スイスの山にセントバナード犬の「ディペンダブル」という救助犬がいました。

 

ある日ディペンダブルは、雪に埋もれた遭難者を発見しました。

猛吹雪の中、寒さで死にかけていた男性を自分の体温で温めるために、毛むくじゃらのディペンダブルは覆いかぶさりました。

少しずつ温まり、この男性は、意識を取り戻しましたが、パニック状態となり、狼か熊に襲われたと間違え、自分の持っていたナイフで救助犬ディペンダブルを刺してしまいました。 

 

ディペンタブルは、血を流しながら、よろよろしながら、最後の力を振り絞って、遭難者に道を示すべく山小屋へと向かいます。

その姿を見て、遭難者は救助犬だと知ります。

そして、彼は真っ白な雪の上についているディペンダブルの血の跡をたどって、山小屋に無事たどり着くことができました。

山小屋にたどり着くや否や、血まみれになったディペンダブルは死んでしまいました。

 

キリストは、罪、不幸、地獄から、私たちを救い出して、天国に導くために、クリスマスに来てくださったのです。       

人間は、みな罪人で神から離れているので、罪の悪臭がただよう重荷、悩みや死の恐怖という重荷を背負っています。

 

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」

 

2018年のノーベル医学・生理学賞を受賞したのは、京都大学の本庶佑教授でした。

薬物療法、手術治療、放射線治療に続く第4の手法として免疫療法を確立した功績が評価されたのです。

彼の発見はガン免疫治療薬オプジーボの開発に繋がりました。

この薬でガンを克服できた方がインタビューに答えて「命の恩人です。感謝し尽くせません。」と言っていました。

キリストはそれ以上で肉体だけでなく、永遠のいのちの恩人です。

神様に感謝しましょう。