エジプト文明はなぜ興されたと思いますか?
それはナイル川の定期的な氾濫で、土壌が肥沃だったからです。
だから、農作物がたわわに実り、文明が栄えたのですね。
けれどもその後、エジプト文明は滅亡しました。
原因は同じナイル川だったのです。
王(ファラオ)が、二度とナイル川が氾濫しないよう、治水・護岸工事を行ったために、土壌が徐々に疲弊していったのですね。
インダス文明も黄河文明もメソポタミア文明も、すべて川によって文明がもたらされ、そして滅んでいきました。
…要するにミネラルが、
全ての文明の興亡に関わっているわけですね。
飢饉の原因について当時のファラオは、
神の怒りに触れて、作物が育たなくなってしまったと思っています。
◎そこでクイズ!
もしあなたが、タイムトラベラーとして当時の滅亡寸前のエジプトに行ったとして、どのようにしてエジプトを救いますか?
「ナイル川の治水・護岸工事のせいだと、
王の責任にしたら即座に殺されます」…と高木さんはヒントを言います。
高木さん流の答えを考察すると、
きっと相手と対立したり過ちを指摘したり説得したら失敗するのでしょう。
そこで、高木さんの言われた答えを探していたら
その答えが、ご本人の著書にあることが分かりました。
クイズの答え。後出しジャンケン的で恐縮ですが・・・。
ファラオにお目通り叶うなら「ミネラル云々」などとは言わず、単に「自分に畠を作らせてほしい。そしてその畠の出来具合を見てください」とお願いします。そして、ミネラルを入れて豊作となった畠をご覧に入れ、新鮮な野菜を食べてもらって「どうやってこれを作ったのか?」という質問を引き出します。そう聞かれて、初めておもむろに「実はミネラルが・・・」と切り出します。
このような仕方で、ファラオに、自分の好奇心から来た質問をさせる、という方法を取りたいと思います。
2021-01-12 18:23:17
流石ファラオ、素晴らしい等と誉めたりして治水・護岸工事が「神の大地を人が勝手に形を変えたのでもしかしたら神の怒りに触れたのかも知れない」と言って見る😏
そして治水・護岸工事をした場所の一部を壊し(元に戻し)、少しだけ氾濫させて氾濫した場所で農作物を作り神に伺いを立てては如何かと言ってファラオが「やってみなさい」と言うまでお話をする😏
農作物がたわわに実ればやはり神の怒りでしたね♪
では氾濫しない土地に人を住ませ氾濫する場所を農地にしては?と進言する😏
たわわに実らなければ神の怒りは凄まじいのかも…等と言って氾濫の量を増やす様にしては?と進言する😏
tokoma12345678
私は10月から、めいすいクラブに加入しました。
今日の記事は特に感動しました。
良い刺激をありがとうございました。
さて、その流れでクイズを考えてみました。
どうしたら文明の滅亡を防げるのかと。
頭に浮かんできたままに書いてみます。
当時のエジプトへタイムトラベルする前に、タイムトラベラー自身が「ナイル川の氾濫で、土壌が肥沃だったから文明が栄え、氾濫を防ぐために工事をしたら土壌が疲弊して文明が衰退した」ことを理解しておかなければならない。
そして次にすることは、それを王に理解してもらうこと。
当時の王が土壌の疲弊の原因を「神の怒りに触れたからだ」と考えたのなら、説明から「神」を外すことは、王は理解しようとはしないでしょう。
だから「神」を使った説明をして理解してもらうことが重要だと考える。
だから私なら、まず、ナイル川の工事前と工事後の2つの模型を作る。
①氾濫はするが肥沃な土地の模型
②氾濫はしないが痩せた土地の模型
その上で「神」を使って、次のような説明を行う。
「王様、神はワザと川の氾濫を起こしているのです。
川を氾濫させると、①の模型のように、土と川の栄養が上手く混ざるからです。
しかし、工事をすると氾濫は起きませんが、②の模型のとおり、土と川の栄養は混ざりません。
つまり神は氾濫を起こして畑を耕しているのです。
だから工事をすることは、神の仕事を邪魔することになります。
ナイル川の工事をすることは、神を冒涜することに匹敵するのです。だから工事はやめて、神の行い(氾濫)に感謝しましょう。
氾濫が危険なら、氾濫の影響を受けない土地に住み替えましょう。
以上が私が考えた王様への説明です。
kirara
タイムスリップして、王と話すとしたら・・・
王が民のことを考えての工事である、素晴らしい王であることを伝えます。
その上で、工事前の作物の状況と工事後の作物の状況を伝えます。
そして、氾濫のもたらす恵みも伝えます。
提案は、川との共存です。人がどこに住めば氾濫によって命を落とさないのか、氾濫の周期に合わせて作物や食料を備蓄するなどを住民と一緒にチームで考えることをお願いする。
氾濫ありきの共存です。
甘いかなー。
今の私の考えです。
もぐ 2021-01-12 22:54:17
私「ファラオよ、どうか私の話を聞いてください。」
ファラオ「なんだ?話してみよ。」
私「農作物が育たなくなった原因は神の怒りに触れたということですが・・」
ファラオ「きっとそうであろう。それ以外に理由が思い当たらんのだからな。」
私「思うのですが、われわれ人間は生きるために作物を育て、そしてそれを食べております。」
ファラオ「それが何だというのだ?」
私「作物も人間同様に生き物だからこそ育ち、お互いに育つためには常に何かを摂取しなければいけないと考えるのは理に適うと思うのです。」
ファラオ「ふむ、たしかにそうかもしれん。」
私「そこで以前と今の農作物の育つ過程に何か変化があったのではないかと考えました。」
ファラオ「それでなにか分かったのか?」
私「はい、以前はあって今はないもの、もしくは以前はなかったが今はあるものという風に作物にとっての育つ環境の変化に何か思い当たる節がないかと考えました。」
ファラオ「それで何か変化があったというのか?」
私「以前はあって今はないものについては、ナイル川の氾濫です。そして以前はなかったが今はあるものについては・・」
ファラオ「まて、そうなるとナイル川の氾濫を防ぐ工事をしたのが原因だと言うのか?それが神の怒りを招いたと?」
私「・・・。」
ファラオ「それをまた元の状態に戻せと言うのか?」
私「いえ、作物が育つには何かが不足しているのではないでしょうか。」
ファラオ「それは何だというのか?」
私「以前はナイル川の氾濫によって膨大な水と土砂が農地に覆いかぶさりましたが、今は・・」
ファラオ「まさかそれがなくなったからなのか!?」
私「だとするとナイル川から水を必要なだけ農地に引いてくる必要があるかと思います。」
ファラオ「だが農地にすでにある土と天から降る雨水が揃えば、作物は育つのではないか?」
私「それで十分だと我々は思っていたわけですが、定期的に起こるナイル川の氾濫にこそ神の計らいがあったとは考えられませんでしょうか?つまり水はあってもまだ他に足りないものがあるはずです。」
ファラオ「それが土砂だというのか?」
私「はい、天から降る雨水だけではなく土砂が混じった濁った水こそが作物に不足しているのではと。」
ファラオ「ふーむ・・。」
私「ナイル川の氾濫の時だけ必要な土砂を含んだ水が農地に流れるようにするのです。」
ファラオ「そうすれば以前のように作物が育つというのか?」
私「はい。一度川の土砂を試験的に農地に撒いて耕せてみてはいかがかと。」
ファラオ「それで作物が無事育てばその考えが正しいと証明されるわけだな?」
私「はい。」
ファラオ「わかった、やってみる価値はあるな。」
・・・という形で誘導してみるとか。
中篠與知哉 2021-01-12 23:31:08
具体的なアイデアは浮かびませんが、、
更に、コメント内容がズレてるかも知れませんが、、
高木さんのお言葉をお借りするとしたら、、
*非対立
*本当の幸せとは
*環境に優しいのは
*北風と太陽のお話
*相手を受け止める
*自分の物差しで測らない
*まず自分が変わる→家庭が変わる→地域が変わる、、、
高木さんのお話を伺い、自分でも極力意識してる事なんですが、この様な事を踏まえながら、他の方の意見も伺い、問題解決の為のよりベストな方法を探し出す、、、と、言うやりかたで、、、
和
Q***滅亡寸前のエジプトをどう救うか?
A***リサイクルさせます。
リサイクルさせた後のミネラル豊富な作物を王様に持参し、実 際に食べてもらう。
戦前日本の肥溜めがヒントになるかと思います。
ミネラル豊富な土→作物→全生物(人を含む)→排泄物→土→……
日本の下水道事業もこの方式をとってくれるといいのにな、と思っています。現在の技術で敬遠される匂いを取った後、肥料として再生(販売)してほしい。公共事業でお願いしたいので、排泄物から作成した肥料は原材料代金が不要なので、一度技術を確立させれば私たち納税者が安価で購入できる…かな(#^^#)
hiro-waon 2021-01-14 12:55:39
解決法は簡単。その土地にあったものを、その土地に戻すだけです。
その土地で生えた雑草や、実った野菜の残渣など、全てその土地に戻すだけ。
1箇所にそれらを入れる入れ物を作り、フタをせずそのまま放置。
時間の経過と共に中がドロドロになるので、そうなったら、その土地に撒くだけ。
元々あった植物のミネラルを戻すだけなので、お金も労力も必要ありません。
野田ちか子 2021-01-16 12:15:27
タイトルに「エジプト滅亡を救う」と書いて、
①ブログ名、②本名、③〒住所、③電話番号を明記の上、
下記までメール下さい。
※所感
高木さん流のタイムトラベラーの答えは、
自分のアイディアや画期的な意見で説得するというより、
どうやってファラオに気持ちよく納得して頂けるか…
に重点を置いていたようですね。
敢えてアイディアと言うなら、
自然を変えることより人間側が変わる努力と知恵に尽きるかと。
そして全責任は自分が待つ…という覚悟も必要だと思います。
常に礼儀正しく、
謙虚に、
そして柔和であるよう心掛けることは、
文明や人々を救う、
大きなポイントのような気がします。
どんな時代であったとしても。。