今回はブラインドパッケージ版の第32弾から、JR西日本の気動車キハ126系2次車(10・1010番台)です。
パッケージ
第32弾はJR東日本、西日本、九州の路線で活躍する新型気動車がラインナップに入りました。
商品情報
・2023年8月発売
・1箱1760円
・動力化台車枠が付属
・ユーザー取り付けパーツが付属
〇鉄コレ32弾ラインナップ
①JR東日本 キハE130系気動車(キハE131形500番台)
②JR東日本 キハE130系気動車(キハE132形500番台)
③JR東日本 EV-E801系電車(EV-E801形)
④JR東日本 EV-E801系電車(EV-E800形)
⑤JR東日本 キハE120系気動車(只見線色)
⑥JR東日本 キハE130系気動車(0番台水郡線色)
⑦JR西日本 キハ126系気動車(2次車・10番台)
⑧JR西日本 キハ126系気動車(2次車・1010番台)
⑨JR九州 BEC819系電車(クモハBEC819形)
⑩JR九州 BEC819系電車(クハBEC818形)
JR東日本からはキハ120・130系が、JR九州のBEC819系とそれをベースに開発したEV-E801系、西日本からは28弾で登場したキハ126系0・1000番台の増備車の2次車(10・1010番台)が登場しました。
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット TM-15(20m級A3※全車)
・走行パーツ TT-04R(グレー)
・パンタ TOMIX 0246 PT-7113-D(③と⑨)
レビュー
〇益田方面先頭車 キハ126-13
キハ126-13
山陰本線鳥取‐米子間、因美線の鳥取‐智頭間、境線の境港‐米子間の高速化事業の一環で2003年に登場しました2次車になります。運用線区の事情を考慮し、両運転台のキハ121形も同時に登場しました。
車体はシンプルな四角い箱型で、正面も切妻型。トイレが設置されている車両です。
1次車(0・1000番台)と異なり、ボディはフラットからビードが入りました。
正面
正面は切妻型。外周は銀色で、他の部分はグレーとなります。窓下には逆三角形のような赤帯、貫通扉部分には細い赤帯とJRロゴが印刷されています。
貫通幌部とワイパー部分は銀色で塗装されていて、行き先表示は普通出雲市が印刷済み。ライトユニットは無着色となっています。
貫通幌部は固定用の金物がモールド表現されています。細かいですね。
側面
側面は2扉で、銀色ベースで窓下には青と赤の帯が入り、車番、行先、ロゴが印刷済み。ドア脇には半自動スイッチがモールド表現されています。
防音・防振対策のため床面の構造が見直されて18㎜高くなりましたが、扉の高さを1次車と共通とするため扉付近の床にはステップではなくスロープを設けているのが特徴的です。
1次車では両運転台化改造を行いやすいよう車端部の窓割を前位・後位側で共通化するため乗務員室扉も省略されていましたが、2次車からは乗務員室扉が設置されました。
表記印刷
とてもきれいに仕上がっています。行き先表示はワンマン・普通・出雲市となっています。
車番が小さいのは相変わらず。車いす・ベビーカー表記、ドア下の黄色帯も印刷済み。
妻面
妻面は窓が大きく、ガラスパーツが入っています。1次車では両運転台化改造が行いやすいように車体と妻面の接合方法がボルト止めだそうですね。
屋根
クーラーは銀色で塗装され、1次車と異なり分散型クーラーとなり2基搭載されています。
屋根の汽笛や信号炎管アンテナはモールド表現となっています。
屋根上機器類
アンテナや排気管のモールドが細かく1次車同様に妻面側にもアンテナや信号炎管の台座がモールドされています。
床下機器
エンジン部は車体中央部にもパーツが取り付けられており、奥行きのあるよりリアルな表現方法がとられています。
外販側の床下機器の隙間から奥に機器が見えるようになっているのがまたいいんですよね。
スノープラウ
スノープラウは台車カプラー部に取り付けられています。
〇境港・浜坂寄り先頭車 キハ126-1013
キハ126-1013
キハ126-1013です。こちらはトイレなしの車両となります。
正面
正面です。
側面
側面です。床下機器類はキハ126-13と同じでエンジン部は車体中央にも取り付けられています。
妻面・屋根はキハ126-13と同じなので割愛。
1編成導入
2019年に1次車が製品化されてから4年。2次車が登場したので開封売りがあったので即購入。
今年の5月には両運転台のキハ121がオープンパッケージ版2両セットで登場します。
連結可能にして遊びたいですね。
↓1次車の過去記事になります。