ワクチンってなんだろう その3 | 僧帽弁閉鎖不全症のわんこ。ときどき検査技師のわたし。

僧帽弁閉鎖不全症のわんこ。ときどき検査技師のわたし。

ミニチュアシュナウザーのJerry leeは9歳10ヶ月で虹の橋を渡りました。
僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けるため頑張ったジェリーの闘病記録。
そして、飼い主は人間の心エコーとかとっちゃう検査技師なのでちょっとしたうんちく並べてます。

あれよあれよと言う間に3回目ですとびだすうさぎ2カナヘイハート


「ワクチンとは?」をもう少しだけ学んでいこうと思います気合いピスケカナヘイびっくり



さてさて。
前回までのおさらい。


ワクチンとは敵(ウイルス)の情報を教えてくれる大事なもの!
そしてワクチンのおかげでウイルスに対して抵抗できる武器(抗体)を作ることができるんでしたね




あれ?
「なぜ何回も打つの??」
「一回じゃダメなの??」


そう。
ワクチンは繰り返し打つことがありますよね。

これ。
実は人間の脳と同じで、「免疫」も忘れてしまうからなんです


ワクチンのおかげで敵の情報を学び武器(抗体)を作ることができるようになるのですが、


長いこと敵に出会わないと。
忘れちゃうんですね〜


忘れちゃうと武器(抗体)を作るまでに時間がかかってしまいます。

それは困る!
と、いうことで。


1回目打った約1ヶ月後にもう一度打ちます。
その後、さらに半年過ぎた頃にもう一度打ちます


まず、覚えてもらう(1回目)
記憶の新しいうちに復習(2回目)
忘れた頃にもう一度!思い出して!!(3回目)

こんな風になるべくしっかりとした記憶を植え付けることで武器である抗体をたくさん瞬時に作り出せるようになりますブースター効果


とくに、
不活化ワクチンは敵そのものではないので、忘れやすく抗体が減っていってしまうことが多いのです。

さらに幼い子供、子犬などは免疫がしっかりと機能していません。
そのため、何度か打ってしっかり抗体が作れるようになるまで教え続けるのです気合いピスケカナヘイきらきら



なので、
2回目からは「追加接種」なんていうことがありますよねてへぺろうさぎ



もちろん。
抗体が必要十分あるうちは感染防御機能はもんだいありません。
しかし、「抗体価」と呼ばれるものを血液をとって調べてみないと今現在の防御力を知ることが出来ないのです。


人やワンコの免疫はそれぞれ。
すぐに抗体が減ってしまうこともあれば、何年も減ることなく過ごせることもあります。

個人差としか言いようがありません。



「ワクチンは3年に一回でいいって聞いたよ?」


これは正解であり嘘でもあります。

今お話ししたように、抗体が減っていくのは個人差です。
3年なんてもたないこともあるのです。


なるべくワクチンの回数を減らしたいと思うのであれば「抗体価」を毎年調べることをオススメします



ワクチンをただ怖がるのではなく、
怖い病気から身を守るために正しく利用しましょうねとびだすうさぎ2カナヘイハート




ラストは「狂犬病」に関して。
あと、一回お付き合いくださいねつながるうさぎカナヘイきらきら







オマケ

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ソウルフード。
自宅の車庫の中でジンギスカンてへぺろうさぎ


私は間違いなく「後付け派」です
で、「ベル派」でもあります


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昨日のデザート。

なかや  「アップルパイ」


アップルパイと言えば、
「なかや」か「ほんだ」でしょうね


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ごちそうさまでした〜




ワクチンの話だけだとつまらないので、
みんな大好き「美味しいもの」のせてます