冥界に孔雀女がやって来て誕辰会のことを理由に男主を引き留めようとします。
男主は千年前の嘘が発端で孔雀女との縁が出来てしまい、阿音との悪縁も生まれたので彼の中では憎っくき女扱いですよ。
オマケで冥界王も「己は何様のつもりでこの冥界に足を踏み入れとんじゃ〜」とばかりに(こんな言葉ではないですよ)女を追い払う。(スッキリ)
三生石に会いに来ていた女主は顔の術を解く...後ろに男主がいるのも承知でですよ。
男主がいい顔するんですよね。
セリフは一切なく千年探し続けた阿音がそこにいるという喜びの涙と、その愛しい阿音が自分のことを『過去の災難』呼ばわりするのを聞き哀しい涙も流します。
千年の間阿音の消息を探し続けていた男主はまだまだ食らいつきます。
全く会う気もない女主は彼を屋敷の外で待ち続けさせますが、真神という高い位の男主を追い返せないので雨を降らせ帰るように仕向けます。
その結果体が極端に弱っている彼は寝込んでしまい、心配した刀(の精)が妹の阿羽を使って鳳隠(真神にとっての心の薬なので)に来てもらいます。
やっと得たその機会でも詳しい事情は言わない男主(がとってももどかしい私)。
女主は前世の友人達に阿音であると告げたり、男主は贈り物ついでに叔母である陛下に阿音との前世の出来事を伝えたりと物語は進んでいくのです。
少しずつ千年前の事柄が分かってきている男主と女主は大勢が集う誕辰会がいい機会と考えます(そこで阿音の汚名をそそぐのが目的)。
誕辰会です。
孔雀女は真神が来なくて誕辰会はやり通すつもりの構えですが、その前に新しい女主との初対面です。
格上の女主に正式な挨拶(跪くやつね)をしなかった孔雀女を理論で言いまかし、ギャフンと言わせた鳳隠に軍杯が上がったよ。
更に男主が遅れてやって来て女主の意見を支持し、女主が去ると彼はその後を追っていく...
これを見せられた取り巻きの人々は真神の意中の人が孔雀女ではなく鳳隠陛下だと気づく。
誕辰会で男主は過去に遡って出来事が見れる水晶をみんなで見て検証していく事にします。
結果ひとりは有罪(元の鳳凰族長)になりますが、もうひとりは誰か分からず罪を免れます(孔雀王)。水晶のおかげで阿音と十尾狐とその師匠の無罪が証明されましたよ。
ここでいい誤算があって水晶の中で男主が過去に女主のためにした事が鳳隠にだけ分かるシーンがあります。
ツンツンだった彼女がツンくらいに優しくなるんです(擦りむいた傷の手当てを許すくらいですが大きな一歩)。
変わりに鷲族公主が十尾天狐にツンツンのツンツンで、彼が必死に近づこうと頑張っている最中です。
32話終わりでどえらい提案がなされたよ!鳳皇(女主)と妖皇(十尾天狐)のニセの結婚式です(裏切り者を探すため)。
女主は男主より鷹族公主の十尾帝君狐への恋心を知っているので彼女を心配していますが、ツンツンのツンツンなので本人は“いい案ね”と賛成しちゃう。
さあ男主はこの結婚式を知ってどう思いどう動くのでしょうか?(ワクワク)