今回は普段からお世話になっている万葉さんをお連れして,信号探索へ.
JR奈良駅で集合して,まずは歩道橋に設置されている角形を.
小糸φ300角形です.非常に数を減らしていまして,撮影当時ではここと愛知に1か所ずつあるだけ.さらに,こちらのは表蓋なので,実質最後のものなんですよね.
反対側はφ250です.こちらも表蓋です.この交差点は,道路わきの工場の出入りに使っていたようですが,工場がなくなり,我々が訪問してしばらくしてから歩道橋が撤去され,角形も姿を消したそうです.
次のネタに行く途中に,奈良らしいカマボコブロンズと電材一体型角粒LEDを撮影.
電材セパのに蛇の目レンズを装着した代物,京三銘板です.どうしてこんな組合せになったのでしょうね.県内には数か所あるようです.
今回の一番の目玉.交互信号①です.ここは北に日信セパ,南に日信初代FRPが設置されています.撮影する少し前までは北も日信初代FRPだったようですが,ポール交換と同じタイミングで転用灯器に交換されたようです.それにしても奈良で日信セパブツブツレンズってそう見ないような…
次の交互信号に行く途中で見つけた面白ネタ.主灯器は樹脂丸形ですが,増設された矢印灯器の設置方法が面白いです.
交互信号②です.ここは途中従道路向けにも信号機を設置しており,どちらの方向に進むべきかを矢印灯器で現示しています.親子設置になっていますが,真ん中の直進矢印は点灯しません.元々道路幅員的にも進めなさそうですが,どうしてこのような設置にしたのでしょうね.
最後に紹介する交差点は,道中たまたま見つけたネタなんですが,どうも既出だったようです(
松下初代樹脂の自歩灯です.銘板を何とか確認してみると,昭和49年1月製造でした.これはレンズ縁が後代のもの且つ初代の庇であることから正しいと思われます.
反対側はカマボコLEDの自歩灯です.あまり見ないですね.
従道路の樹脂は赤庇の上部が外れているようで,応急処置がなされていました.
この交差点はほかにも面白く,青はアスタリスク配列,黄と赤は三協の放射ユニットになっているオマルLED,小糸の深い庇を装着した電材薄型(電材銘板),青の素子が大きく欠けてしまっているオマルLEDなど,いろいろと問題児な交差点になっています.
万葉さんお疲れ様でした.
撮影日
2014年11月16日
次回予告
東京探索(続いたオフ会のお話もこれにておしまい)