残念なイチゴの話

 

2023年1/7、日本から台湾に輸出されたイチゴから基準値を超える残留農薬が検出されて、水際検査で不合格となりました。問題となった農薬はシアントラニリプロールで、日本での残留基準値は2ppmですが、台湾では検出不可となっています。 我々はこのようなイチゴを食べているわけです。

 

イチゴは痛みやすいから輸出時に通常より多目の防腐剤を使っている可能性もありますが、いずれにせよ国内でもいちごの農薬は多いと聞いたことがあります。イチゴ狩りで洗わずに食べている場合ではないかもしれません。イチゴは洗っても農薬はほとんど落ちません。何故ならネオニコ系農薬は根から吸い上げられて、果実全体に浸みわたるからです。

 

ネオニコ系農薬

昨日、日本茶をお勧めしましたが、ペットボトルではなく、自分で入れて飲むのが良いようです。 

 

残留農薬量ランキング:ワースト 10  

このランキングは、米農務省と FDA(食品医薬品局)による調査データ(消費量の多い野菜・果物を 対象)から作成されています。  

調査条件: 各野菜・果物は洗って皮をむいた状態で行う。  

 

ランキング作成の基準: 1.殺虫剤が検出された比率 2.2 種以上の殺虫剤が検出された比率 3.1 つのサンプルから検出された殺虫剤の平均数  4.検出された殺虫剤の平均量  5.1 つのサンプルから検出された殺虫剤の最大数  6.検出された殺虫剤の総数  

 

1 位:イチゴ    3 EWG の調査対象の中で最も残留農薬数が多く、 17 種類の農薬が検出されました。 検出されたのは 17 種類ですが、実際に使用されている農薬は60 種類以上。 イチゴにかけられる農薬散布回数は65 回。多くの国内食材に残留農薬が含まれていることが明らかに。私たちは今何を選ぶべきか。 

 

2 位:りんご  アメリカで残留農薬ワースト 2 位にあがるりんご。 化学肥料、殺虫剤などが多用されます。 日本の農 薬使用基準はアメリカに比べて2倍です。

 

3 位:ネクタリン  ネクタリンも化学肥料、殺虫剤などが多用されるため、必然的に残留農薬量も上がります。 アメリカ農務省の調査でもサンプルの97 %から残留農薬が検出されました。  

 

4 位:桃  温かい時期に旬を迎える桃も、害虫がつきやす く、大量に農薬を使用しています。           

 

5 位:セロリ  4 位までは、甘く、柔らかいため害虫に狙われやすい「果物」があがっていましたが、ここで野菜が登場。 セロリは栽培にかかる期間が長く、また害虫に弱いので、他の野菜よりも農薬が多く使用されます。 特に葉の部分に農薬が残留している場合が多いです。  

 

6 位:ブドウ  ぶどうは病気にかかりやすく、病気を防ぐた めに農薬が使用されます。  ぶどうの収穫過程では数十種類の農薬を使用。その分残留農薬も増えます。 

 

7 位:さくらんぼ  さくらんぼの害虫「ミバエ」は、さくらんぼ の実に卵を産みつけます。 その幼虫がさくらんぼを食い荒らすのを守るため、大量の農薬が使われます。  

 

8 位:ほうれん草  害虫に弱いほうれん草。 殺虫剤が沢山まかれます。        

 

9 位:トマト  残留農薬のカテゴリーでは 9 位のトマト。「使用される農薬とその残留量による発がん性」では、なんと1位を獲得する野菜です。  

 

10 位:パプリカ(ピーマン)

 

残留農薬よりもっと恐ろしいもの

 

ワクチン

 

日本のワクチン接種率は、100人あたり301回で世界1位。オミクロン株対応ワクチンの接種率も37.5%(1月12日時点)で、G7の中でトップとなりました。 にも拘らずWHOの集計では、日本の週間感染者数は2022年11月から10週連続で世界一。 

これは厳然として受け入れなければならない事実です。

 

神の愛と犠牲

 

Ⅱコリ5:15 キリストがすべての人のために死なれたのは、生きている人々が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためなのです。

 

Ⅰヨハ4:10 私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。

 

1954年九月二十六日の夕刻から夜にかけて 大型の台風十五号が北海道を襲いました。中でも函館市をはじめ、その周辺の 町や村は大きな被害を受けました。青函連絡船の「洞爺丸」でした。「タイタニック号」に次ぐ、世界第二の海難事故となりました。  

犠牲者の中に二人の外国人がいました。一人はカナダから 日本に派遣されていた宣教師のアルフレッド・ラッセル・ストーンさん。 もう一人はアメリカのYMCAから日本に派遣されていた協力主事のディーン・リーパーさん。ストーンさんは五十二才、リーパーさんは三十三才の若さでした。 

 

あわてたり、 泣き叫んだりする乗客をなだめ、励ましつつ救命胴衣の着用の手助けをしてやりました。ついには電気が消え、午後十時三十八分。決定的な大波が洞爺丸を直撃。助かった人わずか百六十名ほどで、乗員1331人中、死者1155人。事故から二日後に遺体が発見されました。二人とも自分の救命胴衣を日本人に手渡して死んでいったのです。

 

事実、事故から 数日後、宣教師から救命胴衣をもらったという青年が現れました。

二人に救命胴衣をもらった二人は生還し、遭難の翌日、母親がこのことを新聞社に伝えて、「北海に散った神の使徒」というタイトルで報道されました。

 二人の外国人の愛の行為は多くの人々に深い感動を呼び、三浦綾子は 小説「氷点」の中で、ストーンさんのモデルを登場させています。

 

日本政府は、勲五等双光旭日章(くんごとう・そうこうきょくじつしょう)を与えましたが、聖書では愛が最高であり、命を与えたのだから、本来、5等でなくて1等ですね。優れた犠牲愛です。

 

「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」(聖書)

 

宣教師たちの、自分の命を与えた大きな愛は、イエス様の十字架を表した実践です。

人のために命を捨てるなんて大変なことです。その愛の原動力、起爆剤がイエス様が私たちの身代わりとなって十字架で死んで三日目によみがえった現実です。

神様の愛を知れば、大きな感動と優れた勇気が与えられます。 

 

もう一人優れた愛を実践した女性を紹介します。

 

敬虔なクリスチャンであるディクライヤン夫妻。妻の頭痛がはじまったのは2017年3月でした。たんなる片頭痛から嘔吐まで悪化。そこで最初に撮った脳のスキャンで、キャリー・ディクライヤン(37)の脳にはガン腫瘍が判明。夫のニック・ディクラヤン(39)によると、4月に手術が実施され、腫瘍は摘出されたがそれから1ヵ月も経たないうちにキャリーのガン腫瘍は再発し、ショッキングな事実を知らされました。

 

余命宣告と同時に彼女は妊娠8週目。それは辛い選択。医師は2つの選択肢を提示。

1つは、化学療法でキャリーの延命を試みることですが、その場合、妊娠の継続をあきらめることになる中絶です。

 

もう1つは、子供を産むことですが、その場合、キャリーは生きられないです。

残酷な選択肢から2人が選んだ道とは母が死に赤ちゃんが生きる出産でした。

 

やがて、時は満ち、元気な女の子を産んで後、ガンが全身に満ちた母キャリーは死亡しました。しかし、赤ちゃんにガン転移はなく健康に産まれたのです。

まさに、我が子に命を与えた、母の究極的な選択による犠牲愛でした。

 

イエス様の犠牲愛も非常に良く似ています。私たちを愛して生かすために、罪なきイエス様は身代わりになって十字架で死なれました。

       

「私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」

 

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