獣の刻印

 

私は主が言われるのを聞きました。「私の霊は人間といつまでも争ってはいません。来て、あの獣を見なさい。」

 

「終わりの時代に、一匹の邪悪な獣が地から起こり、地上のあらゆる国々の多くの人々をだまします。彼はだれにでも、その手か額に彼の刻印である666という数宇を受けるよう要求します。だれでもその刻印を受ける者は、その獣に属するものとなり、火と硫黄の燃える火の池の中に、彼と共に投げ込まれることになります。」

 

「あの獣が登場すると、世界はかっさいして彼を受け入れます。それは彼が、だれも経験したことのない平和と繁栄をもたらすからです。彼が世界の支配権を手に入れると、額か手に彼の刻印のない人は、食物や、衣類、自動車、住宅、あるいは他のどんな物も買うことができなくなります。またその刻印を持っていなければ、自分の持ち物をだれか他の人に売ることもできなくなります。」

 

「主であられる神は、はっきりと宣告しておられます。その刻印を受けている者たちは、獣に忠誠を誓った者たちであり、主なる神から永遠に絶ち切られることになります。彼らは、不信者や不正を行なう者たちと同じ立場にいることになります。その刻印がはっきりと示すことは、その刻印の所有者は神を拒んだ者であり、生活の支えを求めて獣のほうに転向した者である、ということなのです。」

 

「獣と彼に従う者たちは、その刻印を拒む人々を迫害し、そのうちの多くの者を殺します。彼らは本当の神を信じる者たちに、可能な限りの圧迫をかけ、刻印を受けるように強制します。子どもや幼子も、その刻印を受けるのを拒む親たちの目の前で殺されるでしょう。大いなる悲しみの時が来ます。」

 

「その刻印を持っている者たちは、あの獣が彼に従う者たちのすべての必要を満たす、という約束と引き換えに、自分の所有物を獣に明け渡すことを強いられるでしょう。」

 

「あなたがたの中にも、弱くなってあの獣に身を委ね、手か額に彼の刻印を受ける者たちがいます。あなたがたは『神様は赦してくださる。神様は理解してくださる。』と言うでしょう。しかし、私は私のことばを思い直すことはありません。私は、私の預言者や福音の奉仕者たちの□を通して、繰り返しあなたがたに警告してきました。まだ昼間である今のうちに侮い改めなさい。

裁きが永遠に決定されてしまう夜が来るからです。」

 

「もしあなたがたがあの獣に従わず、彼の刻印を受けることを拒むなら、私があなたがたの面倒を見てあげましょう。この時代に自分の信仰のゆえに死ぬ人はあまりいない、と言っているのではありません。主であられる神に信頼するゆえに首をはねられる人々は、多いのです。しかし主にあって死ぬ人々は幸いです。彼らの報いは大きいからです。」

 

「あの獣が人気を博し、評価を得ている間は、確かに平和と繁栄の時代となります。彼は世界の諸問題をあたかも無に等しいものにしてしまいます。しかし最後にはその平和は流血となり、その繁栄は全地にわたる大飢饉となります。」

 

「人間があなたがたに対してすることを恐れてはいけません、あなたがたのたましいとからだを、地獄の中に投げ込むことのできる方を恐れなさい。大きな迫害があり、艱難は大きくなっていきますが、私はそれらすべての中からあなたがたを助け出します。」

  

「しかし、その悪の時代が来る前に、私は私を霊と真理によって礼拝するカ強い軍団を起こします。主のその軍団は、私のために偉大なわざとすばらしいことを行ないます。だから、ともに集まり、義と真理によって私を礼拝していなさい。義の実を結ばせなさい、そして当然私のものであるものを、私に献げなさい。そうすれば私はその悪の時代からあなたがたを守りましょう。

今悔い改めなさい。そして背く者や救われていない者に降りかかろうとしている、あの恐るべきことから救われなさい。」

 

「罪の報酬は死です。しかし神の賜物は永遠の命です。できるうちに私を呼び求めなさい。そうすれば私はあなたがたを受け入れ、あなたがたを赦してあげましょう。私はあなたがたを愛しており、あなたがたが滅びることを願ってはいません。この報告を信じて生きなさい。あなたがたはだれに仕えるかを、今日選びなさい。」

 

 

神の最後の嘆願

 

イエス様は言われました。

「世界中の人々に命じなさい。あなたがたはごう慢になってはいけません。不確かな富に頼ってはいけません。むしろ、生きている神に信頼しなさい。神は私たちにすべてのものを豊かに与えて楽しませてくださいます。御霊によって歩みなさい。そうすればあなたがたは肉の欲を満たすことはありません。」

 

「惑わされてはいけません。神が侮られることなどないのです。人は自分が蒔くものが何であれ、それをまた刈り敢ることになります。肉のために蒔くなら、あなたは滅びを刈り取ることになります。御霊のために蒔きなさい。そうすればあなたは永遠の命を刈り取ることになります。肉の行ないとは、姦淫、不品行、汚れ、偶像礼拝、魔術、怒り、ねたみ、酔態、浮かれ騒ぎ、そしてそのようなものです。これらのことを行なっている者たちが、神の国を相続することはありません。」

 

「御霊の実はこれらのものです。愛、喜び、平安、寛容、親切、善、忠信、柔和、そして自制です。キリストのものである人々は、肉をその欲と一緒に十字架に付けてしまったのです。」

 

「神のことばが成就すると、その時、終わりが来ます。神の子が地球に再来する日時は、だれも知りません。神の子でさえも知りません。それは、父なる神にだけ知られていることだからです。神のことばはすばやく成就されつつあります。小さな子どものようになって来なさい。そして私があなたを肉の行ないから清めるままにさせなさい。私にこう言いなさい。

 

『主イエスよ、私の心の中に入ってください。そして私の罪を赦してください。私は自分が罪人であることを知っています。私は罪を悔い改めます。あなたの血で私を洗い、私を清くしてください。私は天に対してまたあなたの前で罪を犯してきました。私は子どもと呼ばれるにふさわしくありません。私はあなたを私の救い主として、信仰によって受け入れます。』」

 

「私はあなたがたに、私の心にかなう牧師たちを与えましょう。また私があなたがたの羊飼いとなりましょう。あなたがたは私の民となり、私はあなたがたの神となりましょう。神のことばを読みなさい。そしてあなたがたは一緒に集まることをやめてはいけません。あなたの人生をすべて私にゆだねなさい。そうすれば私はあなたを守りましょう。私は決してあなたを離れず、また見捨てません。」

 

皆さん、私たちは一つの御霊によって父なる神に近づくことができるのです。あなたがた全員が主のもとに来て、心を主にゆだねるようにお祈りします 。