目標を明確に

 

ヨハ2:1 それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、そこにイエスの母がいた。2:2 イエスも、また弟子たちも、その婚礼に招かれた。2:3 ぶどう酒がなくなったとき、母がイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。2:4 すると、イエスは母に言われた。「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。女の方。わたしの時はまだ来ていません。」

 

ベスレヘム・スチールの社長チャールズ・M・シュワブは、会社再建のために、有名な経営コンサルタントを頼みました。I・B・リーというのがその名前です。
彼は「私のコンサルタント料は高いがそれでもいいですか?」と尋ねました。
「もちろんOK、会社のためならいくら払っても惜しくはありません。」
そこで チャールズ・シュアブの手に届いたのは、たった四行のアドバイスを書いた紙が一枚と、二万ドルの請求書でした。彼は最初は怒りました。しかし、高いコンサルタント料を払ったのだからと思い直し、その紙を破る前に目を通して、実際に実行してみることにしました。

 

I・Bリーの提出した紙には、
1.前の日に、明日することを六つ紙に書きなさい。
2.する事に、優先順位をつけなさい。
3.会社に行ったら、その紙を机の上に出しなさい。
4.そして、優先番号順に実行しなさい。
と書かれていました。


チャールズ・シュアブは、騙されたと思って実行してみました。
その結果、見事に会社は建て直され、売り上げがぐんぐん伸びたのです。
つまり、紙に書き、優先順位をつけ、実行する、この三段階で必ず事は実現するのです。
これが、基礎的な願望達成の方法なのです。
「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます」(マタイ7:7)
 

三浦綾子 

 

明けない夜はないですね。必ず太陽は上り私達を照らします。その太陽が希望なのです。希望を持つか持たないかでは、まったく違った生き方になると言っても過言ではありません。

 

Ⅰペテ3:13 もし、あなたがたが善に熱心であるなら、だれがあなたがたに害を加えるでしょう。3:14 いや、たとい義のために苦しむことがあるにしても、それは幸いなことです。彼らの脅かしを恐れたり、それによって心を動揺させたりしてはいけません。3:15 むしろ、心の中でキリストを主としてあがめなさい。そして、あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をしていなさい。

 

スティーブ・マックイーンは生後6ヶ月のとき両親が離婚、母親の実家で養子として育てられます。
逮捕歴が4回あった彼は、14歳から1年半、少年院で暮らしますが、この時、ある先生から「君には、何かすばらしい才能を感じる」と温かい言葉を掛けられました。
誰からもそんなことを言われたことのなかったマックイーンは、これがきっかけでやる気になります。
そして21歳で俳優になると、『荒野の七人』『大脱走』など大ヒットの連続となり、世界的なスターとなったのです。たった1人の一言がある人の人生を決めます!今日も主は私たち一人ひとりに叫んでおられます!

「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう」(エレミヤ33:3)

「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです」(ヨハネ14:16)

この助け主はギリシャ語でパラクレトス、つまり、私たちを援助するために、いつでもそばに寄り添ってくださる方、聖霊様です。