スキー行きたいな♪ | いいたかこきのこきたかこき 

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(↑博多弁なのよん♪)いいたかこきのこきたかこきとは、
博多弁で「言いたい放題」という意味です。

息子が「スキーしてみたい」と言い出した。
なにかのテレビ番組で、自分と同じぐらいの子供達が、
スキーやってるのを、見たらしい。

「ママ、スキーしたことあると?出来ると?」


スキーかぁ~。独身の頃は、シーズン毎行ってたなぁ。
もう6年、いや7年ぐらいやってないかも。

夕食の準備しながら、スキーに
まつわる思い出が、よみがえってきた。

スキーといえば、
ゲレンデの恋。うふっ。いい出会いがあるかも。

な~んて、

甘い考え・・・なかったんだよ。それが。

今では、すっかり「おばちゃん体型」な私だが、こう見えて、
若い頃は、体育会系スポ根少女だったのだ。
そのおかげ?でか、何でだか、社会人になっても、
スポーツを気軽に楽しめないのだった。

社会人サークルで、テニスに行けば、
がむしゃらに打ち返しまくり、仲間に
「目がマジで、コワイ」と言われ、

ゴルフの打ちっ放しに行けば、
がむしゃらに打ちまくり、上司に、
「そこまで、気合いいれなくても・・・」と言われ、

海へ行けば、つい泳いでしまい、
「お前は、遠泳すんのかぃ!」とつっこまれ、

社内ソフトボール大会では、はりきってピッチャーをやり、
打つ、走る、投げるの大活躍。

あげれば、まだまだあるのだが・・・

スキーだった。スキー。
そんな私が、ゲレンデやる事といえば、もちろん

がむしゃらに滑る

これのみである。

一緒に来ていた友達と、いつのまにかはぐれていても
気にしない。上手く滑れないなんて、我慢ならないのだ。
がむしゃらに、滑る。練習あるのみ!

夜は、もちろん爆睡だ。

一緒に来ていた友人は、ちゃっかり男の子とお知り合いなり、
夜は、ホテルのラウンジで楽しく盛り上がり。
翌日も、いつのまにやらラブラブな雰囲気。

朝、「じゃ! がんばってきて」と送り出されるのであった。

いつも女3人で、行くにはここに理由があったのだ。
私は、がむしゃらで、ゲレンデの出会いに興味なし。
友達は、スキーより恋。
3人で行けば、部屋代割安。
3人で行っても、行動は2人。

さすがに、昼食なんかは一緒に食べてくれたけど、
あきらかに私は、邪魔者だったのだ。
しかし、スキーに燃える私には、「悲しい」とか
「寂しい」なんて、その時には思わなかったのだ。

カレーかうどんをかき込み、「じゃ!」とか言って、
颯爽とゲレンデへ出ていくのだった。

今、思えば、なんて愚かなんだろうか私ってば。

ああ、スキーしたいなぁ。息子と行こうかな。
しかし、またスポ根魂に、火がついたりして・・・

その時は、息子はパパとソリで遊んでてもらおっと。