オプラ・ウィンフリー

結婚していないティーンエイジャーのカップルの元に誕生し、子供時代を祖母・父親・母親の元を転々として育ちました。黒人ゆえの人種差別に貧しい環境で 、着る服もなく、ジャガイモの袋を切って服として着ていたそうです。

三歳になる頃には読むのを教わり、キリスト教の聖書を愛読し復唱するようになり、読むのも書くのも得意でした。

 

9歳の時から、いとこの友人とされる19歳の男に性的虐待を3年間も受け、14歳で叔父に性的暴行を受けて妊娠・出産。産まれた子供は1週間後に病院で亡くなり、試練体験から自身の番組で子供への性的虐待をテーマにあげることも多く、彼女は薬物中毒も体験した不幸な女性でした。

 

しかし、現在では人気司会者で成功して全世界132ヶ国、1億4千万人が視聴。

芸能人の中で最も収入が多く尊敬され、米経済誌フォーブスによると、総資産額は28億ドル、約3000億円。彼女が推薦した本(ソロモンの歌)が数ヶ月で1千万冊以上が売れたという影響力ある人物です。彼女はこう告白しました。

「本が今日の私を作った。」父の勧めで、聖書と多くの本を読むようになった。

「勝利と同じくらいの利益を失敗から得るし、失敗により目覚めることができる」「失敗は皆さんを別の方向に導いてくれる」

「『次の正しい道は何か』と、自分に問いかければよい」

彼女は、慈善活動にも熱心で、250億円とも推定される寄付をこれまでにしたとされています。