「屁の話」
ふと思った・・・。
俺は死ぬまでに何発「屁」をこぐのだらう・・・。
計算してみる・・・。
仮に、一日平均10発放屁するとして
10日で100発・・・1ヶ月で300発・・・・
1年で3600発・・・10年で3万6000発・・・
80歳まで生きるとして・・・・・・・・・・・
28万8000発?
なんと生涯、約29万発も屁をするのか、俺は!
個人差はあるとしても、人間生涯で計算してみると
屁も空恐ろしい数になるものである。
しかし、毎日毎日これだけ屁をしてるわけだが
思い出してみると、「記憶に残る屁」というのが
やはりある。
例えば、3年程前になるが、名神高速吹田サービスエリアの
トイレで出した「約10秒連続屁」がそれにあたる。
ぷぶ~~~ぬ゛~~~~~~ぴびちびちびちびちびちぃ。
と、10秒間ずっと屁が出続けたのだ。
横で小便してたおっさんが、驚いた顔でこちらを
見ていたのを思ひ出す・・・
人の屁では・・・そうだな・・・
小学校の時、「おなら大会」というのをしたことがある。
芋菓子や屁が出そうなスナックを
友達みんなで持ち寄って
一定時間内に最もたくさん屁を出したものが
ウィナーという
とってもおバカな遊びだったのだが・・・
試合時間は1時間。開始30分前からスナック等の
菓子を食べ始めるルールだったと思う。
5人ほどで、こたつに入って行ったのだが、
屁が出る瞬間は、こたつのテーブルの上に乗り
四つんばいになって屁を出す。
そして、残りの4人から「今のは屁」と認められたら
1発に換算される。
しかし・・・音がするのはいいが、音がしなさそうな
場合は「すか屁宣言」をし、
その宣言が出された場合は
他の4人は、出す人のケツ寸前まで顔を近づけ
かすかに漏れ出た音およびニオイを認定しなければ
ならず、
ほぼダイレクトに腸で生産されたばかりの屁を
におがされ、そのえげつない香りに・・・
半分気を失いそうになった記憶が残っている。
そして試合の方はというと・・・
俺と、もう1人「片山君」との放屁レベルがすごすぎて
他の3人は全くついてこれない状態。
で、いつになく放屁コンディションの良かった俺が
ラスト10分くらいで片山君をリードし始めた。
たしか1分前で・・・「30発」対「21発」で
9発俺がリードしていたはずだった。
ただ、どうしても負けたくなかったのか、片山君は
「屁の体操」と叫んで、ケツをグーで叩き続ける
なんだかワケのわからん体操を始めだした。
屁のニオイが充満した部屋で、ケツを叩く
パンパンパンパンパンという音がひびき続ける。
「どうあがいても俺の勝ちよ」と思っていた俺も
その不気味な体操に少し恐怖心を抱いた瞬間だった・・・
「あ・・・あ・・出、出うっ!」
背中に電流が走ったようなポーズをとった後、
そう叫んでこたつの上に乗った片山君っ!
すぐに「すか屁宣言っ!」
終了15秒前ぐらいである。
急いで他の4人は四つんばいになって
プルプル震えている片山君のケツの前に顔を
近づけた・・・・
「トゥピ・・・・・・ジュルジュルジュル・・・チュピ」
最初のトゥピから屁の認識は出来たが、
後半の汁音っ!
初めて聞く、非常に音クォリティの高い屁っ!
さらに遅れて忍び寄ってきた
ヨード卵の腐ったような高濃度の臭い!
本人も含めて、全員が一瞬白目になるくらい
おぞましい香りであった。
まさに、どれを取っても大会のフィナーレを飾る
素晴らしい屁だった。
「最高の屁だったね・・・いい勝負ありがとう・・」
いくらいい屁を出したところで勝者は俺。
しかし、スポーツ屁マンシップにのっとって、
片山君に握手を求めようとした。
しかし・・・片山君は四つんばいになったまま
とても悲しい表情をして固まっている・・・
「今の屁に・・・そ、そんなに感動しているのか?」
そう思った瞬間だった。
遠くを見る目で片山君は・・・
「う・・・んこ・・・ちびった・・・・・」
えええええええええええええええええっ!?
そう・・・彼の最後の屁の後半部分の汁音・・・
あれは、汁便がリアルタイムに出ている音なのであった。
まだ、低学年であったが、
うんこをちびった事に
かなりショックを受けた片山君・・・
四つんばいになったまま泣き出した・・・
「お母さん呼んで・・・来て・・・・」
「え?うんこちびったこと言うていいの?」
「いいから・・・お母さん呼んで来て・・・」
ポロポロ鳴きながら、母親を呼んで来いと頼む
片山君。
仕方ないので、彼の母親に全てを告げ、
四つんばいになったままの彼に
「ほな・・・帰るわな」と伝えたが動かなかった。
参加者の川崎君が気をつかったのか・・・
「うんこは10発分やから、31対30で
片山君の優勝だから」
と言った。
それを聞いたとたん
片山君はビクッとなって、また涙がポロポロ出始めた。
「アホ!なんのフォローにもなってないやん!」
川崎君を軽く叩いて
「片山、誰にも言わへんから・・・」
そう言い残し、屁と便の臭い漂う部屋を後にした・・・。
片山君とはその後遊ばないようになってしまった・・・
今も胸に残る、他人の屁・・・がそれである。
そんなことは全く関係なく・・
彼も・・・私も・・・あなたも・・・犬も猫も鳥も・・・
今日も地球のどこかで屁は出されているんやね~。
今、これ書きながら2発しました・・・