今日は皆さんに、
お詫びしなくてはいけない事があります。



以前、私のブログで、


『通常の玄米は、

体内のミネラルを排出する毒を持っているから、
継続して食べるのはダメだけど、
発芽玄米なら毒を抑え、

放射能から身を護る』


…と述べました。


正確に言えば、この「発芽玄米」を現代風に言うと、
『発芽モードになる玄米』のことです。


『発芽モードになる玄米』とはお米の銘柄ではなく、


『天日干しの玄米で、
水で一定時間の浸け置きすることで、
発芽する前に炊飯する玄米食の調理法』


…のことです。


※夏場で12時間、
冬場で24時間の常温水での浸け置きが目安。


よって、市販の『発芽玄米』、
つまり、
発芽した後に乾燥させた玄米とは違います。


もちろん『発芽玄米』でも、
常温の水で長めに漬け置きすれば、
フィチン酸やアブシジン酸の毒性を抜くことはできます。


秋月先生が当時の長崎被爆者に推奨していた玄米は、

当時から推察すれば、

ほとんどが『天日干し』が当たり前…

の時代であったことをついうっかり見落としてました。



正確性を欠いてしまって、
誤解された方には深くお詫び申し上げます。


もし読者の中で、
「既に発芽玄米を買ってしまった…」という方は、
是非下記メールにてお知らせ下さい。


motoi@j-smc.co.jp


お詫びに、
生体ミネラル『希望の命水』500mℓを1本進呈させて頂きます。

また、締め切りは4/14迄とさせて頂きます。

(※宅配便で送付しますので、

お名前・住所・電話番号をお忘れなく)


白米でも市販の加熱乾燥玄米でも、
1合に付き3ccを混ぜた《出会い水》に浸すだけで、
農薬やフィチン酸やアブシジン酸(ABA)の毒性を調整し、
『天日干し玄米』以上の結果が出ると思っています。


そして、
炊飯時に1合に付き再度3cc入れるだけで、
更に身体に必要なミネラルを補充できます。


しかも、断然美味しくなります。
(※高級料亭や皇室御用達レストラン、お寿司屋さんでも採用)


多くの先生方が『食の安全』の為に推奨している商品ですので、
是非お試しも兼ねてご使用してみて下さい。


何よりも、

難しい玄米選びよりも簡単です。




では、玄米の選び方、
炊き方についてもう一度整理してご説明致します。
(※「食はいのち」の著者:西川榮郎氏のレポートを参考)


※著者の西川榮郎氏は市民運動で脱原発を訴え、
2基の原発を止めた方です。


プロフィールを紹介すると、

1947年、大阪市生まれ。
立命館大学大学院理工学研究科修士課程修了。
大鵬薬品工業 中央研究所主任研究員として、
制癌剤の開発研究に携わる。
大阪大学医学部胸部外科で「癌と免疫」を研究。

1976年以来、安全な食を中心に、ロングライフミルク追放、
脱原発、薬害告発、農薬空中散布中止など、
「いのち・自然・くらし」を守る活動を続ける。
NPO「安全な食べものネットワークオルター」の代表。
大阪を拠点にして食の世界での活躍。
著書に「食はいのち」 がある。



1.『天日干し』の玄米を選ぶ事。


市販の玄米は、

『発芽モード』にならないものが多いです。


通常は高温にさらして、

加熱乾燥させた玄米だからです。


正常発芽用水中精米発芽玄米の特許申請者である根本武雄氏は、
玄米に含まれるフィチン酸やアブシジン酸(ABA)には、
細胞活性抑制、発芽抑制、老化促進、
毒素などの作用があることを指摘しています。


そして氏は、
『市販の多くの玄米で発芽しない物がある』…
と指摘されています。


これは重大なことで、

このような玄米は浸水しても、
もはやABA(※アブシジン酸)の毒性は消えません。


これは農家がもみを乾燥させる際、
高温にさらして加熱乾燥していることが、

大きな原因と考えられます。


温度管理を間違いなく行って丁寧に乾燥し、
おいしい水分含量になるよう工夫して、
『天日干しをしている玄米』を選ぶことが必要です。



2.歩づき米の浸水は危険です。


「玄米の栄養分を摂りたいが、
浸水していない調理で食べる玄米はおいしくない」…と、
歩づき米で食べる人がいます。


その場合、ABA(※アブシジン酸)を含むぬか分が残っており、
そのまま炊くとABAを食べることになります。


だからといって、分づき米を浸水した場合、
胴われ米など傷ついた玄米を浸水すると、
むしろABAが増えることと同様に、
傷つけられた分づき米がABAの産生を増やす心配があります。


どうしても歩づき米を食べたい人は、
三分、五分より七分以上ぬか分を取った米を、
浸水せずに食べる方がまだましです。


有機農業の田んぼにおいて、
除草剤の米ぬかを撒く米ぬか除草法というのが行われていますが、
単なる日光被膜剤としての作用ではなく、
米ぬかに含まれるABAによる、
草の芽に対する発芽抑制効果を利用している可能性があります。


「ぬか」には除草剤として使えるほどの、
発芽抑制因子を含んでいると考えておくべきです。



3.雑穀も「発芽モード」にできます。


白米は栄養分の多いぬかを取り除いているという指摘がありますが、
ABAを不活化しないまま食べるよりはマシといえるでしょう。


また、「おいしさ」というのも食においては大切なことで、
副食での栄養バランスに気をつければ可と思います。


白米に雑穀を入れて食べるのも、栄養バランスの良い食べ方ですが、
雑穀の場合も同様な理由で、

十分な浸水をしてから調理する事が必要だと思います。


そのままご飯に混ぜて炊くだけでは、
単に腸の表面を傷つけながら、
消化もされずに通過するだけの、

もったいない食べ方になりかねません。



4.胚芽米は疑問です。


ぬか分をほとんど取り除いて、
胚芽を残す胚芽米はABAの問題はなさそうです。


しかし、袋を開封して充填している窒素が抜けると、
2~3日で酸化すること、
元の米に使われている農薬が胚芽に残留しやすいことを考えると、
高価な胚芽米は疑問です。


家庭用精米機を使って、
毎日新鮮な無農薬白米を食べる方が、
むしろお勧めです。



5.市販の『発芽玄米』は、

長めの浸水時間が必要です。


市販されている「発芽玄米」のほとんどは、乾燥発芽玄米です。


発芽させた玄米を乾燥させた場合、
乾燥ストレスで、
発芽玄米は身を守るためABAを産出します。


これを浸水してABAを無毒化するには、
玄米のままより長めの浸水時間が必要です。



6.圧力鍋調理も、

浸水してからが安全。


玄米を事前に十分に浸水もせずに、

圧力鍋でさっさと炊いてしまうという方法では、
発芽抑制因子が残ったままで不活化されていませんので、
不適切な調理方法と言わざるを得ません。


また、圧力鍋の種類によっては130℃以上になる場合があり、
発ガン物質であるアクリルアミドが産出します。


また、ビタミンB群の一部も失われ、栄養が低下します。


十分な浸水をして「発芽モード」になった『天日干し玄米』は、
通常の炊飯器や土鍋などで白米と同様に炊くことができますので、
敢えて圧力鍋を使う必要はありません。


※現在、阿部一理先生指導の元、
安全で短時間で炊飯可能な圧力鍋を検討中。



以上です。


玄米選びも神経質になり過ぎると、

現代では、

結構、銘柄選びも調理法も難しいです。


長崎の被爆者の方々への、

多くの命を救った秋月先生が『玄米』を推奨されていた当時は、

玄米も白米も『天日干し』が多かったことを見落としてました。


それよりも、

無難な白米に生体ミネラルを使った方が、

より簡単で割安に安全なお米になります。


しかも、ふっくらと蟹の穴も出るし、

お米が今までよりとても美味しくなります。


生体ミネラルを使って白米を炊飯されている方は、

そのままで十分のような気がしますが、

不安な状態になった時は、

通常の2倍から3倍程度に増量するか、

『天日干し玄米』にしたほうが良いでしょう。


普段から、

生体ミネラルを十分に補給されている方は、

あくまでも、『玄米の薦め』は、

緊急時のプラスアルファとしてお考えください。



これからちょっと、

タブーな話をします。


一人ごとだと思って聞いてください。


私の個人的見解ですが、

実は西川榮郎氏のレポートとは少し違った考えを持っています。


それは、

『フィチン酸やアブシジン酸は毒だ』…

とも言い切れなのではないかという考えです。


確かに多く摂り過ぎたらガンや早死にの原因にはなりますが、

少量であれば、放射性物質の排出にも役立っているのではないか…


玄米の選び方も調理法も、

実は適当で良いのではないのか…


スイマセン…

『ここまで玄米のことを書いていながら…』

と怒られる方もいるかもしれませんね。。


でもある程度は、

今まで書いたことを意識しながら調整する必要はあると思います。


と言うのは、


『フィチン酸やアブシジン酸は、

ミネラルと有害物質をキレート反応で結びつけ、

ミネラルが犠牲になって一緒に排出してくれる作用がある…』


とも言い換えることができるからです。


一時的でも、

玄米食で、いろんな症状が改善された例が多いからです。


しかも、浸水時間は全く考えずに、すぐに炊飯している方がです。


当然、『発芽モード』になっていない玄米ですから、

フィチン酸やアブシジン酸(ABA)はたっぷり含まれていたはずです。


つまり、

フィチン酸やアブシジン酸は、

単一ミネラルと同じで、

一時的であれば病気を直す特徴があるが、

単一なゆえに継続することで毒になる?…


対症療法の「薬」に似ています。


この考え方は危険でしょうか?…


でもミネラルも、

1種類だけ多量に摂り続けたら毒になります。


生体ミネラルは多種類だからこそ、

継続しても多量に摂っても何ら問題はない…

と言えます。


偏っていない生体ミネラルだからこそ、

奇跡的な喜びの声が、それこそたくさんご報告されています。


当たり前ですが、

生体ミネラルを何十年と継続されても、

その安全性は医学的にも実証されています。


無農薬の野菜を食べ続けたら病気になるか?

…という質問と同じだからです。


36種類以上の複合ミネラルを摂ることによって、

初めてそれは有効に機能し、

毒になることは絶対にあり得ません。


放射能にも同じことが言えます。


数種類に偏った単一の放射線が強ければ、

それは毒となり、当然被曝します。


そして放射線を浴びる時間が継続すれば、

やはり毒となって被曝します。


玄米のフィチン酸やアブシジン酸と似ています。


でも、放射線量が少なければ、それはホルミシス効果…


つまり、適量であればDNAや免疫力を賦活し、

反対に癌を消してしまう働きがあります。


玉川温泉やラドン温泉、ゲルマニウム…


地球は実は放射線物質の塊でもあるのです。


ミネラルの言語はギリシャ語で『minera』、

つまり「鉱山・鉱石」を表します。


鉱石の全ては放射性物質です。


『バランスの偏りが、

全ての病気の原因…』


それを調和に導くのが生体ミネラル…


問題は『偏り』のような気がします。


単一も偏り…

それが継続したり多量だともっと偏る。


でなければ、なぜ阿武隈山系は、

今でも全く問題ない、

平常値に近い0.31μSvなのでしょう。


そこだけぽっかり穴が開いたように…


通常では理解できません。


単一ではない複合ミネラルの塊だから?

そして調和されているので、

継続しても多量であっても偏らない?


調和に整ったミネラルの山系全体が、

偏った放射線を調和に調整しているのでは???

…と思っても不思議ではありません。


開発者の嶋西先生がこの生体ミネラルを開発した動機も、

『放射能除去のための研究』がきっかけです。


この地球は完全なる調和で成り立っています。


私たちの生命活動も、

この地球から全て生まれた生命体であることから、

完全なる調和の状態が健康であるはずです。


全てにおいて無駄はない…


これは放射能にも言えます。


放射能の研究室にいた私は、

みなさんが神経質になっている放射線量が、

どうしても一概に毒だとは思えないのです。


むしろそれらによる過度なストレスが不調和を作り出し、

自ら毒になる…


別な話で、

塩素を毒だと思っている人は多いです。


神経質になって、

ほとんど普段から浄水器の水しか飲まない人もいます。


けれども塩素もミネラルの重要な一種で、

人間の活動にとって無くてはならないものです。


塩素を完全に除去する高い浄水器を買われた方で、

頭痛と耳鳴りがひどくなった方がいました。


私はその時、

「水道水でコップ1杯飲んでください」と言いました。


するとたちまち、症状は消えました。


たまたまかも知れません。


でも、


病気の全ての原因は、

バランス…

つまり『偏り』に

あるような気がしてなりません。


しかもこの世界は、

全て両極によって成り立っています。


両極あっての調和…


ご意見やご感想があれば、

是非、『コメント』に残して頂けたら幸いです。



※追記


「玄米には放射性物質を除去する働きがある」

を検索してみてください。


やはりそこで、

「このフィチン酸は、放射能等の影響で発ガン性物質を、

体外に排泄する作用をもつ物質が含まれている」


…と述べられています。


ということは、

どんな玄米でも、

12時間ほど浸水してから『発芽モード』で炊飯すれば、

ちょうど良い量のフィチン酸やアブシジン酸となり、

有効であると言えそうです。。


『天日干し玄米』は高いし、

なかなかどこでも売っているわけでもないし。


いろんな説がありますね…


結論を言えば、

『やっぱり玄米選びは適当で良い』…ってことになりますでしょうか。


両極の中からどれを選ぶかは、各人の選択に任せるしかないようです。


これは!!と思うようなものがあれば、

またご紹介いたします。


でも、

どんな玄米にしても、生体ミネラルを入れることは、

相乗作用も考えられ有効だと思います。