※以下の文章は、
「anemone」2013.10月号の取材時に答えた内容の抜粋です。

コアな『Second contact 』に入る前に、
軽いウォーミングアップが必要だと判断しました(笑)。

序章として、
または次回の『Second contact 』までの時間繋ぎとして、
軽い気持ちでお読み頂けたら幸いです。

かなり長文なので、
文字が小さくなってると思いますので、
各自で画面文字を大きくしてお読みください。


※但しなるべく、
コピーやデータ保存はしないで下さい。

理由はなんとなく、
そういう性格の文章ではないと感じるからです。

また当時はまだ興味本位で、
通信の意味が理解できなかったため、
砕けた表現になっている事をお含み置き下さい。

でも、
全ての現象には理由があり、
その時は知らなくても、
ずっと前から点と点が繋がっていた事が分かる場合もあります。

その時々は『なぜよりによってこんな事が自分に…』、
『なぜ自分だけが…』と理解できなくても、
後になって振り返るとその意味も理由が分かる。

今回のような現象だけでなく、
どんな人生においての失敗も困難も不幸も挫折も…

せっかく生まれて来たんだから、
勇気を持って家族の為に、人の為に、社会の為に、
未来の子供たちの為に何かして、
たとえそれが失敗しても、
その経験が次の人生の糧や希望に繋がる方がましです。

どんな事も1歩踏み出すには勇気が要ります。

すると2歩目が楽になります。

すると今度は勝手に3歩目が出て来ます。

人一倍、
失敗体験が多い僕が言うのだから間違いないです(笑)。



話は数年前に遡る。

震災後の2011年7月10日、
私はロシアから脳科学の博士を招き、
自己潜在能力を開発する10日間の合宿を主催した。

※7/10究極の脳科学講演会
http://ameblo.jp/jesmotoi/entry-10924973258.html

簡単に言えば超能力開発である。

奇異に思われるかもしれないが、
ロシアでは既に医学(※リモートビューイング)や、
公的な捜査にも積極的に取り入れられている。

合宿ではスパルタとも思えるほど、
様々な厳しい極秘能力開発訓練を行なった。

※それでも第1段階にも満たない初歩訓練。

脳の活動領域を広げるトレーニングは勿論だが、
透視や、人のオーラを感じ取ったり、
自分のオーラさえもコントロールする。

ある日、博士に呼ばれた。

ウクライナの研究所スタッフである、
「遠隔治療者グループ」からレポートが届いたとの事。

身体に病を持つ人は訓練を受けられないため、
10日間だけその病を消す作業を遠隔で行なうらしい…
との事は事前に聞いていたので、
きっとその診断レポートだろう。

表紙には赤字で『Внимание!』…、
要するに『注意!』と書いてあった。

どこの医者からも、
「生きてること次第がおかしい…」といつも言われているので、
別段驚くことは無かった。

しかし、
どうもそういった意味じゃないらしい。

ロシア語通訳者が言う。

「今日からあなただけ特別な訓練を受けてもらいます。」

『なぜ?』

「オーラが異状に大きいので、
注意が必要だからです。」


『え…でもそれは今回の訓練、
第一段階の目的でむしろ望ましい事では?』

「いえ、
自分で能力のコントロールができなくなったら、
あなたの場合は《危険》だからです。
増幅し過ぎたら、
この地球でさえも影響を及ぼし兼ねない、
超常的な力を持って生まれているからです。
良い方に向かえばいいのですが、
万一の場合は自滅します。」


※私が7歳の頃に、宝徳大社の鷲頭先生が言った言葉…、
『この子は真ん中が無い…』(笑)。


盛んに博士は、
笑いながら英語で「デンジャー!」と叫んでいた。

※僕は『幻魔大戦』のソニーか?
http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0080107255

結局私だけ、
オーラを縮める訓練を行なう。

博士は通訳を通してこう言った。

「あなたが心底信じ込んだら、
本当に全てがその通りになってしまうでしょう…」

※エジプトでシャーマンからも「ブラックパンサー」と言われ、
願望実現力が人よりも強いらしい。。

中盤に差し掛かった時、
女性講師から課題を出される。

お寺の敷地内にある数千のシューズボックスの中から、
隠した講師の靴の場所を透視しなさい…と。

そんな無茶苦茶な…。

しかしなぜかふっと見えたので、
当社の社員の熊谷君にその場所に行かせる。

数分後、
「社長~、ありましたよ!」…

私自信ビックリした。

ある時など、大きな段ボールが用意されており、
その中身を言い当てろと言う。

これも、
2回中2回とも言い当ててしまった。

ジャンケンでいつも負けてしまう私が…である(笑)

見える時と見えない時の差が激しいのだ。

※普段はほとんど見えません(・_・;)

また合宿を終えた後、
東京に帰った事を電話で家内に伝えると、
帰りにカレー粉の買い物を頼まれた。

スーパーに入ると、
丁度カレー粉のキャンペーンをやっており、
くじが1本引けると言う。

1等は扇風機で、
今日はまだ誰も当たっていないそうだ。

その日は暑かったので、
扇風機が欲しいと思った。

『扇風機欲しいんだけど、当たるかなぁ?』

「当たったらいいですね~」


販売員とそんな冷やかし半分のやりとりをしながら、
くじ引きの箱に手を突っ込み掻き回すと、
1枚だけが手にピッタリと吸いついてくる。

驚いたことに、それが1等だった。

※こんなことでいつも運を使い果たしてる(笑)。

この訓練以降なぜか、
《宇宙空間》に自分の意識が浮かんでいる夢をよく見るようになった。

博士とはその後、
日ロ間の常識の違いを含むいろんな差異が生じ、
後に勃発した《ウクライナ闘争》にも関わる事から、
私の方から縁を切ることになった。

その後も諦め切れないのか、
幾度ともなく私に面会を求めて来たが、
『争いやトラブルに関わるのは…』と、
二度とお会いする事は無かった。

それが昨年2015年の秋になって、
またロシアから連絡があり、
わざわざ博士の息子さんが私に会いに来日すると言う。

やむなく息子さん(22歳?)とお会いするが、
再度、改めて丁重にお断りした。

勿論彼は博士のご子息だけに、
幼少時から最終5段階の訓練を習得した超エリート講師であり、
世界有数のリモートビューイング能力者でもある。

事前に私の事を博士から詳しく聞いており、
一方的に申し出を断ったのに関わらず、
思っていた以上に紳士に接してくれた。


『やはりあなたは父の言う通りの方でした。
あなたを見ていると、
優しくしかも偉大なる《父性》を感じます。
お会いできただけでとても光栄です。』

※「父性」…確かWさんも言ってたような?

僅か1時間ほどの対談だったが、
美男子で好青年だった…関係ないか(笑)。


さて、
1ヶ月ほど経ったある日、
突然「山に行かなきゃ!」と強い衝動に駆られ、
気が付くと一人で高速道路を走っていた。

行くあて先など何も無い。

車が向かっている先は、
どうやら神奈川方面らしい。

箱根で一番標高の高い、
「駒ケ岳」の山頂に向かっていた。

標高が上がるにつれ、
立ち込める雲の中を車で走って行くと、
山頂に広大なゴルフ場とホテルが見えて来た。

既に夕方になっていたので取り敢えずホテルに入り、
空き部屋があることを確認し、ここに泊まることにした。

部屋は二階にあり、
窓からゴルフコース全体が見渡せる眺めの良い部屋だった。

その日は雲の位置が低かったせいか、
眼下に雲海が広がり、
日が暮れると満天の星空が広がっていた。

その夜はなかなか寝付かれず、
夜中の2時くらいまで布団の上に座り、
星空を眺めながら軽く瞑想する。

その時、遠くで何かが光り、
直後にゆっくり動く光が見えた。

最初は流れ星かと思ったが、
見つけるや否やその光は、
今度は上空をサーッサーッと素早く動き、
急に方向転換してこっちに向かって来る。

そうかと思うと、
方向を変えて水平方向にサーッと移動し、
眼下の雲の中へとものすごい勢いでズボッと入って行く。

ここまではっきりとUFOを確認したのは初めてだった。

しばらくすると、
また同じ場所から別なUFOが現れ、
今度はサッサッサッサッとジグザグに移動した。 

そして、先ほどの光と同じように、
雲海の中にズボッと入って行く…

これで6機目か…

そう数えていたら、
また別の一番大きな光が現れピタッと静止した。

7機目である。

そして他のUFOと違い、
光の色がグラデーションのように徐々に変化して行く。

銀色から赤茶色に変わったかと思うと、
今度は赤と緑の混ざった色に変化する。

すると、
その光がミルミル大きくなり始めた。

『えっ?まさか…こっちに来てる!?』

光は私の部屋から1kmほど近づいた時、
一旦停止し、その後に下降し始め、
ゴルフ場の奥の林の中に、
綿菓子のようにそっと着陸した。

林の隙間からは、
白い光がゆっくり点滅しながら漏れている。

そこには道路も建物も何も無く、
周りは林だけの筈だった。

私は、はやる気持ちを抑えながら、
全神経を集中させ目を凝らした。

その時ドアが徐々に開いたように見え、
UFOの内部から漏れる光だろうか、
そこだけ光の色が違う。

心臓の鼓動はもうドキドキ高鳴っている。

ところがこの後、
有り得ない事が起きてしまったのだ!!!


こんな重要な場面の時に…。

いよいよ…と思った瞬間、
強烈な眠気がいきなり襲って来た。

その後は意識不明…(笑)、

目が覚めたのは、
僅か2時間後の5時頃だったと思う。

もう林の中の光は消えていた…。

※ガッカリ…

目が覚めた瞬間、
即座にハッとした事があった。

笑われるかもしれないが、
『ひょっとして頭にマイクロチップが埋め…』と、
元々少ない髪の毛の中を必死にまさぐった(笑)。

念のためホテルの大浴場に行き、
裸になって丹念に調べることにした。

結局、
何もそれらしき傷跡も無かった。

※良かった~!

翌朝チェックアウトの際、
ホテルのフロントに聞いてみた。

『このあたりは夜、
よくUFOが飛ぶのですか?』

「え、UFO?…いえ、
あまり聞いたことないですね、何時頃ですか?」


『2時半か3時頃でしょうかね…』と答えると。

「そんな時間に起きてる人、
誰もいませんからね…」


私は狐につままれたような気分で、
そのホテルを後にして帰途に着いた。

実は携帯のカメラで、
あの時の光を何枚も写していたが、
どれもピントが合わず真っ黒…。

家族からは、
「寝ぼけてたんじゃないの?」と予想通りの返事。

間違いなくこれは夢なんかではなく、
あれだけスリル満点で、
心臓がドキドキして緊張して、
さぁ、これからがクライマックス…という直前に、
眠りこけてしまうなど有り得ない話だろう。。


さあ実は、
今まで話したことが『First contact』ではない。


ここからが、
本格的なコンタクトの始まりだったのだ。


そんな神秘体験も忘れ掛けた翌年、
2012年の年末くらいから、
不思議な怪奇現象が連続して起き始める。

それは、
私が携帯電話での話し中に、
いきなり相手の声が聞こえなくなり、
一瞬、《無音の間》が空いたかと思うと、
全く『別人』の意味不明な会話が聞こえるのである。

しかも、
受話器に近付けて喋っているようで、
かなり早口で慌てている様子だ。

良くありがちな、
混線ではないことはすぐに理解できた。

なぜなら、
その声質が明らかに《異常》だったからである。

いきなりテープの早回しのような高音で、
まるで鳥類系の会話のようにも聞こえ、
それが言語のような形態を取り、
ものすごい早口で一方的に喋って来る。

なぜ言語のように聞こえたかと言うと、
声の合間に、
「スーッ」や「ハーッ」という、
私たちが普段する息継ぎの《喉の音》まで聞こえたからだ。

この携帯電話乱入現象が一度や二度ではなく、
数日後にまた同じことが起きる。

最初はさすがに、
「なんだ、これは?…」と鳥肌が立った。

霊的なものかも?、
または誰かの冗談かと思い、
何回目かに「お前は誰だ!」って語気を強めた事がある。

すると急に、
「ピッ…キュッ!」と驚いたような声が聞こえたかと思うと、
すぐに回線が切れてしまった。

つまり、
私の声を察知できる相手…、
受け答えができる存在が異音の主だという事になる。

ひょっとして、
相手は気が弱い…(笑)。

意外と繊細な存在なのかもしれない。

相手は弱虫…そう思ったら、
少し恐怖心が消えた(笑)。

やや声にエコーが掛かったような感じがするので、
もしかしたらカラオケボックスのような個室から、
マイクを通して喋っているようにも感じられる。

※UFO船内?

その異音は、
今まで通常に話していた人の声が消えて、
その後、一瞬の間をおいてからいつも始まる。

つまり、
人との会話中に何者かが割り込んでくる形だ。

その時、
今まで私と話していた人はどのように感じたのかと言えば…。

① 話していた私の声が、
何の前振りなしに突然聞こえなくなった。

② 私の喋っている声は聞こえるが、
自分の声は私には届いてない。

※先ほどの、
『お前は誰だ!』といきなり言われた方の証言(笑)。

その時、
「本井さん、どうしたんですか?」と言ったらしいが、
私にはその声は届いてなく、異音のみ。

③ 私も相手も同時に異音は聞こえるが、
私と相手との会話はできない。


この3つのパターンだけだから、
宇宙人を挟んでの三者通話は一度も無いという事になる。

外からの携帯で、
会社の社員と掛けている時にそれが起きやすい。

Anemone編集部と打ち合わせ電話をしている時にも、
②のパターンでそれが現れた。

その編集部の方が言うには…

いきなり通話中に本井さんが何も言わなくなり、
「もしもし、もしもし…」と何度言っても応答が無く、
電話が切れる様子もないので変だなぁ…と思いましたが、
あっ、ひょっとしてこれが!…と思いました。
その後に回線が切れたので、
すぐに折り返し電話を掛けましたら、
『今の、聞いた?』って本井さんから聞かれて…。
残念ながら私には聞こえませんでしたが、
全身の毛が逆立った感覚になりました。。」


既に、
社内でその音声を6名が聞いている。

③ のパターンである。

真面目な男で通っている、
社員の見上君にその感想を聞いてみた。

社長や、実際にその声を聞いた他の社員からはその話は伺っていて、
社内でも話題になっていましたが、
実際にあの声を耳にするまでは、
ほとんどの人は信じられないと思います。

間違いなく、
今まで聞いたことのない生きている生命体の音声です。

こんな事があるなんて…。

私の場合、
社長から電話が入った時に、
途中でいきなり社長の声が聞こえなくなり、
「回線が切れたのかな?…」と思った瞬間、
いきなりかん高く興奮した話し声みたいなものが、
10秒ほど続いたんです。

「ピチュパチュ…」と。

それが止まったかと思うと、
今度は息を吸う音が聞こえてきました。

「コーッ」というような息継ぎの音です。

※どこかのお笑い芸人のような?…エドはるみ?(笑)

それが終わると、
再びまた「ピチュパチュ…」っていう喋り声を繰り返します。

あれは混線なんかじゃないですね。

しかも単なる電子音ではなく、
明らかに肺呼吸をする生物の話す言語でした。

何か急いでいるような、慌ててるような早口で、
その言語がずっと続くのです。

最初はびっくりしてゾ~ッとしました。

その異音が終わり回線が切れてから、
社長からすぐにまた電話があり、
「今の、君には聞こえたか?」…って言われて。

私は、
何らかの生命体である事は間違いないと思います。

でも今、落ち着いて思い出してみると、
悪意や殺意のようなものは感じられなかったです。



もう一人は、
音響担当の熊谷君。

最初、
電波の状態が悪くなったような感じが一瞬して、
今まで話していた社長の声が無音になり、
いきなり誰かが乱入して来たようなイメージでした。

電波の受信レベル(棒)も全部立ってますし、
後で社長に聞いても、
ちゃんとレベルはフルアンテナだったそうです。

その後、
ダースベーダーのような「スー、ハー」という息使いになり、
「なんだこれは?」って思い、
「社長、聞こえますか!?社長!社長!」って話しかけたら、
いきなり何とも言えない鳥類のような声がして、
次にまた「スー、ハー」の息継ぎみたいな音がして、
そしてまた鳥類のような早口の声が続いて…。

まさか宇宙人だなんて思わないから、
しばらく聞いていましたが、
何か重要な事を伝えたかったんでしょうかね…。

こんなのは初めての経験です。



それぞれ感じ方や表現は微妙に違うが、
ちなみに私たちは映像と音響数十年のプロである。

この怪現象は、
明らかに混線とか携帯の調子といった状態で起きるのではなく、
私以外にも何名ものスタッフがそれを証言している。

私たちはタクシー無線等の混線音や電子音、
プラグの調子が悪くてガーガー聞こえる音など、
聞き分けることには長けているつもりだ。

私と社員が一緒にいる時にそれが起き、
私の携帯を渡してその異音を聞かせたこともあるので、
私のいたずらや細工ではないことも証明できる。

しかも、
主要な携帯会社すべてに問い合わせてみたが、
「そういうケースは今までに聞いたことがない」と言う。

修理にも出したが、
「携帯に異状は見当たらない」…とそのまま返却された。

あまりに気持ちが悪くて、
携帯を機種変更してもそれが起きる。

驚くような返答をする音声も聞こえる事からして、
70%くらいの確率で混線や機械の故障ではないだろう。

まるで鳥類のような早口の相手は、
やはり宇宙人なのか…。

ここからは私の勝手な想像だが、
地球に飛来してくる宇宙人は、
良い宇宙人であろうが悪い宇宙人であろうが、
それだけの高等技術と科学を兼ね備えているに違いない。

言い換えれば、
人類のように野蛮ではなく、
高度な知的生命体であると思われる。

精神性も高いことも予想されるので、
彼らの多くは、
人類のような粗い波動とは合いにくく、
繊細な意識を持っていると思われる。

その証拠に、
試しに1回だけ喋っている時に、
受話口に大声で「バカヤロー!」って怒鳴った事がある(笑)。

そうしたら、
急に「キュッ」って息を止めるような声を出し、
驚いたのかすぐに回線は切れた。

※結構、何度も聞くとかわいい声のような気が…

あの声からすれば、
人類より小さい身体である事が予想できる。

大声や乱暴な声にはすごく敏感な、
彼らの繊細さがよく分かった。

しかし、
ある人にアドバイスを受けた。

宇宙人は気が弱いから雑に接したらダメですよ、
今度掛かってきたらこう言ってごらんなさい。
「すみません。
私は日本語しか理解できないので申し訳ありませんが…」
ってお願いすれば、
ちゃんとした言葉で話してくれるかも知れませんよ…。


なるほど…、
いい話を聞いた。

ある日、
いつものように出先で携帯から掛けたら、
急にまた相手の声が途絶え無音になった。

「また始まるな…」って思ったら案の定、
まくし立てるような音声が聞こえて来た。

しかも、
その時の声はいつもと違い、
かなり猛烈な勢いだった。 
 
私は先ほどのアドバイスを思い出し、
優しい口調を心掛けながら話した。

「私は日本語しか分からないので、
宇宙語はダメなんですよ、
ちゃんと日本語で話して下さいね~」と。

※英語はもちろんダメですよ…とも(笑)。

今までの中で一番丁寧に話したつもりだ。

すると、
興味のある異変が起きた。

船内にもう一人誰かいるらしく、
「チュリチャリリヤチュチュ…」と、
誰か別の相手に相談しているように聞こえたのだ。

船内の奥のほうに別の宇宙人がいるのか、
小さな声でトーンの異なる男性の、
明らかに今までの鳥類系ではない別な言語の音声が聞こえた。

その後、
いつもの鳥類系の宇宙人が再び私に向かって、
一層激しく言葉を浴びせてくる。

そして、
言うだけ言ったらまたプツンと切れた。

一体、何なんだ???…

仲間同士で、
「意志疎通がうまくできないな、どうしよう…?」
みたいなやり取りを裏でしてから、
再び私に話し掛けてきた感じがする。

その時、
もしかして箱根駒ケ岳山頂のホテルで遭遇した、
母船の中の宇宙人なのか…?

そんな感じもしない訳ではない。

その後、
自分なりに瞑想する中で色々と気づくことがあり、
このように考えた。

もしかして、
この現象が起きているのは僕だけじゃない。

彼らは同時に複数の人間に話しかけていて、
自分たちの言葉を分かってくれる人にしか、
交信していないのでは…。

※これが後になって、
Wさんと出会い、真実であった事を知る!


彼らがラジオの放送局のような交信機器を使い、
特定の人物に話し掛けているのではないか…。

でも、
反応する事は個別にできないし…
よく分からない。

彼らから通話の割り込みが入ってくるタイミングは、
全く予想が付かない。

通話時間も、
すぐ切れる事もあればそうでない時もある。

とにかく、
私が外出先から携帯電話で掛けている場合によく起きる。

まぁ、ただの混線といえば混線なのだが、
これだけで終わりでは無いような気もする。

いずれ彼らは、
ちゃんと通信して来るのでは…。

もしかしたら今一生懸命、
日本語を勉強しているのかも知れない(笑)。

彼らには悪さをするとか、
人に迷惑を掛けるなんて発想もないだろう。

※勿論、良い方の宇宙人だが。

どうも宇宙のルールとして、
勝手に人類に介入してはいけない事になっているようだし。

それにしても、
なぜ彼らはテレパシーとかではなく、
わざわざ彼らにとっては原始文明の携帯電話を掛けてくるのか?

目に見えない電波なら操作しやすいからか?

その理由は宇宙人ではないので分からないが、
必死で何かを訴え掛けている事だけは分かるような気がした。

現在も、この怪現象は続いている。。

「またか」って、最近は慣れたけど(笑)。


以上、
「anemone」で発表した時点でのお話でした。



この号では僕の記事がトップで紹介され、
翌日には全国の書店での売り切れが続出したんだとか…。

よって今ではどこにも売ってません。

ただこの後、
とんでもない予想外の出来事が待っていました。

さて、お待たせ致しました、
いよいよ次回は、
『Second contact 1』を掲載します。


これからが本番です。


でも仕事の合間に時間を見つけながらまとめているので、
もう暫くお時間をくださいね。。