コルトン君(コルトン・トッド・バート)

米・ネブラスカ州、インペリアル市の小さな町の教会の牧師であるお父さん「天国は本当にある!」青志社 (2011) (英語版は2年間以上ベストセラー・リストに載る)
コルトン君、2002年6月24日で3歳、現在は40歳です。

3歳10ヶ月の時、穿孔虫垂炎せんこうちゅうすいえんにかかり、2回の手術を受け、2回目の緊急手術中に魂が体を離れました。その時、天国とイエス・キリストを体験しました。
  

父(バーポ): あの子はトイレで吐き出し始め、医者は、盲腸の破裂と感染の拡大にきがつきましたが、その時は手遅れ。命が薄れていくのが感じました。町の小さい病院から、大きいメディカルセンターへ移して盲腸が破裂状態が5日続いたで緊急手術が必要でした。

父は、そこで泣き崩れ怒りとフラストレーションで神に文句を言いました。

”あなたに仕えているのに、息子を取るのか?”、”牧師にこんな仕打ちをするのか?”
母: とにかく緊急事態だったので、祈りのチェーンに電話しまくりました。
父: 待合室に1時間半いました。ついに看護士がたずねてきました。

”コルトン君のお父さんはいますか?”

”はい。”、 ”お父さん!と叫んでいますよ。”

病室に入ると、コルトンは言いました。

『お父さん。死にかけたんだよ。』 

 

退院から4ヶ月、ようやく息子の話に耳を傾けました。
コルトン: その時、天国を見た。 イエス様と 天使たちが、僕を 天国へ連れて行きました。
父: イエス様が分かったか、と聞きました。
コルトン: 最初に見た人がイエス様だと分かりました。 白い衣に 紫色のサッシュ(飾り帯)を着ていて、優雅に降りてきたよ。”お父さん、イエス様に しるしがあるよ。” ”イエス様のしるしは ここだよ。”と手のひらを指差す 次に 足を触って”ここだよ”。
始めに 神様の王座の間を見た。 どこにいるか分からなくて 動揺したけど、神様は 僕の好きなものを使って落ち着かせてくれた。それで安心した。
 

コルトンが蘇生してからしばらく経ったとき、教会で葬儀を仕切ることになりました。

コルトン: 「パパ、そうぎって、なに?」
父: 『あのね、葬儀っていうのはね、誰かが死んだときに開くものなんだよ。この町に住んでいる男の人が死んだんだ。家族が、この人にさよならを言いに来るんだよ』
コルトン: 『その人の心には、イエスがいるの?』
父: 『ぼくは、よく知らないんだよ、コルトン』『その人のこと、あまり知らなかったからね』
コルトンの顔が心配そうにゆがむ、

コルトン: 『その人の心に、イエスがいないとだめ! その人は、イエスを知らないとだめ! そうじゃなきゃ、天国に行けないの!』」

 

おもちゃの中からプラスチック製の馬を見つけて、それを持ち上げて

コルトン: 「ねぇパパ、イエスが馬を持っているの、知ってる?」
父: 「馬?」
コルトン: 「『うん、虹の馬。ぼく、なでたの。いっぱい色がついているの』

父: 『どこにいっぱい色があるの? 

コルトン?』『天国だよ、パパ。虹の色、ぜんぶあるところ』」


父: 「『イエスってさぁ、どんなふうに見えたの?』

コルトン: 『イエスはね、ペンをつけてるよ』
父: 『なに、それ?』
コルトン: 『ペンだよ、パパ・・・・・・イエスはペンをつけてるの。でね、茶色い髪でね、顔にも毛がついてるよ』

髭とペンは十字架のくぎ。残酷な事実は、幼いコルトン君には事前に一切知らされていませんでした。

 

イエスの顔はたくさんの聖画にもなかったが、ある日、

天国を垣間見たアキアナ・カラマリックという少女が4歳の頃から天国のビジョンを見るようになって8歳の時に描いた作品で描いたイエス・キリストの絵。

その絵を一目見たコルトン君は、

コルトン: 「ボクが天国で会った人は、この人だ!」「イエスの髪の毛はフサフサしてて、眼の色は翠がかったブルーだよ。」

 

『でね、目がね・・・・・・あぁ、パパ、目が、とってもきれい!』
そう言うコルトンの目は、まるで、ひときわ魅力的な思い出を楽しむかのように遠くを見つめ、その顔は、みるみるうちに夢見心地になる。
父: 『どんな服を着てるの?』
コルトン: 白い服に紫の飾り帯。『イエスだけがね、天国で、むらさき着てるの。パパ、知ってた?』

 

コルトン:”お父さん。パップ という おじいちゃんがいたでしょ?”、

父: ”ああ”、”いいおじいちゃんだったね。”、 ”知ってるの?”、

コルトン:”うん、お父さんが小さい時、おじいちゃんとよく遊んでいたね。

父: どうして知っているの?”、

 コルトン:  ”おじいちゃんが言ってたよ。”人がやってきた。 パップだった。

”トッドの子かい?”と聞いたので、僕は”はい”と答えた。”トッドのおじいちゃんだよ。”と言ったんだ。

父: 祖父とは親しかったんです。小さい時、私の模範でした。しかし、交通事故で亡くなりました。

おじいちゃんの写真を見せたが違う。若い写真を見せると、この人。

天国ではメガネをかけなくて、若いお兄さんだったそうです。

コルトン:『お姉ちゃんが、二人いるんだ。』 

お母さんは聞きました。

母: ”誰のこと?いとこ?” 

コルトン:『お母さんのおなかで、赤ちゃんが死んだでしょ?』 

母: ”誰が言ったの?”

コルトン:『お姉ちゃんが言ったよ。』
『お母さん、大丈夫だよ。神様が養子にしたんだ!』 

妻は膝をついて手を肩にかけて聞きました。

母: ”つまり、イエス様が養子にしたの?” 

コルトン:『違う。 イエス様の お父さんがしたんだ。』 

母: ”どんな顔?”と聞きました。

コルトン:『そうだねえ・・ キャッシーと似ているけど、髪の毛は茶色で、キャッシーほど大きくないよ。 だけど、何度も僕を抱きしめて止めてくれないんだ。』 

『”お父さんがいつも僕たちを抱きしめてくれるから、天国に行ったら抱きしめてくれるよ”、と彼女に言ったよ。』 母: ”彼女の名前は?”

コルトン:『思い出せない。彼女に名前をつけていなかったからだ。』 

実は 妻は 妊娠2ヶ月で流産したので、性別も分かりませんでした。

 

天国はすばらしかったので、”戻って来たかった?”と聞きました。
コルトン: 天国を去ると分かったのは、イエス様が「戻るんだよ」と言ったから。 僕は 戻りたくなかったけど、お父さんが祈ったから、と言われた。天国は本当にあって楽しい所だ。
 

コルトン君によれば、天国にはたくさんの子どもたちがいて、みんな背中に羽をつけていたそうです。

コルトン君にも小さいながら、羽があったといいます。
コルトン: 「『ぼくたち、飛んだんだよ。あのね、イエスじゃない人は、みんな、飛ぶの。イエスはね、天国で、一人だけ羽がないんだよ。イエスはね、エレベーターみたいに、上にいったり、下にいったりする』