「それで彼は、夜昼となく、墓場や山で叫び続け、石で自分のからだを傷つけていた。」マルコ5:5

 

自分を傷つける悪霊レギオンにつかれた男同様の自殺未遂、自己卑下、自己虐待。自己拒絶、不健全な自己否定、自責の念、罪悪感など自分をいたずらに傷つけている人が多くいます。

 

モーセの十戒に「殺してはいけない。」とあるように自分自身にも自己封殺しないよう高価で貴い神様に愛されている特別な存在であるという意識を持って自らをいたわり自信を持って高貴に歩むことが必要です。

 

イエス様はレギオン悪霊につかれた男一人を癒す為に、大きな財産である二千匹の豚の群れが湖中に崖からダイビングして失われる犠牲を許可されました。

一匹の豚はいくら?

仮に一匹十万円なら二千匹で二億円です。

一匹五万円でも総額一億円。かなりの資産です。

一人の魂は天地よりもはるかに尊く価値があります。

 

物の価値は時に支払われた代価の大きさによって分かります。骨董品や高価な宝石類は鑑定人でないと本当の価値が分かりませんが、おおよそ支払われた代価を聞く時はじめて、素人でもその物の真価が分かります。

私たちの価値は一体どれ位でしょうか?

 

多くの失敗によって、自分の本当の価値を見失いそうな気分になる時、失敗した自分の姿ではなく十字架のイエス様を仰ぎ見つめなければなりません。その支払われた御子イエス様の罪なき唯一の血潮の代価を引きかえに与えられた命です。

神のひとり子の身代わりの死という犠牲の大きさを思うとき悟りが来ます。

ヨハ3:16「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

 

 

Ⅰテモ6:17 「この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。6:18 また、人の益を計り、良い行いに富み、惜しまずに施し、喜んで分け与えるように。」 

 

富のリスク 心配 不眠 伝5:10 「金銭を愛する者は金銭に満足しない。富を愛する者は収益に満足しない。これもまた、むなしい。5:11 財産がふえると、寄食者もふえる。持ち主にとって何の益になろう。彼はそれを目で見るだけだ。5:12 働く者は、少し食べても多く食べても、ここちよく眠る。富む者は、満腹しても、安眠をとどめられる。」

 

恐慌時に悲惨 伝5:12 「働く者は、少し食べても多く食べても、ここちよく眠る。富む者は、満腹しても、安眠をとどめられる。5:13 私は日の下に、痛ましいことがあるのを見た。所有者に守られている富が、その人に害を加えることだ。」

 

黙18:2「倒れた。大バビロンが倒れた。そして、悪霊の住まい、あらゆる汚れた霊どもの巣くつ、あらゆる汚れた、憎むべき鳥どもの巣窟となった。18:3 それは、すべての国々の民が、彼女の不品行に対する激しい御怒りの葡萄酒を飲み、地上の王達は彼女と不品行を行い、地上の商人達は、彼女の極度の好色によって富を得たからである。」

 

廃棄物を大事に 倹約生活の勧め 

ヨハ6:12「余ったパン切れを、一つもむだに捨てないように集めなさい。」

 

ヘブル13:5 「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」

 

何のためにお金や才能や時間を使うか 

ヨセフが国務総理となり富んだのは、貧困世界を救うため 目的が大事です。

 

申8:18 「あなたの神、主を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えられるのは、あなたの先祖たちに誓った契約を今日のとおりに果たされるためである。」

 

施す人が幸い 受けるより与える人

詩37:25「私が若かったときも、また年老いた今も、正しい者が見捨てられたり、その子孫が食べ物を請うのを見たことがない。37:26 その人はいつも情け深く人に貸す。その子孫は祝福を得る。」

 

黙22:12 「見よ。私はすぐに来る。私はそれぞれのしわざに応じて報いるために、私の報いを携えて来る。」

 

東日本大震災で、津波で流された5700個もの金庫が警察に届けられ、23億円近い現金が持ち主に返されたことに欧米のメディアが驚いています。

箴28:6 「貧しくても、誠実に歩む者は、富んでいても、曲がった道を歩む者にまさる。」

 

Ⅱコリ8:9「あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。」