あるところに、仲良い2人兄弟がいました。彼らは貧しい暮らしでしたが、亡くなった両親が残した借金が500万円あり、とうとう、その返済のために弟の次郎くんが奴隷として売りに出され、工場で働かされました。

さて、兄の一郎くんは、弟を取り戻すために一生懸命働き、ついに500万円を貯めて、奴隷が働いている工場に行きました。

「500万円、持ってきました!私の弟を返してください!」


こうして次郎くんは、また一郎くんと幸せに一緒に暮らせることになりました。
感謝に満ちた次郎くんは言いました。「ぼくは、お兄ちゃんによってあがなわれたのだ!」

これは、私たちと神様の関係を表しています。現代では、人を奴隷化して束縛するものは、文字通りの人身売買の奴隷制度でなく、薬物中毒やアルコール中毒、精神的なギャンブル中毒やポルノ、他人依存症や恐れなど種々ありますが、共通点は自力で依存物から抜け出すのが困難で、束縛解放には、その人以上の力が必要です。

 

私たちは、罪の奴隷となっていました。神様の定めでは「罪の報いは死」。

罪を犯した全人類は一度死に死後に裁かれ地獄に行きます。

このような強力な死の裁きから人類をあがないだすには、正反対である強力な命が必要でした。

罪と死の力から脱出するには、強大な正義と命の力が必要です。

 

レビ17:11 「肉のいのちは血の中にあるからである。

わたしはあなたがたのいのちを祭壇の上で贖うために、これをあなたがたに与えた。いのちとして贖いをするのは血である。」

 

ヘブル9:22「血を注ぎ出すことがなければ、罪の赦しはないのです。」

エペ1:7 「この方にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています。これは神の豊かな恵みによることです。」

 

アメリカ、デンバー市のコロンバイン高校にて銃乱射事件が発生しました。銃声が鳴り響き、多くの学生が犠牲となりました。当時、体育担当の野球チームコーチのサンダース先生は、銃声の所に走って行きました。そして子供たちを安全な所に避難させました。先生は一人でも多くの学生を守るために走りまわりましたが、その時2発の銃声が響きわたり、先生はその場で倒れ命を落としました。その日の新聞には「パニックで混乱している状況でも、本当の先生がいた。」このようなタイトルの記事が掲載されました。 

 

イザヤ43:18-21 [先の事どもを思い出すな。昔の事どもを考えるな。見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける。野の獣、ジャッカルや、だちょうも、わたしをあがめる。わたしが荒野に水をわき出させ、荒地に川を流し、わたしの民、わたしの選んだ者に飮ませるからだ。わたしのために造ったこの民はわたしの栄誉を宣べ伝えよう。 ]

 

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