ファンタズム | +PocketGame Museum ・・

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ゲーム業界が更なる勢いを付けていた1992年
「ストリートファイター供廚大ヒットを記録し、
家庭では「マリオカート」や「ドラゴンクエスト后廚楽しまれていました
ゲームボーイでは「カエルの為に鐘は鳴る」(http://blogs.yahoo.co.jp/jetboy_256/1748405.html)や
「星のカービィ」(http://blogs.yahoo.co.jp/jetboy_256/1118334.html)などがリリースされ
後々に語り継がれる傑作ソフトが顔を揃えた年でもありました。

その1992年にひっそりと発売され、語り継がれる事もなく
消て行ったソフトこそ 今回、紹介するジャレコより発売された「ファンタズム」です 
「ファンタズム」は1990年にアーケードゲームとして日の目を見ました(画像3)
当時、遊んでいた人達にとっては「何故!?ゲームボーイで発売?」と思っていたようです

「ファンタズム」の主人公はタイトルデモ(恋人とデート中)にいきなり殺され
恋人が誘拐されてしまう所から ゲームが始まります
プレイヤーは幽霊!を操作し、さらわれた彼女を救い出す為、悪の組織と戦う事になります
幽霊のままでは敵に攻撃を与える事も出来なければ、時間と共にライフゲージ!?が減ってしまい
ゲームオーバーになってしまいます=死人なのに...why?
ステージを先に進む(クリアーする)為には なんと敵キャラクターに憑依する事になります
敵キャラクターにはギャングを始め、軍人、ドラゴンやロボット、野球選手に雪女から忍者まで
色々なキャラクターが登場します。この登場するキャラクターには様々な特徴があって
その特性を活かした攻略が本作の醍醐味です
ゲームバランスが結構、シビアで 伸び伸びと楽しく遊ばせてくれないのが残念ですが
何より、この斬新なアイディアと秀逸なゲームデザインはとても理に適っています
また2Dのアクションゲームながら、ストーリーもなかなか素晴らしく、 
無事に悪の組織から恋人を救出した後のお別れが切なく、感動を誘います。
 
本作はゲーム雑誌で紹介される事もなく、認知度も極めて低いゲームです
またゲームショップで見かけるのも ほぼ不可能に近く、
プレミアソフトよりも手に入りにくいのがネックです=気長に探すしかありません
(逆に認知度がまるで無い為、780円とかで見かけた事があります)
ちょっとクセのあるゲームではありますが、このまま埋もれてしまうには惜しいゲーム
GBコレクターはもちろん 興味のある方は何としても!?手に入れて遊んでみて欲しいです。