富のリスク 金持ちや成功者は妬まれる邪魔される アメリカのインディアンはイギリス軍から毛布を渡されてそれを使うと、そこに毒(天然痘)が塗られていて滅ぼされました。日本や外国の時代劇を観たら陰謀沢山です。織田信長や豊臣秀吉や徳川家康がなぜ天下統一を成し遂げられたのかというと、敵の陰謀があることを見抜いて対処してきたからです。

世界は平和、人間は親切で陰謀もないと思うのも自由ですが、聖書は悪者が現実にいると書いています。

 

箴24:8 悪事を働こうとたくらむ者は、陰謀家と言われている。

 

ホセ7:6 彼らは陰謀をもって近づく。彼らの心はかまどのようで、その怒りは夜通しくすぶり、朝になると、燃える火のように燃える。

 

病はすべてが悪霊の仕業ではありません。寒い中、不注意に薄着で過ごせば、自然の法則の中で風邪をひきます。

しかし風邪をひかせようとあえて不注意にさせて、体調を壊しやすい環境に導く病の悪霊の働きもあり、飲酒運転を誘いこみ事故を起こし怪我させる場合もあります。

 

聖書に出てくるおしとつんぼの悪霊は幼い少年に何度もとりついては火の中や水の中に投げ倒して滅ぼそうとしたと書いていますが、これと同じ悪霊の破壊工作が防波堤やビルの屋上や電車が来たプラットホーム等で現れたら、火の中、水の中同様、投げ込まれてしまい、事故の現場調書は事故や自殺扱いとなるでしょうが、実際には悪霊に倒されたケースも意外に多くあるはずです。ですから試みに会わないよう悪しき者から守られますようにという主の祈りが大切になります。

 

「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」(ヤコブ4:7)

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」(エレミヤ29:11)

 

信仰 カナン人の女の娘は本人ではなく母親の信仰がイエス様に認められた時に即刻癒されました。おしのとつんぼの悪霊につかれた息子も本人ではなく父親の不信仰がイエス様によって正されたときに即刻癒されました。血は水より濃いものです。親の子供に対する愛のとりなし祈りは強大です。

誰より真剣さと真実な愛があるからです。

 

祈り 長血の女は静かに黙祷する伝統的な福音派タイプの祈り手ですが、本人の信仰で癒され、一方、盲人バルテマイは逆に熱く叫ぶペンテコステ派タイプの祈り手で、彼も本人の信仰で癒されました。

 

血糖値や血流や血圧の不安定、悪玉菌など悪いどろどろ血液のゆえに病める病人が増えていますが、聖霊様の清めの御言葉がここにあります。

(欽定訳聖書直訳)「私は先に清められていない者達の血を清めるであろう。」(ヨエル三章二十一節)

 

イエス様の十字架イザヤ五十一章二十三節「『ひれ伏せ。われわれは乗り越えて行こう。』と言ったので、あなたは背中を地面のようにし、また、歩道のようにして、彼らが乗り越えて行くのにまかせた。」

 

(詩篇百二十九章一~三節)「さあ、イスラエルは言え。「彼らは私の若いころからひどく私を苦しめた。彼らは私に勝てなかった。耕す者は私の背に鋤をあて、長いあぜを作った。」

 

イエス様の背中が踏み砕かれる地面や歩道のように打ちのめされ、ムチというスキで耕された畑のあぜ道のように、イエス様の背中は長いあぜ道のように深い打ち傷が破傷風と共に長く腫れ上がりゴルゴダの地を赤く染めました。この支払われた世界最大級の代価のゆえにこそ、私たちは神様の御前で価値ある存在であることを自覚でき、イエス様が身代わりにムチ打たれた無数の打ち傷の血潮によって病が癒されたのです。

 

ある姉妹は大変なひざの痛みがあり、階段を降りるにも一段一段がゆっくり静かな真剣勝負でした。そんなある日のこと。金曜徹夜祈祷会で姉妹が祈っていると、突然目の前に開かれたクリアーな幻が現われました。そこに見たものはひどくむち打たれ、引き裂かれたイエスさまの背中そのものでした。イエスさまの背中には無数のむち打たれた傷跡が生々しく残り、深く肉がえぐられており、そこから真っ赤な血潮が大量に流れ出ていました。幻を見つめるうちにイエスさまのみ声が聞こえてきました。

 

「あなたが信じようと信じまいと、私は現実にあなたのいやしのためにむち打たれたのです。なぜこのことを信じないのですか?」

姉妹は驚きのあまり震える声で繰り返し告白しました。

「信じます。信じます。信じます! あなたは私のためにむち打たれて血潮を流し、苦しまれたことを。私は信じます。イエスさまの打ち傷によって私はいやされました!」

その日の帰り道、姉妹は階段の所で完全にいやされて自由に昇り降りできる自分を再発見しました。