JESの会員さんに無料で送付している、

「発展の為のアドバイス集」。


今回その一部を掲載します。


まだ粗原稿で、

会員様に正式に送付するのはまだずっと先ですが、

取り敢えずお読みください。


それにしても、

もう60ヶ月くらい続いたんですね。。


継続は力なり…って事かも。




僕は幼い時、

祖父からある事を学びました。


一種の占いなのでしょうが、

中国の古書に書いてあった『陰陽五行』と呼ばれるものです。


万物には

『木・火・土・金・水』の5つの関係性があって、

「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、

金は水を生じ、水は木を生じる」と言う『生かす』関係です。



希望と喜びが溢れるJES社長のブログ


理由は、

木は燃えて火になり、火が燃えたあとには灰(=土)が生じ、

土が集まって山となった場所からは鉱物(金)が産出し、

金は腐食して水(ミネラルイオン化)に帰り、

水は木を生長させる…という具合に、

木→火→土→金→水→木の順に影響をもたらすと言う意味ですね。


これを「五行相生」と言います。


逆もあって、

「木は土に勝ち(剋)、土は水に勝ち、水は火に勝ち、

火は金に勝ち、金は木に勝つ」という『五行相剋』の関係です。


理由は、

木は土を押しのけて生長し、土は水の流れをせき止め、

水は火を消し、火は金を溶かし、

金でできた刃物は木を切り倒す…という具合ですね。


姓名判断もこれに倣っていて、

現代の姓名学はほとんど先祖代々の「苗字」を軽視していました。


ところがこの「苗字」に大きな秘儀があったのです。


『苗字は命自に通ず』…


「命自」とは人生の目的と使命を表していて、

これが祖父から学んだ大きなポイントです。


その使命をスムーズに達成できるための知恵が、

『陰陽五行』にはあったのです。


つまり、

「人間関係」がスムーズにさえ行けば、

ほとんどの事業は成功するのです。



歴史の真実


戦国時代を例にとって説明しましょう。


織田信長は「田んぼを織る」で主体は田ですから『土』を表し、

徳川家康は「徳の川」で主体が『水』、

豊臣秀吉は本名が木下藤吉郎ですから「木の下」で『木』、

明智光秀は「明るい智恵」ですから天や宗教的なもの、

見えないものを表す『火』になります。


本能寺の変で織田に謀反を働いたとされる明智ですが、

その人間関係を探ると真実が見えて来ます。


まず、

織田(土)と明智(火)の関係は、「火は土を生じ」ますから、

明智(火)は織田(土)に献身的に尽くした事が伺えます。


織田(土)は徳川(水)を剋す関係ですから、

織田(土)は徳川(水)に対して支配しようとして、

無理難題を言ったりします

(※現代的に言えば嫌な上司だが、反面、学ぶところも多い関係)。


木下(木)は織田(土)を剋す関係ですから、

織田(土)の人脈に、

まるで木が土の根を張るように栄養を吸い取り、

徹底的に織田(土)に媚を売り、

その権力を利用しながら織田の後継者となります。


徳川(水)は木下(木)を応援し、

明智(火)を剋して支配し、いずれ明智の上司となります。


そして木下(木)は明智(火)を生かす立場です。


こうやって考えると、

歴史の真実が見えてくるのですね。


つまり、

本能寺の変は木下が最初に企画して徳川と明智がそれに乗り、

木下が天下を取った後に、

徳川が明智を従えて300年の歴史を作った…ということになります。


本能寺の変の後、

木下が明智の首を取ったとされますが、

明らかに不自然な部分が何カ所もあることから、

その首は実は明智ではなくダミーだったと思われます。


では明智は?


その後、

天海僧正と名前を変えて徳川を上司として仕え、

江戸城や幕府の運営に協力しています。


明智の「火」は宗教的な意味合いもありますから、

密教の風水を駆使したのも理解できますね。


天海と明智の家紋が同じで、

その後の徳川家の将軍名も

明智の名前である「光・秀」が多く使われていることからすると、

この説はかなりの信憑性を浴びて来ます。


徳川(水)は明智(火)を剋して支配する関係ですが、

徳川は元々戦が嫌いな平和主義者だったので、

相剋が良い方に働いて、

その主義に賛同した明智が徳川に従順に仕えたのですね。


ですから相剋の関係であっても、

上司の考え方や性格が良ければ、

厳しくてもいろんな事を教えてくれたり、

温情を掛けてくれたりと、

素晴らしい上司と部下の関係になれるという事です。


ここで一番厄介なのが、

木下(木)と織田(土)の関係のように、

部下が上司を剋する関係の場合です。


しかし、

織田には「織」の糸辺が入っていますから、

木下の木と同じ木の部分もあり、

部分的に相性は良く、

木下は織田から気に入られ易くなります。


でもそれが苗字に全くない場合や、

どちらかが人格者で無い限り、

部下は上司を批判し、

上司は部下に対して感情的になりやすく横暴になります。



夫婦の場合やその他


夫婦の場合は旧姓で判断します。


「木」なら「木」同士、

「水」なら「水」同士の同じ五行同士の結婚なら

友達夫婦のように、

実家ぐるみの仲の良い関係が築けるでしょう。


奥様がご主人を剋す関係なら

『カカァ天下』までとは言いませんが、

なるべくご主人は奥様の言う事を聞いてあげたり、

奥様もご主人を誉めたり持ち上げたりしたら、

とても学びの多い、刺激的な(笑)良い関係を築けます。


ご主人が奥様を剋す関係なら

『亭主関白』になりやすいので、

たまにプレゼントしたり、

家事を手伝ったりすると「良い上司」としてうまく行きます。



ちなみに僕個人の場合、

女房は旧姓で診断すると、

「土」にあたります。


僕は本井ですから、「水」ですね。


土は水をせき止めるから、

相剋の関係で、

女房が僕を剋す関係となり、

僕の上司にあたります。


つまり、『カカァ天下』・・・


そして、

『僕に厳しくて支配したがる嫌な上司』・・・


しかも、

苗字の1字には「木」が入ってます。


という事は、

水は木を生じる関係だから、

ただひたすら献身的に捧げる側。


もう、

どういう家庭か想像できるでしょ?


自分で診断するのも嫌なくらい、

ズバリ!…あたってます。。(悲)



また、

仕事上で自分に協力して欲しい人を見つけるには、

相生の苗字の人を探すことです。


自分が草かんむりの付く「木」なら、

サンズイの付く「水」、

自分が「水」なら「金」ですね。


そうすると相手は頼まれごとを喜び、

積極的に応援してくれたり協力してくれたりします。


陰陽五行のどこにも当てはまらない場合や、

目に見えないものの場合は全て「火」として見なします。


このように、

苗字によるこの秘儀は、

昔の軍師が戦の前にこれを見て指導していたようです。



ではここで問題、

上杉謙信と武田信玄の関係は?


徳川と明智(天海)は相剋の関係でしたが、

とても良い上司と部下の関係で結ばれていましたね。


武田信玄は自分が亡くなる前に、

息子に「わしが死んで困ったら上杉を頼れ」と言ったそうです。


敵同士なのに、

部下の相剋を持つ武田にとって、

上司の上杉は優しく人格があり、

もっとも信頼できる上司的人物だったからこう言えたのですね。

(※上杉の旧姓:長尾景虎で見ても面白い=敵に塩)



でも

これらはあくまでも「占い」ですから、

参考程度に(笑)。