マレーシアのサンダカンを舞台にしたある映画 2 | エルサレムの響き3

エルサレムの響き3

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保守派ですが、愛国心の押し付けに反対するため、小説を書いています。
note 大川光夫 で検索してください。「 愛国者学園物語 」という題名です。

「サンダカン八番娼館 望郷」

一言で言えば、辛い物語である。貧しい日本人女性が外国で夜の仕事に就かざるを得なくなり、群がる男たちに押し倒されて疲労する人生と、その結末の話、としか書けない。

 

この映画に関心を持つ人たちがそれなりにいるらしい、検索結果だと思う。

 

 

私が、いつどのようなわけでこの映画に「出会った」のか、実は思い出せない。何がきっかけだったのか記憶がないが、私がロンドンに行く前だったので、12年以上前には存在を知っていた。ドキュメンタリーである原作本も1度手にしたことがあるが、詳しくは読んでいない。原作者は、外国人に褒められると舞い上がってしまい、日本を非難するタイプの日本人なのではないか、と思わせる記述があったことを覚えている。

 

 

この映画を見ても、私はマレーシアやサンダカンの街に怒りを覚えることはない。

だが、マレーシア・クアラルンプールから東に、飛行機で約3時間の距離にあるサンダカンに行きたいか?と問われると、悩んでしまう。そして、歴史の辛さ、女性たちの苦難、そして、自分のことを理解してくれる人物に出会えた老婆が見せた喜びのような感情を思い出して、気持ちは複雑になる。

 

 

田中絹代(1909−1977)といっても、私は石原裕次郎主演の冒険映画「太平洋ひとりぼっち」の母親役ぐらいしか、覚えているものがない。小津安二郎や溝口健二たちの映画に主演し、その生涯で約250本の映画に出演した、日本映画の大スターなのに、その程度しか知らないのが私なのだ、と書くのは寂しいから、これくらいにしておこう。私は「雨月物語」も見たのだが、、。

 

山口県下関市に 田中絹代ぶんか館 

があり、立派なホームページもある。

 

このブログ記事を書くために調べたら、LINE トラベルjp というサイトに、

 

「からゆきさん」の悲劇を伝える南島原市「口之津歴史民俗資料館」

「からゆきさん」の眠る場所〜シンガポール・日本人墓地公園 

 

という2つの記事を見つけた。

 

 

参考にしていただきたい。

 

 

この記事を入力していたら、

口之津歴史民俗資料館 のハッシュタグが1つ、

からゆきさん、が68件

サンダカン が20件 あった。