持しました。もっとも、前年比では0.6ポイント減で、2年連続前年比減となりました。

 

Netflixに次いでシェアが高かったのはU-NEXTで、前年比2.4ポイント増の15.0%でした。U-NEXTは2019年以降シェアを拡大し続け、Paraviとサービス統合をした2023年7月にはさらにシェアを拡大し最も伸び率を上げました。

 

 

 まとめ

 

●よしのり

 

■よしのり■
 

やっぱり、Netflixのシェアが大きいのは想像できたんですが、思いのほかU-NEXTが伸ばしているんですね。
 

この数値は契約者数での判断だと思うのですが、継続率という角度から見ると、また違った結果がでるのか気になります。特に、Netflixが料金プランの変更や一番上のプレミアムプラン以外の画質が芳しくないという口コミもあるようです。

 

動画配信サービス選択は毎月出費するので料金は気になりますが、コストパフォーマンスも大事だと思います。自分のライフスタイルに合ったサービスを利用してください。