久しぶりに韓流ドラマにはまった。
なにげに見た1回目。
続きが気になって、はまってしまいました。
恋愛ドラマではないです。これは。
え~と、複雑にからまった憎悪と復習と過去みたいな・・・?
社会派とかっていうのかな。
ロイヤルファミリー です。
最初は、「これは渡る世間は鬼ばかりの韓国版ですか?」って
思いながら見てたのですが、さにあらず。
ちょっとネットで調べてみたら、これはベースが
森村誠一の「人間の証明」なのですよ。
おもしろくないわけがない。
人間の証明といえば、私が小学生ぐらいだったころ
映画とかドラマで流行していた記憶がなんとなくあります。
「人間の証明」の意味がよくわかんなかったあの頃。
大人の今、この韓流ドラマを見て 「人間の証明」の
示すところの深い意味を知りました。
人間の尊厳の証明なのですよ、これは。
ああ、私もそんなことがわかる程、大人になったのね。
そういえば、中原中也の詩に
「汚れつちまつた悲しみに・・・」っていうのがあるよね。
これも、大人になって「ああ、そういうことか!」って
腑に落ちた詩です。
最近では、NHKの子供番組でも流れていましたが、
これもうちの子なんかは
「汚れたぐらいで泣かんでいいやんね~お風呂入れよ~」
とかって言います。そうよ、そうなのよねぇ。
言葉じりとらえただけではそうなのよ。
子供にとっては当然だと思うし、そんな感想が。
逆に、小5ぐらいで深い詩の意味わかって
「世知辛い世の中だしねぇ~」なんて言われた日にゃぁ
生意気言ってんじゃないよ、とジャイアンのお母ちゃんなみに
げんこつのひとつもくらわせてやりたくなる程、腹たつと思うよ。
大人になって知る深い意味。
まだまだいろいろありそうですな。
ということは、まだまだ私も尻の青い小僧なのですな、
精神的には・・・
この寒さで、膝が痛い私ですが、まだまだ精神修行が
必要なようです。
あら、真面目だったわ、ワタシ。