実は今頃になって、
大変な事に気付きました。


このまま詳細な描写を含めた物語を続けたら、
それこそ本が何冊もできてしまうと(笑)。


それだけ2006年に見たビジョンは、
膨大な量の情報量で、
今回のヨシュア以外でもまだまだたくさんあるのです。

 

それらが全部繋がって行きます。


しかも眉間に入った「光の種」は一瞬…。


時間にして1秒もなかったと思います。


実際に今まで2~3の出版社、
テレビ局の取材要請も受けましたが全て断っています。


理由は、
全てのビジョンを伝えることは難しい…。


は言い訳で、
実は僕自身が整理ついていない事といくつかの疑問点、
それと、真実かどうか自信がないからです(笑)。


どなたかのコメントにもありましたが、
今回のヨシュアの物語は、
ジブリィが言ってる事とアズリィの言ってる事に、
多少のニュアンス的な違いがありました。


当時話した講演では、
ジブリィの言う「イエス一人」説が一般常識なので、

それを中心にお話ししましたが、
今回公開しているのは、

講演ではほんの触れただけでほとんど話さなかった、

アズリィの「イエス二人」説に基づいてます。


でもジブリィも、
「二人で一人(陰陽?)」的な意味合いとも捉えられる言葉もあるのです。


どっちなのかは今の僕も???


でもまぁいずれ物語なのですから、
気楽に楽しんで頂けたら幸いです。


今後はかなり「はしょって」お話ししたいと思います。

 

 

レメクの悩み


前回の続きです。

 

あまりの神秘的な体験に二人は呆然とします。


当然、
「ひょっとしたらサタンの誘惑ではないのか?」
…とも思いました。


二人は何度も祭壇で祈り、
その確認を神に求めますが、
その後一切何ら返答はありません。


結果、
「どう考えても堕落へと誘うサタンではない」…と二人は決断します。


毎朝教会に通う幼いマリア、
純粋で信仰心の厚い彼女は、

完全に天使の言葉を信じ切っています。


レメクは決して天使たちの言葉を疑っていたり、

マリアを嫌っていた訳ではありません。

 

マリアと同じように、

魂が震えるほど天使たちの言葉に喜んでいたのです。


マリアを一目見た時から、
マリア以上に思いが募っていたからです。


レメクの父はユダヤ教エルサレム神殿の祭司で、
数年前に決められた許婚(いいなずけ)もいました。

 

それが唯一の悩みでした。


毎朝熱心に足繁く会いにくるあどけないマリア、
日々愛おしさはどんどん増していきます。


そして遂に二人は愛し合い、
肉体的に結ばれます。


その後一旦、
マリアは故郷のナザレに帰りますが、
宣告通り受胎している事に気が付きます。


エリサベト叔母さんの出産に立ち会う事を言い訳に、
再度、エルサレムに出掛けます。


エリサベトに生まれた子は、
後にヨシュア(=イエス)に洗礼を行なう『パブテスマ(洗礼者)ヨハネ』です。


エリサベトが産後の落ち着きを見せてから、
7日間だけレメクと一緒にユダの教会に住み込みました。


もうそれは、
愛し合う二人にとって最高の喜びでした。


夫婦として一緒にいられた期間は、
わずかこの1週間だけだったのです。


さて、
ヨハネが生まれた翌年の紀元前6年、
ヘロデ王の命により、
その年に生まれる子は全て殺すよう命令が下りました。


預言者たちが、
「ユダヤの王が生まれる」とヘロデ王に伝えたからです。


ヘロデは圧政を敷いていましたので、
『ユダヤの王は二人要らない!』と。


紀元前6年は、
マリアの第一子、アモンの生れた年です。


実は第一子アモンは、

レメクのいるユダ教会の近く(10㎞)ほど離れた、

ベツレヘムの洞窟で産まれました。

 

一般に聖書では、

「イエス(=ヨシュア)はベツレヘムの馬小屋で産まれた」…

とされていますが、

ヨシュアはヨセフのいるナザレで産まれています。

 

僕も最初は、

アモンかヨシュアのどっちが、

ベツレヘムの洞窟で産まれたのか混同しましたが、

後で考えたらアモンの方でした。

 

しかも馬小屋ではなく、

石で覆われた洞窟のような場所です。

 

ヘロデ王から命を狙われていたので、

人知れずこっそり産む必要があったからです。

 

レメクは、
ヘロデ王から虐げられ地下活動を行っていたシャーマン組織から、
ユダヤの王が生まれる事を事前に聞いてました。


シャーマン達が、
ユダ教会に訪れレメクに伝えたからです。


「マリアが生む子はユダヤの王となる」と。


彼らシャーマン組織は、
預言者の言っている救世主とは、
マリアの未婚前の第一子「アモン」だと知っていたのです。


レメクはそれで、
「あの二人の天使からの告知はやはり間違いなかった…」と、
初めて確信したのですね。

 

ラビでありながら…(笑)

 

その時に、

レメクは一生独身を貫くことを決心します。

 

「マリアとその子を、

陰で一生守って行こう」…と。


シュメール民族の直系末裔であるシャーマン達は、
エジプト王ファラオとの繋がりがあったので、
彼らの手引きでエジプトに向かいます。


向かったのは、
シャーマンの護衛数人に、
母マリア、子アモン、
そして父レメクの3人でした。


以下は前にも書きましたね。


アモンは、
当時のエジプトの王ファラオの血筋の家に預けられ、
ヘロデ王のほとぼりが冷めた頃に、
レメクはエルサレムに、
マリアは故郷ナザレにそれぞれ帰ります。


その後アモンは王家の血筋の子として、
《イエス復活の儀式》の時まで、
そのまま何不自由なく育てられて行きました。


養父母たちも、
戦争や一部の人々による支配を無くし、
世界を調和できるならば…と養父母となる事を快く了承したのです。

 

一切の秘密を口に出すことなく。


シュメールのシャーマン達は、
その後もレメクの指示で動き、
さまざまな所でマリアとその子を守ります。


4年後に、

ヨシュア(=イエス)が生まれた時も。。

 

 

今回は大分はしょったから、

あらすじ的になったかも…(笑)