今年の秋のアメリカ大統領選挙の共和党候補が、ミット・ロムニーに決まった。しかし、ロムニーよりも副大統領候補のポール・ライアンの方が人気を集めているのではないか。ライアンは小さな政府を標榜する大金持ちの守護神のような存在である。ライアンはロックファンで中でもレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが大好きだそうだ。しかし、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはアメリカで最も左翼的なロックグループではないのか。メンバーは思想的にマルコムX、チェ・ゲバラ、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアなどから強い影響を受けており、歌詞の多くは急進的左翼思想に裏付けられた政治メッセージを訴えたものである。そのせいか、同バンドのメンバーのトム・モレロはローリング・ストーン誌で「ライアンが我々のファンだとは滑稽だ。彼は我々が20年間、糾弾し続けた権力の体現者であり、富裕層に富を集積させる彼の政治姿勢は我々の主張とは相容れないものだ。彼は我々が発信した主張を何一つ理解していなかったのだろう」と批判している。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの過激な歌詞もライアンには応援歌に聞こえるのだろうか。
AKB48の姉妹グループ「SNH48」が中国・上海に誕生することが大
きな話題になったが、昨日のAKB48グループの組織改革で人気メンバーの宮澤佐江がSNH48、高城亜樹がインドネシア・ジャカルタを拠点にするJKT48への移籍することが発表された。SNH48は12月8日の活動開始に向け、今秋にもオーディションを実施する予定で採用対象は「上海に通うことができる人」となっており、中国全土からの参加が可能で、多彩な人材が集まるという。いやはや驚いた。尖閣問題で対立する日中両国だが民間レベルではそのパイプはますます強くなっているようだ。かつて冷戦下の政治学者の代表格であったハンス・モーゲンソウは国際政治を権力闘争とみなし外交の行動準則として「力 (power) によって定義された利益」とし ての国益 (national interest) を提起し、いわゆるパワーポリティクスが全盛となった。しかし、パワーポリティクスはもはや過去の学説となった。政治の世界で対立が先鋭化しても民間レベルでの友好は民族的対立を大いに中和してくれそうである。秋元さん。見直したよ。
きな話題になったが、昨日のAKB48グループの組織改革で人気メンバーの宮澤佐江がSNH48、高城亜樹がインドネシア・ジャカルタを拠点にするJKT48への移籍することが発表された。SNH48は12月8日の活動開始に向け、今秋にもオーディションを実施する予定で採用対象は「上海に通うことができる人」となっており、中国全土からの参加が可能で、多彩な人材が集まるという。いやはや驚いた。尖閣問題で対立する日中両国だが民間レベルではそのパイプはますます強くなっているようだ。かつて冷戦下の政治学者の代表格であったハンス・モーゲンソウは国際政治を権力闘争とみなし外交の行動準則として「力 (power) によって定義された利益」とし ての国益 (national interest) を提起し、いわゆるパワーポリティクスが全盛となった。しかし、パワーポリティクスはもはや過去の学説となった。政治の世界で対立が先鋭化しても民間レベルでの友好は民族的対立を大いに中和してくれそうである。秋元さん。見直したよ。
アラン・アーキンは本当にいい役者だ。ユダヤばりばりの風貌でニコリともしない真面目くさった演技をするが、とてつもなくユーモラスだ。奇妙な父親や祖父を演じさせると最高だ。その演技に思わず吹き出してしまう。中でもFカップの憂うつ、原題Slums of Beverly Hillsはアラン・アーキンの最高傑作だ。邦題はおそらく主人公のナターシャ・リオン演じるハイティーンの少女が思春期に入って、胸が大きくなってきたことを悩んでいることからついたのだろうが、映画の本筋とはあまり関係がない。アラン・アーキンが父親を演じる母親がいない家族が、金もないのにビバリー・ヒルズの貸しアパートを転々としているところに、ヤク中でリハビリ施設から脱走してきた親戚のマリサ・トメイが居候をする。この中でアラン・アーキン演じる父親は実にいいかげんだ。それがまたいい。家族の崩壊を描きながら、奇妙なヒューマン・コメディに仕上がっている。もう一つの傑作が『リトル・ミス・サンシャイン』。美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の最終審査に通過したぽっちゃり気味の少女・オリーヴのために、あらゆる問題を抱えたその家族が黄色のVWバスに乗って会場まで連れて行くその道中を描いたコメディ映画またはロードムービーである。アラン・アーキン演ずるのはオリーブのおじいちゃん役。美少女コンテストの審査で踊るダンスはおじいちゃんの直伝であった。ところが、おじいちゃんはコンテストを前に急死。オリーブは悲しみを胸に秘め、ダンスを始めるが・・・何とダンスはストリッパーの振り付け。会場は大混乱に陥るが、崩壊寸前だった家族は絆を取り戻し大団円という筋書き。アラン・アーキン演じるおじいちゃんは実に奇妙で存在感があった。
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