2026年6月6日 観劇
“同窓会。”
今回の劇場は・・
東京都新宿区
“三栄町LIVE”です
場所は石ノ宮村
石ノ宮中学校卒業生たちが10年ぶりに集まる同窓会
明るく楽しい雰囲気で始まる同窓会でしたが、
途中から10年前に起きた悲劇が暗い影を落とし、
後味悪く晴れない気持ちを残して最後を迎える
加藤希美さん(キャストは水野捺美氏)と早坂 葉瑠さん(キャストは花屋時雨氏)
10年前の二人の回想シーン
髪飾りをめぐるやり取りとその後の早坂 葉瑠さんの言葉
“青春は流れ星と一緒で一瞬だから・・”
“希美ちゃんが学校にいてくれたら・・”
もし時計の針を巻き戻せるなら・・・、そう思わせる悲痛なシーンでした
笑顔で話す、そして笑顔で去る早坂 葉瑠さんの姿、その笑顔の裏に隠された本音を思うと、悲痛さがさらに駆り立てられる
コミュニティの中で一度たがが外れると、負のベクトルは内へ内へと向かう。世界が狭いほどその傾向は顕著になる。
その視点から見ると、村の中学校という本作の場所の設定は、ベストな取り上げ方だと思う
“私はどうしたらよかったの?”(玉田桃子さん キャストは桜木 紗瑛氏)
“私はどうしたらよかったんだろう”(飯島里香さん キャストは玉留汐氏)
その答えはそれぞれ異なると思いますが・・
人は繊細さや共感力が高すぎると、生きづらさ、違和感、コミュニティや社会に対するストレスを強く感じる。
ですが、この『どうしたら?』の問いかけについては、生きづらさや違和感を感じる境遇の中に、その答えを導くヒントがあるのではないか?
大衆への迎合、社会や組織などのコミュニティに順応、適合することが必ずしもメリットだとは思わない。
自ら命を絶った人の遺書の中には、自らを強く責める言葉と周囲の人たちへの感謝の言葉が並ぶことが多い
本作中にそのようなシーンが無かったことは、ある意味良い選択だったと思う
ラスト前の刑務所
加藤希美さんと飯島里香さんの面会シーン
“希美ちゃんがここから出たら・・”
出所後、加藤希美さんが最初に向かう場所はどこでしょうか?
作品としては終わりですが、テーマとしては続く
最後に一つ
“お父さんの為に曲がった生き方はできない・・”(早坂葉瑠さん)
信頼できる人が一番身近にいることが救いでした・・・。




