廟に菊鉢を運んだ范閑。気になったのは鎖で繋がれた人達と屋根の上にいたであろう人。
范家では一家4人が卓でゲーム中、それを横で見ている婉児。忙しいはずの范建もいて初めて見る一家団欒。
林婉児と范一家の絡みが見れるなんて想像以上に嬉しくなる、成婚前は常に屋敷にひとりでいた彼女が范閑以外(葉霊児は例外)の人とつるんでいるのが新鮮です。
このゲームは父が提案したお別れ前のゲームでした。北斉に行き商売がしたいと願う彼を父は止めたかったのですが、強く願う彼に負け送り出すことに。
思轍の親離れですね、両親は涙を堪えて振り返らず息子を送り出しました。
費介は無事でした(ホっ)が院長が鑑査院に留め置くために鎖で繋いでたよ(何故かはまだ分からない)
菊祭りへの道中で京都大司令官の葉重に出会う様に導かれた范閑ですが、彼は葉霊児の父親(初登場!)でした。
大内侍衛副統領の宮典は師弟であり義理の弟らしい。娘も范閑の武術を評価していて、師弟とも交えたと聞き一手交えたいといきなり技を繰り出す(武人あるあるだね)。
(宮典とはシーズン1のかなり始めの方で、林婉児と初対面があった寺に入る時に一手交えてた記憶があります)
一手交え「悪くない」と納得の葉繁は廟内で陛下を守って欲しいと頼む。
菊祭りですね
ニ皇子とバチバチの会話後に刺客が動く...范閑も同時に動いた。警備兵に扮した刺客1の垂らした汗で気づいた范閑。
まずは最初の一撃を弾くと刺客2が外から飛んできた、と同時に宦官に扮した刺客3も動き出す。
かなりの使い手刺客2を相手する范閑ですが、刺客3は誰が防いだんだろう?(もしかして陛下?)
長太子は刺客1の相手で皇太子と三皇子はあたふた、やっぱり肝の据わったニ皇子だけお茶を飲んでた。
刺客2は逃亡し范閑は追いかけていくのを上から鑑賞する皇室一同と范建(范閑が心配で文句言いにきた)。
前から調子の悪かった范閑は『気』の巡りが止まってしまいそのまま倒れる、胸には短剣も刺さってるのに大丈夫か。
医官の診断を(ひとりで)立ち会ってた陛下が聞く。
短剣には毒が塗られており毒が分からないと解毒出来ないのと、『気』の巡りが止まっているので
(ここ最重要ポイント)
【范閑と同じ『気』の巡りを持つ者が気を送らなければ治らないということ】
と聞き陛下は思案する(珍しく...)。
分かってはいたがやはりお前が父親か...と言いたくなるこの『気』を送るシーンでしたね。
意識が速攻で戻った范閑は「若若を呼んでくれ」と言いまた昏睡、やって来た彼女は実地未経験なのにやってくれるよね(林婉児も治療に同意)。
流石范閑が見込んだ教え子だわ、針で意識が戻った様子。
鑑査院では言氷雲がやって来て院長に報告する。范閑の意識は戻り「三処の冷師兄を呼んで欲しい」との伝言。
暗殺者の情報が今まで上がって来なかったのは鑑査院にスパイがいる可能性と言う言氷雲です。
Si Gujianの弟がこの暗殺者だったのですが、Si Gujianに関しては院長と主務だけが知り得る情報らしい。
ここで『影子』がこのSi Gujian の弟で暗殺者だったと判明。ずっと五竹おじさんと一戦交えたかった彼が何故暗殺なんて?
范閑の毒は肺に達していて解毒薬だけでは効かない。開胸手術しないとこのまま死ぬと言う范閑の話についていくので精一杯のメンツです。
メンツは林婉児、范若若、冷師兄と医官。後ろには陛下がいたりいなかったりです。
安定した手を持つ若若が執刀して、婉児は下がるのを拒否して残り2名は医学的に補助していく。
執務室には院長が陛下を待っており「妙だな、范閑がこれ程の深手を負わないと、これ程の優れた彼の手術知識を知りえなかった」と陛下。
「母親に似たんだな…他の得意分野はあるか?」なんて聞いていた陛下ですが、意味深な院長の表情でした。
そもそも影子は院長の意思で暗殺しに行ったし范閑とも戦ったはずだもんね。何がしたかったのか気になるわ〜(すぐ明らかになった)。
手術は無事終わり脱力する義理姉妹でした、グッジョブ。
麻酔が切れる頃を見計らってやって来た院長とちょうど目覚めた范閑です。
知りたかったことを聞いていく范閑と答える院長です。長いので要点だけ、
暗殺者2がSi Gujianの弟で影子だと答えたのは范閑だからで、聞いたのは院長だからというふたりでした。
暗殺理由は陛下の憂いを除くためで陛下は害されないと分かっていた。影子は范閑を狙えば五竹が出て来て手合わせ出来ると思ったからでした。
陛下も一枚噛んでいた廟の出火と暗殺未遂。
陛下の狙いは責任を問うために大内侍衛副統領の宮典と京都大司令官の葉重を国境送りにし追い払うことだった。
それが陛下の憂いを除くことになった様です、でも何故追い払いたかったの?と思った30話終わりでした。