オーラル・ロバーツ牧師は、小さな頃からどもりがひどく、誰とも交わることができませんでした。自伝の中でこのように告白します。「小さな頃、学校の先生に自分の名前が言えないほど、ひどくどもっていました。

一時、親戚からは「オーラルは決して大きな人物にはなれないだろう。ちゃんとしゃべることさえできない。」と言われるほどでした。何人かの親戚や、幼馴染は、私のどもりを真似しながら、からかいました。私は常に「劣等感」にとらわれ、自分を破滅させながら生きていました。」

 

時が経ち、17歳のとき、肺結核にかかり医者は言いました。

「肺結核は治療が難しいです。息子さんには残された時間が少ないです。」

 

何日も残されていないという死刑宣告を受けたとき、彼は血を吐きながら、そこでイエス様に出会います。家族が集まり、一緒に祈るとき、心の扉を開いてイエスを受け入れ、リバイバル会に参加して病が癒されると、彼を偉大な癒しのしもべとして立ててくださいました。彼が生涯を通して頼った御言葉はⅢヨハネ1:2の御言葉です。

「愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。」

この御言葉に頼り、訪れる所で大きなリバイバルの働きを起こし、奇跡を現しました。オクラホマ州・タルサ市にオーラル・ロバーツ大学を建て、若者を養成し、この大学を通して神様に栄光を捧げ、また、多くの人材を養成した尊いしもべとして、2009年、91歳まで長寿で御国に召されました。このように告白しました。

 

「私は「祈りの力」が私たちの病を「癒す」ことができるという事実を完全に確信する人です。祈りによる癒しの力は、神様が私たちの病を癒されるために使われる偉大な方法です。私は「奇跡」を期待します。あなたはもっと健康になれます。あなたは成功できます。あなたは「今すぐに」、そのようになれます。」

 

マタイの福音書4:23-24「イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆる わずらいを直された。イエスのうわさはシリヤ全体に広まった。それで、人々は、さまざまの 病気と痛みに苦しむ病人、悪霊につかれた人、てんかん持ちや、中風の者などをみな、みもと に連れて来た。イエスは彼らをお直しになった。」アーメン。

 

ジョン・レノンのインタビュー(1968年)。

「社会はキチガイによって動かされている。気違いじみた目的を実現するために。
僕はこのことに16歳、12歳とか、ずっと幼い頃に気付いたんだ。

でも自分の人生を通じて、このことを違う方法で表現してきた。
僕が表現しているものは、いつも同じだ。でも、今はこのことを言葉にして示そう。
「僕たちは、偏執狂者(マニアック)によって、イカレた目的を成就するために支配されている」と。
イギリスやアメリカ、ロシア、中国の政府が実際に何を考え、何をやろうとしているのか。

誰か新聞にでも書くことができるならば、僕はぜひとも知りたい。
彼らはみんなキチガイだと僕は思う。

でも、そのことを表現しようとすると、僕のほうがキチガイとして片付けられてしまうんだ。」

 

 

ビートルズのジョン・レノンが1971年に「イマージン」という曲(天国も、地獄もないという無神論的な内容の曲)を作りましたが、この曲を作った数年後、彼が親しくしていたオラール・ロバーツ牧師に手紙を出しました。次のような内容の手紙でした。 

 「ロバーツ先生。ジョンです。僕には、お金がたくさんあります。ビートルズとして世界中を訪れました。世界中の人々がうらやむようなすべてのものを手に入れました。それでもなお、僕は人生の問題に直面して恐れているのです。希望を見出すことができないのです。もはや、罪悪感からも逃げ出すことができず、自分を愛することができません。僕は、ただ希望がほしいのです。薬物も使い続けたくはないのです。キリストが自分のためにどんなことをしてくれるのか教えてください。イエスキリストはまやかしなのでしょうか? よみがえりは、うそなのでしょうか? 僕はイエスキリストを愛することができるのでしょうか? いや、イエスキリストは僕を愛することができるのでしょうか? 僕は、この地獄から抜け出したい。先生、教えてください。希望はありますか?」   

 

オラール・ロバーツ牧師は彼に返事を出し、イエスキリストは、よみがえって、愛してくださっていること、新しい人生と希望があることを伝え励まし続けました。ジョンレノンは4年間、聖書を読んだり、学んだりしているうちに、1980年10月、イエスキリストを受け入れました。彼は、喜びをもって、「You Saved My Soul」という曲を作りました。この曲は、幻の名曲と言われています。というのは、彼の奥さんの小野ヨーコさんは、オカルトに傾倒していたので、キリスト教に嫌悪感があり、その曲が録音されて出版される前に、すべてを差し止めてしまい、世に出回らないようにしました。1980年12月8日に残念ながら、彼は、殺されます。しかし、殺される1か月前にある雑誌のインタビューの中で彼はこんな風に言っております。

 

「自分の信仰は、クリスチャンとは言えないかもしれないが、今でも聖書は読んでいる。キリストのたとえ話のいくつかは、ようやく今になって解ってきた。」 

 

そして、彼が亡くなる3週間前、彼が作った歌「You Saved My Soul」(あなたは、私の魂を救ってくださった)のデモテープを自分でギターを弾いて、録音しているものが、今は、You Tube動画で見ることができます。日本語に訳すと、次のような歌詞です。 

「僕が孤独でおびえていた時、テレビの説教者に支えられた。東京のホテルの一室で、あなただけが、その真実の愛で、あの自殺から僕を救ってくれた。全てのことの故に、僕はあなたと一緒に行きます。僕がアパートの窓から飛び降りようとした時のことを覚えていますか。ニューヨークの街のウエストサイドで、あなただけが、愚かなプライドが原因のあの自殺から僕を救ってくれました。僕の魂をあなたの真の愛で救ってくださったことを感謝しています。」 

 

ジョンレノンが、最後に作った歌がキリストに対する賛美の歌だったことは、世間にはあまり知られておりません。 あの有名なジョン・レノンが、この世のすべての栄華を手にした時でさえも、その心は渇いておりました。人間の心の中には、神によってしか満たせない空洞があり、この世の何物をもってしても真の意味で満たされることができません。創造主(神様)だけが、私たちの心の渇きを満たし、空しさから解放することができるのです。人間は、神を無視して罪の中に生きているため、このままでは死後、天国に入ることができません。しかし、キリストを信じるなら、罪がゆるされ、地獄ではなく、天国に行くことができます。神が人となって来られたお方、イエス・キリストが私たちの罪を身代わりに背負って十字架で死なれたからです。彼は、三日目に復活し、今も生きておられます。神は、永遠の愛をもって、あなたを愛しておられ、祝福された人生を与えようと計画しておられます。今日から、次のように祈ってみてください。信じて祈るなら、あなたの将来には望みがあります!

 

「天の神様。私の罪をお許し下さい。イエス様が私の罪を許すために十字架で死んでくださった事を感謝します。復活したイエス様。私の心の中にお入り下さい。永遠の命と本物の満たしを与えて下さい。イエス様の御名

(みな)によって祈ります。」