2019年8月4日
イスラエルと日本の交流を進める団体、ルアッハヤパンさん主催で、「古代ユダヤと日本の繋がり(吉備編)」というお話をさせていただきました。
2月と6月に「古代ユダヤと日本の繋がり」という題名で、イスラエルの失われた十支族と日本との関係についての講演を行ったのですが、どちらも数時間で満席となり、キャンセル待ちも多く出ました。
そこで、ルアッハヤパンさんが、さらに深堀りする3回シリーズを企画してくれました。
アンケートで詳しく聞きたいという人の多かった、「吉備編8/4」「阿波編10/13」「淡路編12/8」を行うことになりました。
今回は「吉備編」を聞いて頂きました。
前半は、秦氏がイスラエル人の渡来と考えていますので、備前・備中に居た秦氏の痕跡を紹介しました。
後半は、その秦氏が関与したと考えられる謎のピラミッドである熊山遺跡について、仏塔説が有力な中、土塔と頭塔の比較から異論を唱えました。
そして、石上布都魂神社を紹介し、この神社にあったスサノヲの剣が天理の石上神宮に渡った信憑性や天理の石上神宮はフルの社であり、本来はニギハヤヒの十種神宝を祀る場所であったとの仮説を展開しました。
最後は、私のイワクラ研究の紹介として、岩神神社のゆるぎ岩を例に挙げ、ここが梃子の原理を伝承する場所であったとの大胆な仮説を披露しました。
みなさんいかがだったでしょうか?
10月13日に行う第2回の「阿波編」については、予約受け付け開始から3時間で満席となってしまいました。キャンセル待ちは受け付けているそうです。
次回もがんばります。
猛暑の中、足を運んで頂きありがとうございました。
講演内容
第1部 吉備の秦氏
・イスラエルの失われた十支族
・イスラエルの渡来
・秦氏の渡来
・山城の太秦
・秦河勝
・備中の秦氏
・備前の秦氏
第2部 赤磐市の遺跡紹介
・謎の熊山遺跡
・石上布都魂神社とスサノヲ
・岩神神社のゆるぎ岩
・赤磐の陰陽石に落ちる夏至の夕日
(イワクラハンター 平津豊)