怪力サムソンとイエス・キリストの3つの十字架 聖書に隠された十字架の言葉 引き裂かれた獅子とメリケンサックとダゴン神殿 神様は隠した真理を解き明かすことを願っておられる 2024.3.13 泉パウロ

ビートルズのジョン・レノンが1971年に「イマジン」という天国も、地獄もないという無神論な内容の曲を作りましたが、この曲を作った数年後、彼が親しくしていたオラール・ロバーツ牧師に次のような手紙を出しました。

 

 「ロバーツ先生。ジョンです。僕には、お金がたくさんあります。ビートルズとして世界中を訪れました。世界中の人々がうらやむようなすべてのものを手に入れました。それでもなお、僕は人生の問題に直面して恐れているのです。希望を見出すことができないのです。もはや、罪悪感からも逃げ出すことができず、自分を愛することができません。僕は、ただ希望がほしいのです。薬物も使い続けたくはないのです。キリストが自分のためにどんなことをしてくれるのか教えてください。イエスキリストはまやかしなのでしょうか? よみがえりは、うそなのでしょうか? 僕はイエス・キリストを愛することができるのでしょうか? いや、イエス・キリストは僕を愛することができるのでしょうか? 僕は、この地獄から抜け出したい。先生、教えてください。希望はありますか?」   

 

オラール・ロバーツ牧師は彼に返事を出し、イエス・キリストは、よみがえって、愛してくださっていること、新しい人生と希望があることを伝え励まし続けました。ジョンレノンは4年間、聖書を読んだり、学んだりしているうちに、1980年10月、イエス・キリストを受け入れ、喜びをもって「You Saved My Soul」という曲を作りました。 

この曲は、奥さんの小野ヨーコさんがオカルトに傾倒していたので、キリスト教に嫌悪感があり、曲が録音されて出版される前に、すべてを差し止めて出回らないようにしたので世間にはあまり知られていません。

1980年12月8日、彼は殺されますが、殺される1か月前に雑誌のインタビューで言ってます。

 

「自分の信仰は、クリスチャンとは言えないかもしれないが、今でも聖書は読んでいる。キリストのたとえ話のいくつかは、ようやく今になって解ってきた。」 

そして、彼が亡くなる3週間前、彼が作った歌「You Saved My Soul」(あなたは、私の魂を救ってくださった)のデモテープを自分でギターを弾いて、録音しているものが、今は、You Tube動画で見ることができます。

 

日本語に訳すと、次のような歌詞です。かっこ部分は私、泉が付け加え、訳も私がしました。

 

You Saved My Soul

John Lennon

 

When I was lonely and scared

I nearly fell for a TV preacher

In a hotel room in Tokyo

Oh only you truly saved me from that suicide

Because all the things

I die along with you

Remember the time

When I went to jump out of that apartment window

On the west side of town of old New York

Oh only you saved me from that suicide

Because of all my foolish pride

Well if I could thank you, thank you

For saving my soul with your true love

 

あなたは私の魂を救った

ジョン・レノン

 

私が寂しくて怖かったとき

東京のホテルの一室で

テレビの説教者(オーラルロバーツ牧師)に騙されそうになった

ああ、本当にあの自殺から私を救ってくれたのは

あなた(イエス・キリスト)だけだった

なぜなら、すべてのことが私はあなたと共に死ぬから ※(聖書の言葉)

あのアパートの窓から飛び降りようとした時のことを覚えています

古いニューヨークの町の西側

ああ、あなただけが私をその自殺から救ってくれた

私の愚かなプライドのせいで

まあ、感謝できるなら、ありがとう

あなたの真実の愛で私の魂を救ってくれて

 

※ ローマ6:5「もし私たちが、キリストにつぎ合わされて、キリストの死と同じようになっているのなら、必ずキリストの復活とも同じようになる。」

 

ジョンレノンはフリーメイソンを嫌っていましたから、オーラルロバーツ牧師がそのメンバーであることを途中で気付いて決別したと思われます。考えられる騙し事は、金銭要求かもしれません。フリーメイソンを敵に回し、反戦主義を貫いたジョンレノンは自分をSHOOT、撃て!と歌いましたが、挑発通り組織に撃たれたのです。

 

ジョンレノンが、最後に作った歌がキリストに対する賛美の歌だったことは、世間にはあまり知られておりません。 あの有名なジョン・レノンが、この世のすべての栄華を手にした時でさえも、その心は渇いておりました。人間の心の中には、神によってしか満たせない空洞があり、この世の何物をもってしても真の意味で満たされることができません。創造主(神様)だけが、私たちの心の渇きを満たし、空しさから解放することができるのです。人間は、神を無視して罪の中に生きているため、このままでは死後、天国に入ることができません。しかし、キリストを信じるなら、罪がゆるされ、地獄ではなく、天国に行くことができます。神が人となって来られたお方、イエス・キリストが私たちの罪を身代わりに背負って十字架で死なれたからです。彼は、三日目に復活し、今も生きておられます。神は、永遠の愛をもって、あなたを愛しておられ、祝福された人生を与えようと計画しておられます。今日から、次のように祈ってみてください。信じるなら、あなたの将来には望みがあります!

 

「天の神様。私の罪をお許し下さい。イエス様が私の罪を許すために十字架で死んでくださった事を感謝します。復活したイエス様。私の心の中にお入り下さい。永遠の命と聖霊の満たしを与えて下さい。イエス様の御名(みな)によって祈ります。アーメン」

 

ジョンレノンが最後に作った曲は、救いの喜びを表現した絶望の死から希望の復活への立派な賛美です。

 

ダニ12:2 地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠の命に、ある者はそしりと永遠の忌みに。12:3思慮深い人々は大空の輝きのように輝き、多くの者を義とした者は世々限りなく、星のようになる。」

 

マタ13:41 人の子はその御使いたちを遣わします。彼らは、つまずきを与える者や不法を行う者たちをみな、御国から取り集めて、13:42 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。13:43 そのとき、正しい者たちは、彼らの父の御国で太陽のように輝きます。耳のある者は聞きなさい。

 

Ⅰコリ15:41 太陽の栄光もあり、月の栄光もあり、星の栄光もあります。個々の星によって栄光が違います。15:42 死者の復活もこれと同じです。朽ちるもので蒔かれ、朽ちないものによみがえらされ、15:43 卑しいもので蒔かれ、栄光あるものによみがえらされ、弱いもので蒔かれ、強いものによみがえらされ、15:44 血肉のからだで蒔かれ、御霊に属するからだによみがえらされるのです。血肉のからだがあるのですから、御霊のからだもあるのです。

 

Ⅰコリ15:51 聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみな、眠ることになるのではなく変えられるのです。15:52 終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。

 

 

以下は小石泉牧師の荒野の声より

偽預言者?オーラル・ロバーツの死

オーラル・ロバーツが死んだ。と言っても、ほとんどの読者は何者だ?というのが感想だろう。しかし、この男は、一時はアメリカでもビリーグラハムと双璧をなす有名な伝道者であった。最盛期には18000人の収容能力を持つ大テントをトレーラーで運びアメリカ中を伝道して歩いた。また多くのテレビ局ラジオ局から放送した。彼は若くして「神からの声を聞き」多くの人々の病を癒したとされる。私なども若いころ彼の伝記を読み感動し興奮したものである。
ところがある時から、彼はまたしても「神の声を聞き」大学を建てる。そこにはCity of Faith「信仰の町」という名前の病院も建てられ、そこの卒業生は病院施設のない貧困の国に派遣されるといううたい文句だった。世界中からペンテコスト派、カリスマ派の学生が集まり、やがてこのキリスト教原理主義?の中心的な場所となった。ところがやがて、幾度も経済的な危機が報道されるようになった。その都度、オーラル・ロバーツは「神の声を聞き」、もし「何時何時までに何億円が集まらなければ、神は私を天に召すといわれた」とテレビラジオで訴えた。これに答えてイノセントな(アホな)クリスチャンたちが莫大な献金をして、その場を切り抜けた。

ところが、その資金の多くは彼の妻や子供たちの途方もない贅沢に使われていることが判った。娘のレジャーやバカンスのバーミューダへの旅に大学の航空機が使われることは度々だったという。豪勢な家、ブランド物の購入、高価な車にこれらの「神への献金」は費やされた。
テックス・マーズ氏はオーラル・ロバーツ大学のキャンパスに無数のサタン礼拝のシンボルを見たと言っている。中心に立つ「祈りの塔」はオベリスクだとシスコさんは言う。ある女性は大学構内でのサタン礼拝に出席したと証言している。また彼はフリーメーソン33階級だと言うことはかなり知られたことである。
オーラル・ロバーツに限らず、20世紀のアメリカのキリスト教会をリードした指導者たちはほとんどがフリーメーソンであった。(推定である場合が多いが) ビリー・グラハム、キャサリン・クールマン、ノーマン・ビンセント・ピール、ロバート・シュラ―、パット・ロバートソン、ケネス・コープランド、ロドニー・ハワード・ブラウン、ケネス・ヘイギン、ベニー・ヒン・・・・あげて行けばきりがない。彼らはアメリカのスターだったし、現在もスターである。
 私が疑問でならないのは、これらの人々がなぜ神を恐れない行為を行いうるのかと言うことである。信じられない。彼らは羊の群れの中の狼だった。
キリストはこれらの偽預言者に対して預言している。
にせ預言者を警戒せよ。彼らは、羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、その内側は強欲なおおかみである。あなたがたは、その実によって彼らを見わけるであろう。茨からぶどうを、あざみからいちじくを集める者があろうか。そのように、すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。良い木が悪い実をならせることはないし、悪い木が良い実をならせることはできない。良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれる。このように、あなたがたはその実によって彼らを見わけるのである。わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。その日には、多くの者が、わたしにむかって『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって預言したではありませんか。また、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多くの力あるわざを行ったではありませんか』と言うであろう。そのとき、わたしは彼らにはっきり、こう言おう、『あなたがたを全く知らない。不法を働く者どもよ、行ってしまえ』。マタイ7:15~23
 これなど全く現在のことを言っているようだ。また次のようにも言っている。
また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。僕たちがきて、家の主人に言った、『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。どうして毒麦がはえてきたのですか』。 主人は言った、『それは敵のしわざだ』。すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」。同13:24~30
我々がこれらの偽預言者たちに対して、あまり発言しないのはこの言葉によるのである。収穫の日、終わりの時の神の裁きをじっと待っているのだ。それにしても情けない。