■ First Person Shooters! | +PocketGame Museum ・・

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First Person Shooter(略称FPS)一人称視点のシューティングゲーム
以前、Museumでも何度かFPSを取上げましたが、今回はGBAでリリースされた
その他のFPSのBox Artと共に、携帯機のFPSについて考察したいと思います。

3Dアクションシューティング(FPSという単語さえ存在しなかった)は
パソコンで遊ぶ事を前提に製作され、操作方法はキーボードとマウスを使うという
独特のスタイルで遊ぶゲームでした(照準を定めるのにマウス操作が最も適している)
「DOOM」の大ヒットにより、パソコンから家庭用ゲーム機へと移植されましたが、
プレイヤーはキーボードとマウスではなく、コントローラーで操作をする事になります

当初からFPSは3D空間を構築していましたが、それはあくまで見た目のみで
操作は2D(左右の視点移動のみ)の操作とあまり変わりはありませんでした。
ところが、パソコン性能の進化に伴い FPSのゲームもよりリアルになり
左右の視点移動の他に、上下の視点移動が加わりました
マウスとキーボードで遊ぶパソコンでは より奥深く遊び込める画期的な要素だったのですが、
コントローラーを使う家庭用機では 視点を正確無比に操作する事が困難になり
パソコンとゲーム機のFPSの溝が次第に開き始めました

家庭用機ではNintendo64でリリースされた「007 ゴールデンアイ」が秀逸で
この溝を「演出」により、プレイヤーに意図的に回避させるという離れ業を成し遂げました
007はスパイなので、敵のど真ん中に突っ込むという遊び方より、隠密行動を取り
物陰からスナイパーライフルで撃つという行動の方がゲーム(演出)としてより楽しめる
これにより激しいアクションは必然的に取らなくなり、プレイヤーにかかる負担を軽減しました
またXBOXは大胆にもFPSに適したコントローラーを開発し、「HALO」等の傑作を送り出しました

現在、パソコンはよりリアルな思考や映像を追及し、家庭用機はその影を追いかけています
そしてFPSが動く訳が無いと思っていた携帯機でもハード性能の進化に伴い
クラシックなFPSが遊べるようになりました(それ自体が凄い事だと今も思っています。)
ただ、携帯機FPSのコレ以上の進化やエスカレートは操作性の負担に加えて
ゲーム画面が小さい為、プレイヤーにかかる負担(ストレス)も大きいと懸念しています
裏を返せば、携帯機でクラシックFPSが遊べる今が最高の時だと思っています。
場所を選ばず、FPSの醍醐味や面白さを手軽に楽しみ、遊べるのは非常に嬉しい

GBAで遊べるFPSではやはり「DOOM」がベストだと思います
http://blogs.yahoo.co.jp/jetboy_256/1121334.html
FPSの持つ面白さが凝縮され、謎解きや操作性も申し分無しの完成度です
「DOOM」以外にもGBAで様々なFPSがリリースされているので
後はプレイヤーの好みに合わせたり、色々と遊び比べて見るのも面白いと思います。

Screenshot左から
「アイスナイン」:設定が現代的なFPS、GBAでは新作のFPS
「バリスティック」:「エックスvs.セーバー」の続編 映画にもなりました
「メダルオブオナー」:戦争物のFPS
「バックトラック」:武器に殺虫剤がある ちょっと変ったFPS
「エックスvs.セーバー」:GBAのFPSでは高評価の1本
「デュークニューケム」:PC版では「DOOMを超えた!」と評され、「DOOM」と
双璧をなしていた定番FPSのGBA版。これ以外にもGBA版「007」もリリースされています。