お気付きかも知れませんが、一般的なリードよりかなり短かく80cmです。
市販されているリードは1mもしくは1m20cm。
フレキシブルリードだともっと長くなりますよね。
なぜ我が家がこの短いリードを使用しているかというと、はっきり言えば安全のためです。
ジェリーが4歳くらいまでは1mリードを手にグルグル巻きつけて短く持って使用していました。
それでは不便なので、調べてようやく長さが選べるリードにたどり着きました。
短くするということは、犬と人との距離が近くなるということ。
その間に危険が挟まる確率が低くなるということ。
素早く自分の元に引き戻せるということ。
火曜日のことです。
夕方6時ごろ。
いつもの散歩コース。
いつもの交差点。
歩行者信号が青になるのを待って一歩を踏み出した瞬間。
ありえないスピードで左折してきた車が
「エヴィ」
私より少しだけ前に出ていたエヴィのリードをあわてて引き寄せました。
間一髪
素早く私の足元に引き寄せることができ、事なきを得ました。
でも。
あと少しだけリードが長かったら。
あと少しだけ私が気づくのが遅れていたら。
エヴィは車の前輪に巻き込まれていたと思います。
その車はスピードも落とさず走り去って行きました。
実は。
この話。
不思議なことがあったのです。
先ほども書きましたが、我が家で使用しているリードはジェリーの時から変わらず80cm。
しかし、エヴィの体高が大きいこともあって70cmリードも使用しているのです。
普通の散歩の時は80cm。
街中や人混みなどに行く時は70cm。
いつもの散歩コース。
いつもの時間。
何も変わらないはずなのに、なぜか私は70cmリードをあえて選んで出掛けたのです。
そして。
危うく巻き込まれそうになった事故。
あとほんの少しリードが長かったら、引き戻しが間に合わなかったかもしれなかった。
たかが10cm。
でも、大きな10cmでした。
あなたなんだよね。
私に教えてくれたのは。
「危ないから、気をつけて」
そう。
教えてくれたんだよね。
ありがとう。
ジェリー。
あなたのおかげでエヴィを守れたよ。
これからもお空から見ていてね。
夢にすら出てきてくれないけど、こういう時はサラッと助けてくれるんだよね。
そこがあなたらしいね。
大好きだよー