人間のふりをした悪霊達

 

ノアの時代、堕天使は元々、天国内で巨人だったのに、地上では人の娘たちの所に入り巨人ネフィリムを生ませたことから、思いのままに小さくなれるようです。

聖書でも数人の天使が人間の姿でアブラハムやロトに現われたり、人の夢の中に現れたり、燃える火の中を昇ったり、様々な離れ業をしている記述があります。

漫画の進撃の巨人でも人間サイズに変身したりしています。そんな性質持つ堕天使達が最後の時代に人間のふりをして訪問するかもしれません。気を付けてください。その日の啓示を受けた預言を紹介します。

 

「ある大きく立派な教会がありました。内部は美しく素晴らしい賛美がなされていました。人々は神様をほめたたえていました。ところが堕天使である悪霊は、この光景を見て楽しそうにしていました。事実、彼はあざ笑っていました。それから、黒い長服を着た生き物たちがその教会に浸透していくのが見えました。彼らは中に入って来て、座りました。そして、教会員たちに見える姿に変身しました。それから、彼らはふたたび黒い長服を着ていました。彼らは悪霊どもでしたが、男女の人間の姿をしているようでした。この後、その教会がそのミニストリーで補助してもらうために彼らを招くのが見えました。職務についてもらい、献金やあらゆることで補助してもらうためにです。クリスチャンたちは全くだまされていました。それから、五年が経過しました。その教会は、ほぼ空っぽでした。その教会のいたるところに暗闇が存在しました。私はその教会の建物の外部に目を向けました。すると、駐車場はひび割れしており、荒廃していました。」

 

ヘブル10:25「ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。」

 

ある予言者が幻のうちに明確に示されました。その予言によると、死人のような人々がぞろぞろ歩くのを見たそうです。彼らは皆、深い悲しみの中で見えない力によって導かれているように歩き、時々、空から語りかける声があり、彼らはその声に従っていました。
彼らは互いに会話もなく、一人一人の額と手に666という数字が書かれていました。馬に乗った兵士たちがまるで牛を扱うように人々を集めていたそうです。


アメリカ国旗が焼かれ、ずたずたに裂かれ、地面にわびしく置かれました。喜びも、笑いも、幸せも全くありません。ただ至る所に死んだ者や邪悪な者たちが見えました。
これはやがて世界の終りに起きることについて啓示されたクリスチャンの予言者の幻です。
人々が大きなデパートに次々と入って行きました。彼らは落胆した兵士のように歩調を合わせており、全く同じように、ある型の囚人服を着せられていたそうです。その店はフェンスで囲まれており、見張りがあちこちに配置されていました。

戦闘服を着た兵士たちもどの場所にもいたそうです。これらのゾンビのような人々が店に集まり、そこでやっと生活できるだけの必需品だけ買うことができました。一人一人の買い物が済むと、しっかりと見張りが付いた大きな緑色の軍用トラックに乗せられ、別の場所に移動して行くのが見えたそうです。

また、ある診察所のような所で、これらの人々は伝染病と身体障害の検査を受けていました。一部の人は不合格で、わきへ押しやられました。やがて、検査で不合格になった人々は、別の部屋に連れていかれました。その部屋には、スイッチやボタンや計器類が壁全体に設置されていて、強い印象を与えていました。ドアが開き、技術者たちが入って来ました。そのうちの一人が、部屋にいる人々の名前を呼び始めました。何もじたばたすることなく、彼らは名前を呼ばれると立ち上がり、ある大きな箱の中に進んで行きました。彼らが中に入ると別の技術者がドアを閉め、壁のパネルにあるスイッチを引きました。2、3分たって彼はドアを開け、ほうきと塵取りを取り出し、彼らの残骸を床から一掃しました。それまでは部屋に人々が詰め込まれていたのに、わずかの塵しか残っていませんでした!恐ろしいことです!

 

アメリカのFEMA強制収容所ではこれらの施設がすでにいつでも稼働できるよう準備が整っていると言われています。医学検査に合格した人々が見えました。身体に障害のない健常者たちは同じトラックに入れられて列車のところまで輸送されましたが、車内では誰も話しをしたり、他の人を見ようと振り向くことさえしなかったそうです。
 

別の建物のところで、一人一人に仕事が割り当てられました。彼らは皆一言も言い争うこともなく仕事につきました。割り当てられた仕事をとても熱心に行ない、そしてその日の終りには、周りに高い塀のあるアパートに連れられて行きました。一人一人は服を脱いで眠り、翌日も同様に熱心に働くことになっていました。そしてある大きな声が夜空に響き渡るのが聞こえました。

幻では一匹の巨大な獣が見え、彼は大きな王座に座りました。人々は皆、その獣すなわち反キリストに従いました。彼の頭から霊的な角がいくつも出ているのが見えました。
それらの角は、地上のあらゆるところに伸びて行き、そこに入ったり出たりしていました。その獣は多くの場所の中に入り込んで行き、多くの人々をだましました。貧しい人々や権利をはく奪された人々と同じく、金持ちや有名人もだまされました。小さい者も大きい者も、その獣に敬意を払いました。幻では大き

な機械が事務所に運び込まれるのが見えたそうです。獣はそれに自分の刻印を付けると、それから彼の声が出てきました。まさに黙示録にある予言どおりです!
黙示録13:1418 大きな機械が反キリストの声で話をする!最近の、人が話しかけると音声で答える電子頭脳搭載の機械類の進化を考えるとその時は間近です。さらに家庭や職場の中をのぞき見ることのできる「大兄弟」という機械があったそうです。
今、アメリカやヨーロッパでは個人の生活を24時間監視カメラで中継しながらテレビで一般視聴する低俗番組が流行していて、その番組名は「ビッグ・ブラザー」。そのままです。

 

幻では「大兄弟」と呼ばれるこのタイプの機械は一つしかなく、それは獣のものでした。その機械の一部は人々の家に置かれてあり、肉眼では見えませんでしたが、それは人々の一つ一つの行動を獣に伝達できるようになっており、そして実際に伝達していました。
その獣である反キリストは自分の王座をぐるりと回転させて正面に向くと、彼の頭の上には666という数字がありました!なんと恐ろしいことでしょうか。

幻の中で、事務所にいる男の人が、獣である反キリストに対して激しく怒り出すのが見えました。彼は「獣と話がしたい」と要求しました。彼は声の限りに叫んでいました。獣が現われて、とても丁寧そうに言いました。「おいでください、どんな問題でもお助けしましょう。」

獣は、その怒った男の人を広い部屋に案内し、テーブルに座らせる身振りをしました。その部屋とテーブルは、病院の救急室を思わせるものでした。その男の人は麻酔を打たれ、大きな機械の下に運ばれました。
獣はその男の人に電線を付け、機械のスイッチを入れました。その機械の上部には「この知性消滅器は獣666に帰属する」という言葉があったそうです!

その男の人がテーブルから外された時、目は放心したようなまなざしで、彼の動きは、映画に出てくるゾンビを思わせるものでした。彼の頭のてっぺんに、中がカラにされた部分が見え、その時、彼の知性は、獣がコントロールできるように外科手術で変えられてしまったことが分かったそうです。
その獣は言いました。「今度は気分はいかがかな? 私は、どんな問題でも助けてあげよう、と言わなかったかね? おまえには新しい知性を与えてある。おまえにはもう、心配も問題もない。」
その男の人は話しませんでした。この幻はこれで終わりません。世界の終りに反キリストが統治するとき、どんなに恐ろしい不法がはびこった愛なき時代になることか。
「おまえは私のどんな命令にも従うのだ」と獣は言って、何か小さな物を取り出し、その男の人のシャツ

 

に付けました。彼がもう一度その男の人に話しかけると、男の人は唇を動かさずに答えました。その男の人は、生きた死人のように動きました。
「おまえは働いて、怒ることもいらだつこともなく、泣くことも悲しむこともない。
おまえは死ぬまで私のために働くのだ。おまえのように私がコントロールしている者はたくさんいる。ある者はうそを言い、ある者は殺し、ある者は盗み、ある者は戦争をし、ある者は子どもを産み、ある者は機械を操作し、またある者は別のことをする。そう、私が全部コントロールしているのだ。」
気味の悪い笑い声が彼から聞こえました。その男の人はサインする書類を渡されました。彼は自分の所有物全部を喜んでその獣に与えました。さらに幻の中でその男の人が獣の事務所を去って車に乗り、家に向かうのが見えました。彼が妻に近づいたとき、彼女は彼にキスしようとしましたが、彼は応えようとしませんでした。彼は妻にも他の誰にも、何の感情も持っていませんでした。獣は、彼が何の情緒も感じられないようにしてしまっていたのです。その妻は激しく怒り、夫に向かって悲鳴を上げましたが、無駄でした。最後に彼女は言いました。「いいわ、あの獣を呼ぶわ。彼ならどうしたらいいか知っているわ。」すばやく電話をかけてから、彼女は家を出て、夫が立ち去ったばかりの同じ建物に車を走らせました。

獣は彼女を歓迎して招き入れ、「どんな問題でもお話しください。きっとお役に立てます」と言いました。とてもハンサムな男の人が彼女の腕をとって、前に夫がいた同じテーブルのところに案内しました。同じ手術の後、彼女も人格を抜き取られた獣の奴隷になっていました。
その獣が彼女に尋ねるのが聞こえました。「気分はいかがかな?」彼女が答えないうちに、彼は何か小さな物を彼女のブラウスに付けました。それから彼女は、彼が支配者であり主人であることを認め、彼を礼拝し始めました。「おまえは子を産む者としよう」と彼は言いました。「おまえは完璧な赤ん坊を産むのだ。そして彼らは私を礼拝し、私に仕えることになるのだ。」
その女性はロボットのような声で答えました。「はい、ご主人様、従います。」
ふたたびその女性が見えました。今度は、彼女は別の建物の中にいました。そこには大勢の妊婦たちがいました。その女性たちはベッドに生気なく横たわっており、単調な歌で獣をたたえていました。みなその額に666という数字がありました。彼女たちの赤ん坊は、生まれると別の建物に移されました。そこでは、知性を変えられた看護婦たちが養育の仕事をしていました。その看護婦たちも額に666という数字がありました。獣の権力は大きくなり、彼の支配は地球全体にまで広がりました。赤ちゃんたちも大きくなり、ある時期に、彼らもまたあの知性消滅機の下を通りました。彼らはあの獣と彼の像とを礼拝しました。けれどもその機械は、神の子どもたちであるクリスチャンには何の効き目もありませんでした。

 

【対処策】その時、イエス・キリストはこう言われたそうです。
「あの獣と彼の像とを礼拝する者たちは滅びます。多くの者がだまされ、倒されます。しかし私は、私の子どもたちをあの獣から救います。これらは、終りの時代に起きることです。あの獣の刻印を付けてはいけません。手遅れになる前に、今悔い改めなさい。あの獣は自分を「平和の子」と呼ぶでしょう。そして彼は、非常に混乱した時代の中で、多くの国々に平和をもたらします。彼は世界に安価な品物を多く供給できるようになり、一人一人に十分な賃金を保証します。彼は多くの国々と同盟を結び、世界の重要人物たちは、まちがった安全感覚の中で彼につき従っていくようになります。これらの時代の前に、私は、真理と義のために立ち上がる信者たちの軍隊を起こします。予言者ヨエルが語ったあの力強い軍隊は、日の上る所からその沈む所まで、私の声に聞き従います。夜中であっても、彼らは私の声に聞き従い、私に応答します。彼らは私のために働き、戦争の勇敢な男たちのように走ります。彼らは私のために偉大なわざを行ないます。私が彼らとともにいるからです。」