リードは命づな | 僧帽弁閉鎖不全症のわんこ。ときどき検査技師のわたし。

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ミニチュアシュナウザーのJerry leeは9歳10ヶ月で虹の橋を渡りました。
僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けるため頑張ったジェリーの闘病記録。
そして、飼い主は人間の心エコーとかとっちゃう検査技師なのでちょっとしたうんちく並べてます。

我が家で使用しているリード。

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お気付きかも知れませんが、一般的なリードよりかなり短かく80cmです。


市販されているリードは1mもしくは1m20cm。


フレキシブルリードだともっと長くなりますよね。



なぜ我が家がこの短いリードを使用しているかというと、はっきり言えば安全のためです。


ジェリーが4歳くらいまでは1mリードを手にグルグル巻きつけて短く持って使用していました。


それでは不便なので、調べてようやく長さが選べるリードにたどり着きました。



短くするということは、犬と人との距離が近くなるということ。
その間に危険が挟まる確率が低くなるということ。
素早く自分の元に引き戻せるということ。


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火曜日のことです。
夕方6時ごろ。


いつもの散歩コース。
いつもの交差点。

歩行者信号が青になるのを待って一歩を踏み出した瞬間。


ありえないスピードで左折してきた車が


「エヴィ


私より少しだけ前に出ていたエヴィのリードをあわてて引き寄せました。



間一髪

素早く私の足元に引き寄せることができ、事なきを得ました。


でも。
あと少しだけリードが長かったら。
あと少しだけ私が気づくのが遅れていたら。


エヴィは車の前輪に巻き込まれていたと思います。


その車はスピードも落とさず走り去って行きました。


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こんなまったりエヴィは見れなくなっていたかも



実は。
この話。


不思議なことがあったのです。



先ほども書きましたが、我が家で使用しているリードはジェリーの時から変わらず80cm。

しかし、エヴィの体高が大きいこともあって70cmリードも使用しているのです。


普通の散歩の時は80cm。
街中や人混みなどに行く時は70cm。



いつもの散歩コース。
いつもの時間。

何も変わらないはずなのに、なぜか私は70cmリードをあえて選んで出掛けたのです。


そして。
危うく巻き込まれそうになった事故。



あとほんの少しリードが長かったら、引き戻しが間に合わなかったかもしれなかった。
たかが10cm。
でも、大きな10cmでした。




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きっと。
あなたなんだよね。

私に教えてくれたのは。



「危ないから、気をつけて」



そう。
教えてくれたんだよね。



ありがとう。
ジェリー。


あなたのおかげでエヴィを守れたよ。

これからもお空から見ていてね。


夢にすら出てきてくれないけど、こういう時はサラッと助けてくれるんだよね。

そこがあなたらしいね。


大好きだよー