セガを代表する体感ゲーム「アウトラン」
パステル調の淡く、爽やかなゲーム画面、ゲーム史に名を残す名曲の数々
レースゲームではない ヨーロッパ諸国を駆け抜ける優雅なドライブゲーム
その「アウトラン」が無謀にもゲームギアでリリースされました(^^;
移植度や再現度、アーケード版との比較は
本物のテスタロッサと、オモチャのテスタロッサを比べるようなモノなので!?
敢えて、ゲームギアのレースゲームとしてどうなのか?という点で、「アウトラン」を紹介します。
ゲームギア版「アウトラン」は難易度もそれほど高くはなく、
同じGG のレースゲーム「ソニックドリフト」や「アイルトン・セナ スーパモナコグランプリ供廚
比べて遊び易く、全体的なパッケージングも良いと思います。
メガドライブでリリースされた「アウトラン」は出来る限りの範囲内で最大限の努力をしている点や
少しでもオリジナルに近づけようと健闘している点が評価され、ユーザーには概ね好評です
それと同じ事がゲームギア版「アウトラン」にも言えると思います。
レース前の選曲シーンはカットされ、背景は閑散としているし、操作感覚なども違います
しかしゲームギアが奏でるBGM は紛れも無く「マジカルサウンドシャワー」であり、
「スプラッシュウエーヴ」であり、「パッシングブリーズ」です
ゴールのデモシーンもありません、ネームエントリーもカットされているのですが、
最後に出て来る コースマップを辿る画面では「ラストウェーブ」を使用したりと
出来る事はやる、出来ない事はやらないの取捨選択が上手く、良くまとめ上げたと思います
それはコース風景にも言える事で、アーケードのコースを再現するのは不可能
再現すればしただけ、乏しいゲームになったと想像付くのですが、
ゲームギア版は大胆にも イルミネーションの眩い摩天楼やラスベガス
月明りに照らされた夜のシーサイドetc. 風景そのものを新しいモノに差し替えたのです
「アウトラン」が好きな人ほど、思い入れが強く、オリジナルとの相違点を指摘しますが
ゲームギアではその声に答える事など、どう頑張ってみても不可能
そこで大英断、苦肉の策に興じたと思うのですが、結果的に
今までと違う「アウトラン」を新鮮な気持ちで、楽しむ事ができました。
今は海外GBA 「セガアーケードギャラリー」(http://blogs.yahoo.co.jp/jetboy_256/1297963.html)で
携帯機としては 最もオリジナルに近い「アウトラン」を楽しむ事ができますが
本作が出る前までは、携帯機で唯一遊べる「アウトラン」だったのです
そう思うと、ゲームギア版「アウトラン」は意義のある1本だったと思います>お疲れ様でした!(おぃ
BGM:MAGICAL SOUND SHOWER ♪
無敵コマンド
タイトル画面で、左+1+2を押しながらスタートを押す。
これで敵車、障害物をすり抜けるようになります Let's ドライブ!